エギーユ・デュ・ミディ モンブランの展望台へロープウェイで

 ルックJTBの「ヨーロッパアルプス4大名峰と氷河特急 爽快!感動!スイス・フランス大自然紀行9日間」というツアーに参加し、まずはエギーユ・デュ・ミディを訪れました。
 フランスのシャモニー(Chamonix-Mont-Blanc)からロープウェイの乗り継ぎとエレベータでピークの展望台を訪れることができます。



25日夕食後のエギーユ・デュ・ミディのアーベントロート

【山 名】Aiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)(ミディ針峰) 3842m
【山 域】アルプス山脈 モンブラン山系
【水 系】ローヌ川支流アルヴ川水系
【所在地】フランス ローヌ=アルプ地域圏(2016年1月1日以降はオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏) オート=サヴォワ県
【山行日】2013年7月25日(木曜日)
【行  程】シャモニーから
7月23日(火)
 豊川 ==(タクシー)== 国府駅 ##(名鉄)## 中部国際空港 ++(ANA)++ 成田空港 ==(送迎バス)== 東横INN(泊)
7月24日(水)
 東横INN ==(送迎バス)== 成田空港 ++(ルフトハンザ航空)++ フランクフルト ++(ルフトハンザ航空)++
  ++ ジュネーブ ==(バス)== シャモニー(泊)
7月25日(木)
 レ ゼグロン ---- 駅 #### エギーユ・デュ・ミディ #### 駅 --(市街地散策)-- 昼食 ==== アヌシー散策 ==== レ ゼグロン(泊)
【人  数】15人
【天  候】霧または曇
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ フリーロード3 VS-1(2013.02.11購入\4,482)、
 薄手ショートソックス、ユニクロ スタイルアップ カーゴズボン 綿70%・レーヨン27%・ポリウレタン3%、
 布ベルト Gevaert Wリングマートンライン グレー&黒 吉田(株) 日本製 2,415円(2013.06.22ゼビオで購入)、
 眼鏡、Coleman 濃赤TREK DAYPACK 45cm. 25L 520g ナイロン(2013.05.25購入\4,482)、
 here's グレー半袖Tシャツ(綿100% 中国製 イトキン)、
 ユニクロ綿100%シャンブレーインディゴ染め青色長袖シャツ(中国製、\1990、M)、
 TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース、
 藤田光学クリップ式サングラス偏向タイプ(途中から)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 デジタルカメラ:SONY α350+2.8/100 MACRO(首から提げて歩く)
 入籍したのが12月末。結婚式やちゃんとした披露宴などはせず(親戚集めての食事会のみ)、でも新婚旅行として海外へは行きたいと思っていました。行き先はヨーロッパ。登山が趣味なら、やはりスイスでしょう。ただ、結婚相手は登山の素人。アルプス登山はできないので、少しのトレッキングのみ。でも、アルプスのピークへはロープウェイなどが発達しているため、ほとんど歩かなくても行けてしまうところがいくつかあります。その一つが、エギーユ・デュ・ミディです。モンブランの展望台というイメージですが、ちゃんとピークになっています。ミディ針峰と言うだけあって尖ったピークです。そのピークへはロープウェイを乗り継いで、さらにエレベータで上がれます。針峰なので、エレベータでしか上がれないと言った方がいいかもしれません。

 フランスも行きたい国です。ただ、パリなどを入れると9日間では足りません。今回は、シャモニーだけにし、アルプス中心の観光としました。

 選んだのは、ルックJTBの「ヨーロッパアルプス4大名峰と氷河特急 爽快!感動!スイス・フランス大自然紀行9日間」というツアーです。時間があれば、じっくり自分で計画し、安く済ませるに越したことはありませんが、そんな暇人ではありません。ならば、パックツアーに申し込み、添乗員付きで案内してもらえれば、最悪、何の下調べもしないでもなんとかなり、それなりの観光ができます。もちろん、それだけではなく、観光ポイントをしっかり回ることができ、さらにガイド付で効率よく観光できます。ツアーの良いところはそういうところです。

 私が最初に海外旅行したのは、ロシアになる前のソ連です。最初は個人旅行を考えましたが、当時のソ連では綿密な計画を提出しなければビザが下りないというふうに聞いていました。ならば、ツアーでも同じではないかと思い、日ソツーリストビューローという旅行会社のツアーに申し込んだのでした。これがなかなかよかったのです。なので、ツアーに対しそれほどの抵抗はありません。ただ、自由行動が取れなかったり、お任せしてしまうために、苦労するという海外旅行の醍醐味が味わえないというデメリットもあります。もし次回、スイスなど、同じようなところに行くなら、きっと個人旅行にするでしょう。でも、久しぶりの海外で、土地勘もないヨーロッパの最初だけは、ツアーで効率よく観光することにします。

 一方、観光地を超特急であちこち見て回るという慌しい旅行は好きではありません。できるだけのんびりもしたいという気持ちがあります。そこで、1つのホテルに2泊ずつするツアーが今回申し込んだツアーだったのです。これぐらいなら、効率よく、かつ多少はのんびりできるかな、と思ったのでした。実際にはそれでも結構ハードでしたが。

 金額は、天下のJTBなので、安いはずはありません。最少2名から催行されるツアーで、549,000円+空港税約11,400円で、計560,400円です。二人で、計1,120,800円です。ただ、早特の割引があり、早く申し込むと多少安くなります。出発の120日前までだと20,000円引きでしたが、それには間に合わず、90日前までで10,000円引きとなりました。ただ空港税がパンフレットの見積りよりも若干高くなり、国内空港税2,540円+海外空港税10,220円となり、合計12,760円となりました。よって支払った合計は二人で、1,103,520円となりました。さらに、ドコモのキャンペーンで、5%分+200ポイントがつきます。

 まずは準備です。スーツケースは大きすぎるものと小さすぎるものしかなく、ちょうどよい大きさのものがありません。今のスーツケースはかなり軽量になっているようなので、それを購入したいと思います。名古屋へ行ったとき、名古屋ドーム前のイオンで購入しました。イオンのブランドのようです。軽量で、ベコベコです。こんなんで大丈夫なのでしょうか。まあでもこの軽さは魅力的です。これにしました。

 トレッキングのためのデイパックも必要です。普段使っている安物がありますが、一つはショルダー部分がちぎれてしまい、廃棄しました。別の安物もありますが、これは内側の生地が剥がれかけています。仕方なくその前のを再び使っているのですが、これは長持ちするいいものですが、どうも背負い心地が私には合わないのです。ということで、新品を一つ買うことにします。これも名古屋のイオンで、コールマンのものがあったので、それにしました。本当は、登山用品店へ行って、そこから選ぶのが一番いいのでしょうけど、あまり時間もありません。コールマンならまあ大丈夫かな、と思ったのと、最悪でも一度の海外旅行で使用できれば問題ないかな、という気持ちもあり、ここで買ったのでした。

 他は、ズボンです。登山用のズボンは持っていますが、いかにも登山用で、町歩きにはちょっと抵抗があります。ということで、この際、町歩き兼用としても十分見栄えの良さそうなものを購入することにしました。これは、豊橋のゼビオへ行ったときに購入しました。色はいかにも登山用ですが、比較的スラッとしているので、町歩きでもそれほど違和感はありません。伸縮性もあり、今のよりもはき心地もいいです。御嶽へ登って登山としても十分かどうかを確認しました。ただ、ベルト通しの部分が2つしかなく、普通のベルトを通すようにはできていません。かといって、備え付けのベルトもついていません。問い合わせる時間もないので、そのまま、普通のベルトを通して歩きました。まあなんとかなったので、そのままスイスへもこれをスーツケースに入れていくことにしました。このときしたベルトもゼビオで買ったものです。

 ウィンドブレーカーもゼビオで購入しましたが、結局、スイスへは普通のカッパの上だけを持っていくことにしました。いかにもカッパですが、まあいいでしょう。山の上でしか着ないつもりですから。町では折りたたみ傘があります。

 そして、ドライヤー。宿泊するホテルにドライヤーが備えられているかどうかがわかりませんでした。ならば、海外でも使用可能なドライヤーが必要となります。変圧器と電源プラグを買うという手もありますが、エディオンで確認すると、変圧器は、ドライヤーの使用ができないようです。電力が大きいからでしょう。ということで、200V系でも使用できるドライヤーを購入しました。電源プラグも1つついています。これでスイスではほぼ使えるでしょう。ただ、スイスではもう1タイプあるような記述も目にします。念のため、そちらの電源プラグも買っておきます。安いし、軽いので、2つ買って持っていても気にならないほどです。結局、最初からついていた電源プラグだけで、全てのホテルで対応できましたが。ただ、ドライヤーは出発直前に、添乗員の連絡先がわかってから確認すると、ドライヤーは全てのホテルについていることは確認できたのでした。それでも持っていきました。せっかく買ったのですから、出力が弱かったりしたときには使用できると思ったからです。ただ、これもどのホテルもかなり強い電力で、持っていったドライヤーの出番はありませんでしたが。出力が弱いのは日本だけなのでしょうか。

 情報収集は、『地球の歩き方』を購入したぐらいで、中身はちょっとつまみ読みをした程度です。あと、友人でスイスに行ったことのある人が何名かいて、そのうち大学ワンゲル時代の同期は、2回も行ったようです。お土産にお勧めなのが、ヴィクトリノックスのピーラーを含めたナイフ類とCOOPというスーパーの料理の元だといいます。ピーラーは、彼のお土産で私ももらいました。重宝しているので、私も他の人へのお土産に買う第一候補にしておきます。

 会社の同期は、過去1回行って、この夏に2回目のスイスへ出かけるといいます。私よりわずかに後です。彼からは、「スイス政府観光局」へ資料請求すると送料のみで何冊かの冊子を送ってくれることを聞き、すぐに申し込みました。送られてきた資料は結構よくできていて、『スイスの花の旅』なんていう私好みの本までありました。また、るるぶのガイドブックも彼からもらいました。これもなかなか重宝しそうです。

 7月23日(火)に中部国際空港セントレアから成田へ向かうのがツアー出発前の日程です。会社は、月曜も休みにしています。本格的な準備は、土日月で行いました。自宅から駅までのタクシーの予約もしました。成田で泊まるホテルも事前に予約しました。すぐに予約すればよかったのですが、まだ日数があると思い、しばらくしてから楽天トラベルで検索すると、近くのホテルはもう空きがありませんでした。で、結局「東横イン成田空港」としました。自動クレジットカード決済で、6380円です。一人当たり3190円です。プラン名は、「★出張・レジャーに!東横インスタンダードプラン 禁煙ダブル」。

 スイスフランとユーロへの両替もしました。スイスはEUに加盟してませんので、フランスとスイスでは別の通貨になります。フランスは2泊のみなので、ユーロを約1万円。スイスフランは約3万円を両替しました。ただ、これは私ではなく妻にお願いして、郵便局でやってもらいました。ただ、直前に添乗員に聞くと、スイスフランは二人で6万円ほどあったほうがいいと言います。あまりアルコールは飲まないので、二人で5万円でいいだろうと思い、残り約2万円は、セントレアで両替しました。基本的にはクレジットカードを使うことも考え、現地のホテルでも両替できることを期待して、ある程度抑え気味に両替しました。現金は、スーパーなどでの使用を考えていましたが、添乗員が言うには、食事のときのドリンク代が必要とのことでした。

 23日の朝、予約した豊鉄タクシーで名鉄国府駅まで行き(運賃840円+迎車料110円)、クレジットカードで支払います。電車は座席指定は取らず、自由席で、神宮前駅で乗り換え、中部国際空港まで行きます。神宮前までは座れず、立ったままです。気分も悪くなってしまいました。

 セントレアに到着し、まずは両替をしました。「夏の優遇レートキャンペーン 2013年7月1日(月)→8月31日(土)」と書いてあり、ユーロとスイスフランが両替手数料5%OFFとなっています。ここではスイスフラン約2万円を両替するつもりなのでラッキーです。なぜ両替可能な24の通貨(表示してあるもの)のうち、ユーロとスイスフランだけを手数料割引しているのかはわかりませんが。ただ、事前に郵便局で両替しておいたレートとほぼ同じぐらいだったと思います。



セントレアで2万円(追加分)をスイスフランに両替しました

 その後、昼食をとりに行きます。途中で、マイレージの勧誘を受けます。マイレージには入ってなかったので、ANAのマイレージカードを作ることにします。今回のマイレージも仮のカードでつけることができるとのことで、ラッキーです。(結局、使わずマイレージは消滅してしまいましたが)

 まだ食べたことのない「まるは食堂」に入ることにします。セントレアへは空港がオープンして少し経った頃に昼食をとりに訪れたことがあり、そのときは、まるは食堂はかなり混雑していて断念していました。でも、今回は、平日の昼前の11:40頃ということもあるのでしょうけど、それほど混んでいないようです。少しの待ちで済みます。待っている間にメニューを見て、注文もしました。私は1280円のセントレア定食、妻は同じく1280円のエビフライ定食にしました。エビフライ定食はエビフライが2つで、セントレア定食はエビフライが1つと刺身です。あとは同じです。



まるは食堂 空港の中に町並みがあるように見えます

 スーツケースは入口のスペースに置いておくことになっています。エビフライは大きめです。刺身はハマチとヒラメ。ネタの味はまあまあですが、コストパフォーマンスはちょっと悪めでしょうか。セントレアにあるのと、まるは食堂のブランドからすると当然かもしれません。



セントレア定食 1,280円



「セントレア定食」の刺身(ハマチとヒラメ)



エビフライ定食 1,280円



まるは食堂の箸袋

 食事の後はラウンジで、コーヒーを飲みます。妻がアメックスに入っているので、プレミアムラウンジセントレアに入ることができました。入ったのは昼の12時半頃です。ホットのアメリカンを飲みました。缶のキリントマトジュースもあり、これはおいしかったです。照明は暗めで、飛行機に乗る前にゆったりできる空間でした。



プレミアムラウンジセントレアでコーヒー



キリン 信州産ストレートトマトジュース



セントレアの管制塔が見えました

 全日空のチェックインを済ませ、手荷物検査を受けます。パソコンやポケットの中身を出してトレイに載せます。その状態でゲートを通るとブザーが鳴りました。たぶんベルトでしょう。バックル部分がしっかりした鉄なのです。ベルトを外すと通れました。搭乗口GATE9前で少し待ち、14:35発のANA340便に搭乗します。ただ、少し遅れてたようで、少し余分に待たされました。



建物内から全日空の2機を見ました



窓際の通路



建物と全日空機がつながれています



滑走路には全日空のプロペラ機もいました



全日空機に混じり日航機もいました



ANA340便はこれかな



電光掲示板

 成田に到着し、まずは夕食とします。宿泊する東横インでも夕食はとれるようですが、500円でカレーかパスタしかないとのことです。ならば空港で少し早めですが、夕食を済ませることにします。第1ターミナル4Fの飲食店街で見つけた喫茶店のような、でもメニューが豊富で和食もある、ロイヤルという店に入りました。中に入ると、店内はかなりの広さがありました。



成田到着後



JAL



ANA2機の向こうにはタイ国際航空やエアカナダなどの航空機が見えます



成田到着通路



スーツケース受取



成田国際空港内



成田国際空港 第1ターミナル南ウイング(国際線)案内



「ロイヤル」のメニュー



食べたのは、「ロイヤル」の「2013 料理長おすすめメニュー」の中の1つです

 テーブルの横にスーツケースを置き、店員が汚れ防止の布カバーをしてくれました。注文したのは、二人とも「和風お好み御膳」(1,575円)です。やや小さめの海老天が2つあり、皮ごと頭からしっぽまでそのまま食べられました。漬物も美味しかったです。店を出たのは17時半頃です。空港のドラッグストアオオモリでPETボトルの爽健美茶(\120)を買い、「ベーグル&ベーグル」という店で、ベーグル(160円)とマフィン(260円)を1つずつ買って、夜、腹が減ったときに食べようとしました。実際に食べたのは、時差で1日が31時間となったシャモニーの夜でしたが。



スーツケースに布カバーを掛けてくれました



「ロイヤル」の「和風お好み御膳」(1,575円)



「ロイヤル」のおてふき



「ロイヤル」のレシート クレジットカードで支払いました



「BAGEL&BAGEL 成田空港第1ターミナル店」で買ったベーグルとマフィン

 空港からホテルまでは無料送迎バスに乗ります。結構大きなバスです。ホテルまでは意外と距離があります。ホテルの周辺はわずかに店のようなものがありますが、他はほとんど何もない感じです。チェックイン後、少しだけ周辺を歩きました。



東横インの無料送迎バスに乗ります



無料送迎バスからの空港外観(北ウイング)



東横INN



ホテル内

 部屋はかなり広いです。東横インのイメージは普通のビジネスホテルです。でもここは全然違います。その割には宿泊料金も高くはないです。



部屋のダブルベッド

 朝の出発は、7時発の無料送迎バスです。それまでにホテルで無料の朝食をとります。朝食は6時半からです。それまでに出発の準備を全てし、スーツケースをフロントに預け、そのまま出発できるようにして朝食をとります。バイキングになっていて、味噌汁、ウィンナー、マカロニサラダなどをとります。パンも少し食べました。ご飯は白米ではなく五目御飯になっているのが嬉しいです。ジュースと食後のコーヒーもいただきました。そして、予定通り、7時発の送迎バスに乗ることができました。朝食の時間をもう少し早くから始めてくれれば、こんなバタバタしなくていいのですが・・・



朝食バイキング 私の盛り付けは汚いので写真は妻のもの

 バスで空港の第1ターミナルへ行き、JTBツアーの集合場所へ行くと、既に参加者が何人かいて、順次受付をしていました。我々もすぐに受付をして、現地ガイドのためのイヤホンなどをもらい、ルフトハンザのカウンターでチェックインします。ところが、チケットがあるはずだということで、JTBのカウンターへ連絡してもらいました。するとチケットを渡し忘れていたらしく、スタッフが持ってきてくれました。



空港に到着



「成田国際空港 Narita Airport Terminal 1」



「LOOK JTB」の受付カウンター



ルフトハンザのチェックインカウンター



南ウイング出発便の案内と2020年東京オリンピック招致のANA所属卓球福原愛選手

 

9:45発 フランクフルト行 ルフトハンザドイツ航空 LH711便 の表示(日本語と英語)



エバー航空(EVA AIR、長榮航空)は台湾の航空会社のようです



エバー航空機の後ろに、中国国際航空、オーストリア航空、シンガポール航空の尾翼が並んでいます



2階建てのタイ航空機



中国国際航空(AIR CHINA、中国国際航空公司) Airbus A320-214



オーストリア航空機



スイス インターナショナル エアラインズの航空機もいました



中国国際航空(AIR CHINA、中国国際航空公司) Boeing 737-89L 牡丹の特別塗装機



全日空 スターアライアンス塗装機

 手荷物検査は、またブザーが鳴り、ベルトを外してパスしました。このツアーにはラウンジ利用券もついています。利用できるラウンジはユナイテッドです。添乗員にゲートの近くだと言われ、搭乗するゲートの近くまで行くと、1階上にラウンジがありました。中に入り、チケットを見せると、ここではないと言われました。10分ほど戻った31番ゲートの近くとのこと。ほとんど戻らなければなりません。それでもあきらめず戻ります。時間もありますし。

 8:40頃、ようやくラウンジに入ることができました。セントレアで入ったラウンジと比べると比較にならないぐらい立派です。どれぐらい広いのかもわからないぐらいで、提供されるものも、鮭おにぎりやサーモンの巻き寿司など、朝食の代わりにもなるほどです。フルーツや枝豆もありました。飛行機が見える窓も大きく、明るい窓際に座って、コーヒーも飲んでゆっくりできました。



ユナイテッドのラウンジからは飛行場の様子も見えます



ユナイテッドのラウンジ内は広々としています



ルフトハンザドイツ航空 総2階建ての超大型旅客機 Airbus A380-800 乗ったのはたぶんこれ

 搭乗口前で添乗員と参加者が集まり、搭乗します。座席はばらばらです。ただ、申込み者同士は隣同士で、さらに窓側か通路側か選べたので、窓側を選択しました。普通はトイレなどへ出やすいので通路側を選択する人が多いと思いますが、窓からの景色を見たいと思うのでそうしたのです。それにラッキーなことに通路側は空席となりました。斜めになって足を伸ばすこともできました。

 機内ではドリンクと機内食2回と間食が出ました。映画も見ることができますので、往路は『のぼうの城』を見ました。野村万斎の演技はやはり目をひきます。ただ、やっぱり機内での映画鑑賞はあまり集中できません。途中、眠ることもあまりできず、パソコン作業をしました。東三河山ぽ会で発行する記念誌の原稿作成です。「本宮山の植生」について書き、これはかなりはかどりました。



機内で出された、さけおにぎりとドリンク

 

機内食



主翼のすぐ後ろの席でした 着陸の少し前

 ドイツのフランクフルト(Frankfurt am Main)で乗り換えて、スイスのジュネーヴ(Geneve)まで行きます。ジュネーヴからはJTBのチャーターした貸切バスで国境を越え、フランスのシャモニーまで行きます。つまり、この日は、日本→ドイツ→スイス→フランスと移動したのでした。もっとも、この日は24時間でなく、確か時差が7時間のため、私にとって7月24日は31時間でした。シートベルトをすることになっているからお願いしますとのことでシートベルトをします。まずはジュネーブ市内の様子をバスの窓越しに写真に撮ります。レマン湖(Lac Leman)の高く上がる噴水なども写真におさめます。高さ140mで世界一だとか。この日は風もあり、そこまでは高く上がってないとのこと。風で散乱した水滴で虹も見えました。国境だけは写真撮影禁止になっているので控えてくださいとのことでした。



フランクフルトに到着



フランクフルト空港内を移動



ジュネーヴは、ドイツ語で、"Genf"



フランクフルト空港内の案内表示



フランクフルト空港内の搭乗案内 ほとんどLH(ルフトハンザドイツ航空)



フランクフルト空港内には犬連れ(盲導犬?)の人も 犬の口にはガードが取り付けられています



身障者用の電動車でしょうか



ジャガー Fタイプの展示車



フランクフルト空港周辺にて プレッツェルもぶら下がっています



Frankfurt Airport Center



ジュネーヴ行きの航空機に搭乗するため空港内をバスで移動します



TAM航空機(ブラジル)がとまっていました



Lufthansa CityLine(Lufthansa Regionalという地域航空連合の1つ) の航空機に乗ります ルフトハンザドイツ航空の子会社です



LSG Sky Chefs(トラック) は、世界最大のケータリング会社で機内食を提供しています



2連式バスを降りて飛行機へ バス表示の "flughafen Frankfurt Main"は、「フランクフルト空港」



タラップから飛行機へ乗り込みます



離陸前の機内の様子



主翼先端は立ち上がっています(=ウィングレット)



機内食



着陸前、湖の上を飛んでいるようです レマン湖でしょうか ジュネーヴはレマン湖の南西端にある都市です



ジュネーヴ空港の搭乗案内



ジュネーヴ空港内



ジュネーヴ空港からシャモニーへはバスで移動 バスはHelveCieというジュネーヴのバス会社 車体はBOVA



右折すると、ベルニエ(Vernier)へ バックミラーには運転手の顔もちらっと見えます



ジュネーヴ中心街方面へ向かうと正面には縞々模様の山が見えました サレーヴ山というフランスにある山みたいです 採石のために縞模様になったのでしょうか 見た目は縞枯山に似てますね



天気がいいと正面の雲の中にはモンブラン方面のアルプスが見えるはず



ジュネーヴ市街地の建物



Lihsa(Lignes Interurbaines de Haute-Savoie)のバス(スイスのジュネーヴ州などと隣接し、フランスのシャモニーやアヌシーなどを含むオート=サヴォア県のバス)



ジュネーヴといえばこの大噴水(Jet d'Eau) レマン湖の南西端にありローヌ川への出口付近となります



大噴水の脇にはたくさんのマストが見えます



バスのフロントガラス越しに市街地を見ます



時計塔がありました



形のいい山が見えました ATMB(Autoroutes et Tunnel du Mont Blanc)の看板も

 添乗員はバスに乗っている間、ずっと解説など、しゃべりっぱなしでした。スイスは物価が高く、フランスから国境を越えてスイスで働いている人がいるなどの話もしてくれました。乗っているバスの運ちゃんもフランス人でスイスの会社で仕事をしているようです。既に周辺には高い山が見え、雪山も見えました。フランスに入り、シャモニーに近づくにつれ、アルプスの山々が間近に迫ってきました。ちなみに、日本では「シャモニー」と一般的には呼ばれていますが、正式名称は、「シャモニー=モン=ブラン」です。



積雪の残る山も見えてきました 「130」の文字は、制限速度130km/h ということでしょうか



真っ白な山も見えてきました



高速道路(ATMB)の料金所だったと思います



前方に高い山が立ちはだかっています



雪混じりの岩山が見えました



道路脇に見えた山



岩肌が露出した山



夕日のあたる岩山



形のいい岩山が次々と現れます



雪山も間近に迫ってきました



これも形のいい岩山



ズームアウト



さらにズームアウト



先ほどの山の右にはこんな山も連なっています



全体としてはこんな感じ



氷河の末端 年々氷河は短くなっているそうです

 ホテルは、ペルラン道路(Route des Pelerins)とクルマヤール通り(Avenue de Courmayeur)とのロータリー交差点の角にある「LES AIGLONS レ ゼグロン」というところです。到着したのは現地時間で20:50頃。まだ昼のように明るいです。時差がある上に夜9時過ぎまで明るいと感覚が狂ってしまいます。ホテル内からはモンブラン山群が見えます。白く雪を被った山がモンブランだと聞きましたが、後日、調べると、正確にはモンブラン山群のドーム・デュ・グーテ(Dome du Gouter 4,303m)というピークのようで、その右に見える尖ったピークはエギーユ・デュ・グーテ(Aiguille du Gouter 3,817m)というピークのようです。翌日訪れる予定のエギーユ・デュ・ミディも背後にくっきり見えました。機内食を食べてからかなりの時間が経っていますが今日の夕食はありません。ちょうど成田で購入したパンが残っていたのでそれを食べました。時差が7時間で、1日が31時間になり、長い1日となりました。でも、時差ぼけなのか海外旅行の緊張もあってか、ほとんど眠れなかった気がします。



HOTEL LES AIGLONS



レ ゼグロンの斜向かいにある建物



レ ゼグロンのテラス エギーユ・デュ・グーテが見られます



アーベントロートのドーム・デュ・グーテ(左の丸く雪をかぶった山)とエギーユ・デュ・グーテ(右の尖ったピーク)



翌朝訪れる予定のエギーユ・デュ・ミディ



ズームイン



ホテル内からもドーム・デュ・グーテとエギーユ・デュ・グーテが見えます



部屋にはエビアン(evian)などがありました スイスでもフランス語圏だからでしょうか



浴室はこんな感じ



オイルヒーター



ベッド

 翌日の朝食は7:15からバイキングです。添乗員の大澤さんがロビーで待っていてくれて食堂の手前右側だよと案内してくれました。チーズやハムなど種類豊富で朝食としては満足できるものでした。ロビーに8:20集合で、ぎりぎり遅刻はしませんでしたが、参加者14名中、我々が最後でした。



部屋の電話機とevian



朝食 ハムは何種類かあります



ホテルの食堂



ホテルから ル・ブレヴァン(Le Brevent)方面を見る



ル・ブレヴァン(Le Brevent)(2525m)にはロープウェイの駅があります



エレベーター 上は3階まで(0階があるので4階になるのかな)、下は地下2階まで

 最初の目的地がエギーユ・デュ・ミディです。エギーユ・デュ・ミディという名前は、山岳雑誌で学生時代から知っていましたし、"AIGUILLE"という「ニシザワ」の山スキー板も愛用していました。そういう意味ではちょっとした縁のある場所です。

 エギーユ・デュ・ミディ周辺の雪はどこへ流れていくかを帰宅後しばらくして調べてみると、シャモニーを流れるアルヴ川が西進し、ジュネーヴで、レマン湖からのローヌ川に合流し、リヨン(Lyon)を通り、南下し、アヴィニョン(Avignon)、アルル(Arles)を通り、地中海に出るのでした。こういうことを地図で確認するだけでもロマンが感じられます。

 ロープウェイの駅までは大した距離ではなく歩いて行きます。後日、Googleマップで見ると、レリ通り(Rue du Lyret)を300m程度でしょうか。駅はすでに超満員です。駅舎からあふれるほどです。ただ、それでもまだ早い時間だからか、もっと混雑しているときは今の比ではないそうです。予約はしてあるそうで、添乗員が手続きをします。その間、我々は駅舎の外で写真を撮りあったりしていました。



左下がロープウェイの山麓駅でロープが中央の高みへとつながっています



山麓駅です 背後の尖峰が気になりますが名前はわかりませんでした



雲は多めですが、現時点ではドーム・デュ・グーテとエギーユ・デュ・グーテが見えます



駅舎



CABINE No.16



クライミングで傷だらけになったカシオのTWIN SENSORをまだ使っています 標高940mとなっています



Telepherique Aiguille du Midi (エギーユ・デュ・ミディ索道)

 券と順番の番号札を持って列に並びます。番号札で乗る順番が決まります。予約がなければもう少し番号が遅くなるようです。他のツアーもいて、昨日天気が悪かったので今日の予定はフリーだけど、みんなでまた来たということで、ただ予約していないので、早くから並んだと聞きました。我々は早めに乗れましたが、それでもしばらく待ちました。普通に乗ると往復50ユーロ(約6,500円)のようです。



Depart Boarding 16(出発搭乗 16) 順番が来たようです



ゴンドラ



ゴンドラ到着

 70人乗れるという大きなゴンドラに乗って、途中駅(プラン・ド・レギュイユ( Plan de l'Aiguille )駅)で乗り換えます。途中駅の標高は2317m。山麓駅は1030mですから、標高差は、1287mとなります。所要時間は8分00秒と書いてあります。1時間あたり600人を運べるとも書いてあります。乗り換えの駅までは外をわずかに歩きます。ロープウェイの最後はかなりの急傾斜で駅に到着します。さらにそこからわずかに歩いてエレベータでエギーユ・デュ・ミディの最高地点まで行きます。標高は、エレベータの下で3,776m(富士山剣ヶ峰と同じだ!)、上で3,842mです。高山病が心配ですが、あまり激しい動きをしなければ大丈夫です。緊急用の酸素ボンベらしきものも置いてありました。フリースなども着て、防寒対策もします。展望台に到着し、少しして帽子とサングラスもしました。残念ながらガスがかかって、西ヨーロッパ最高峰のモンブラン(Mont Blanc)山頂(標高4,810m)は見えません。それでも少し待つと、ガスがきれてわずかにまるい山頂部(このときはモンブランだと思っていましたが、ドーム・デュ・グーテだったと思います)が見えました。登山の格好をした人もいます。ロープウェイの駅から歩いていけるようです。でも、いきなりこの標高で歩くとかなり呼吸が苦しくなりそうです。私は絶対高山病になるだろうと思いました。今回でも酸素が少ないのは感じました。ただ、今日のために日帰りながら木曽駒の千畳敷御嶽に登ったりもしたので、少しは効果があったかもしれません。大学生時代のワンゲル同期がモンブランに行ったけど苦しかった、と言っていたのを覚えていますが、きっとロープウェイを使っていきなり標高の高いところから歩いたからだろうと思います。ちなみにモンブランはフランス語で、イタリア語では、モンテ・ビアンコ(Monte Bianco)と言い、やはり、「白い山」の意味です。



もうすぐ中間駅



中間駅からの景色

 

中間駅から見る上部のロープウェイ



ゴンドラ内から見るエギーユ・デュ・グーテはピークにガスがかかっています



氷河っぽい雰囲気



ロープウェイを降り、トンネル状のところを進みます



岩場ですがガスがかかっています



最後はエレベーターに乗ります



エレベーター用の何かでしょうか 日本だとこういうのは隠しちゃうんですよね



表示は、気温0℃でしょうか



エギーユ・デュ・ミディ山頂の塔



「AIGUILLE DU MIDI Alt. 3842m. 12602 Ft.」の看板には登山用品ブランドのシールがいくつも貼ってありました



看板の前で記念写真



こんな建物もありました





足下を見る



標高は3850mと、ほぼ標高通りの数値を表示しています 紫色のフリースを着込んで



"EXTINCTEUR"と書いてあります。「消火器」のフランス語のようです。

 下りの集合はロープウェイの下です。それまで時間があります。山頂展望台でしばらくガスが切れるのを待ち、何度かうっすら見えたのを最後に下ります。エレベータの下からはイタリア側へも行けるようです。ただ、このときは、エギーユ・デュ・ミディは、モンブラン同様、フランスとイタリアの国境にあると思っていたのですが、帰宅後確認してみると、国境からは少し離れていて、純粋にフランス国内にあるピークのようでした。



エレベーターの最上部は、3842mです。



エレベーターの最下部は、3776mです。



山頂部の建物は岩と一体のように見えます



絶壁に建っています

 トンネルの先にも少し行ったりしてロープウェイに乗ります。乗り場はややこしく案内表示もところどころ不十分に感じました。それでも並んでいる列の最後に到達し、少し待って下ります。



ゴンドラ内からシャモニーを見下ろす



ゴンドラ内からシャモニーとその北西の山並みを見下ろす



ゴンドラ内から見る雪の斜面



ゴンドラ内から見る雪と岩峰

 途中駅で少し外を散策します。高山植物が豊富に咲いていたので、ここぞとばかり、道端の草花の写真を100mmマクロレンズをつけた一眼レフカメラで撮ります。集合時間を見て、そろそろ下ろうと駅へ行くと途中で満員となり次の便になってしまいました。これで5分遅れとなってしまいました。



中間駅プラン・ド・レギュイユにて



ロープウェイの中間駅



ドーム・デュ・グーテとエギーユ・デュ・グーテをバックにロープウェイのゴンドラ



中間駅プラン・ド・レギュイユから岩山を見る



プラン・ド・レギュイユのロバ



ロバは2頭いました



プラン・ド・レギュイユの看板



プラン・ド・レギュイユ駅からの下山待ちの行列



シャモニーを挟んで反対側のル・ブレヴァン(標高2525m) 写真内に少なくとも6機のパラグライダーが舞っています



中間駅にやってきた山麓からのゴンドラ 相変わらず混雑してます



望遠でこんな尖峰も見えました



シャモニーの谷を見下ろす 谷の奥の先はスイスになるのでしょう

 駅の正面は混雑しているので、脇から外に出て、みんなが集合している場所へ行きました。お詫びをして昼食へ出発します。時間的にはまだ余裕があるようです。ここからも歩きです。シャモニーのメインストリートっぽいところを歩き、散策します。昼食をとる店は通りの先の方です。添乗員が店で聞くとまだ少し早いから時間になったら来てくれとのこと。もう少し先まで行き、景色のいいところでのんびりします。氷河の水を集めた川は白緑色に濁っています。アルプスの山はほとんどが石灰分とのことでこの色になるようです。それにしてもこの時期の水量はすごいです。こんな川が町中に流れているのが恐いほどです。きっとそれだけしっかり護岸ができているのでしょう。川の向こうにはモンブラン山群が見えます。もうガスがとれて展望は良さそうです。上空にはパラグライダーがいっぱいです。町の上空も飛んでいます。かなりアクロバチックな飛び方をしている人もいます。日本で見るよりもかなり慣れている感じに見えます。二人乗りはガイドによる有料遊覧飛行でしょう。



下山後に見る真っ白なドーム・デュ・グーテ



下山後に見る真っ白なドーム・デュ・グーテ(中央)とエギーユ・デュ・グーテ(右)



シャモニーを流れるアルヴ川は溢れんばかりの水量です。



踏切を渡ります すぐ近くには、フランス国鉄SNCFのChamonix Aiguille du Midi 駅があります



エギュイユ・デュ・ミディ通(Avenue de l'Aiguille du Midi)りの踏切で振り返ると、針峰群が見えます



ラヴァネル・ル・ルージュ通り(Avenue Ravanel le Rouge)には、SALOMON があります 



果物屋



シャモニーで最もにぎわいのあるドクター・パカール通り(Rue du Dr Paccard)



バイオリンをひいている女性がいました 左端の青い帽子は添乗員の大澤さん



建物の壁



メガネ店



レストラン「La Caleche」 昼食はここで食べます



窓には花が飾られています



レストラン「La Caleche」の入口



建物の外にもテーブルが並んでいます



足元にも花が植えられています



メニューが掲示されてありました



郵便局(LA POSTE)



シャモニーの街をこんな格好で歩きました



正面の建物は、「CASINO」 左には銅像があります



左手前の建物の1階は、レストラン「Le Monchu」、その背後にエギーユ・デュ・ミディ、右奥の建物は、「Hotel Vallee Blanche」



バルマとソシュール銅像 1786年にモンブランに初登頂したバルマ(Balmat)と賞金をかけたソシュール(Saussure)



アルヴ川は半地下になっています

 時間になり、レストランへ向かいます。ドリンクはツアー料金に含まれていないため、自分でオーダーし、支払いも自分でします。アルコールにせず、レモネードを注文します。もちろん温かいものではなく冷たい炭酸のレモン水です。甘くないのが嬉しいです。日本のものはゼロカロリーと謳っているものでも甘く感じてしまうのとは一線を画しています。こういうのがなぜ日本にないのか不思議です。



LIMONADE(レモネード)

 

ランチ



デザート

 さて午後はアヌシー(Annecy)というフランスの地方都市を観光します。オート=サヴォワ県(Haute-Savoie)の県庁所在地でもあります。バスで移動します。バスの運ちゃんは昨日と同じです。添乗員は前半無口です。どうやら眠っていたようです。私はまだ眠ることもできません。時差ぼけは1日1時間ずつ慣れるそうです。つまり、完全に時差ぼけが治るまでに7日間かかる計算になります。こんな時差ぼけを感じたのは初めてです。ヨーロッパは当時のソ連以来ですが、そのときは、シベリア鉄道でゆっくり西進していましたので、ほとんど時差ぼけを感じませんでした。若かったのもあるでしょうか。今では、ただでさえ不眠症気味なので、それも影響しているような気がします。



シャモニーのサンミシェル教会(カトリック教会) Eglise Saint-Michel 背後はル・ブレヴァン



時計塔とミッシェル・クロ通り(Avenue Michel Croz) 右側はレストランのようです



見かけた犬



ムーラン通り(Rue des Moulins)からモン・ブラン広場(Place du Mont Blanc)へ



HOTEL ALPINA 前へ ここでバスに乗り込みます



ボソン氷河(Glacier des Bossons)の末端が見えます



氷河の末端をクローズアップ



ガイヤン道路(Route des Gaillands)からガイヤン湖(Lacs des Gaillands)が見えました



こんな岩山がありました



こんな岩山も テーブルマウンテンという感じです



青空も鮮やかになってきました



尖った岩山



岩の壁が連なっている山



アヌシーの料金所



ローヌ通り(Avenue du Rhone)を通ってアヌシー湖へ

 バスを降りるとかなりの暑さです。少し前までは冷夏だったようで、雨が多かったようですが、ここへきて天気も良くなり気温も急上昇したようです。天気がいいのはありがたいことですが、この暑さは日本となんらかわらないと思いました。そんな中、アヌシー湖(Lac d'Annecy)周辺と旧市街を散策しました。湖は場所によって色が違い、綺麗です。以前は汚れていたそうですが、今は回復したとのこと。駐車場も地下深くに作ったそうです。それだけ環境に配慮した努力をしているとのこと。現地ガイドはアヌシーに長く住んでいる日本人女性でした。以前は日本人が訪れることもなく、日本人が歩いているだけで珍しがられたそうですが、最近はそうでもないようです。歩いていると、日本人か中国人かと声もかけられました。中国人も最近は日本人をしのぐ勢いで世界中、どこへ行っても多いようです。使うお金も日本人などもう比較にならないほど多いようです。



アヌシー湖の駐車場でバスを降ります



アヌシー湖岸には観光客や自転車が走っていました



湖水は綺麗です



対岸の山はヴェリエ山(Mont Veyrier)(1291m)



ティウ川に架かる橋からアヌシー湖方面を見る



ユスタシュ・シャピュイ通り(Quai Eustache Chappuis)から2つのカトリック教会を見る



3つの旗は奥から、EU、フランス、オート=サヴォア県(Haute-Savoie)のもの



アヌシーの市庁舎 アヌシーは白馬村と姉妹都市の関係のようです



サン・モリス教会(Eglise Saint Maurice)



役所の地下駐車場



ジュール・フィリップ通り(Quai Jules Philippe)脇の水路(Canal du Vasse)沿いには多くのボートが係留されています



アムール橋(Pont des Amours)



アムール橋から多数のボートが浮かぶアヌシー湖とヴェリエ山を見る



アムール橋からアヌシー湖と反対側の水路(Canal du Vasse)を見る



アムール橋の上



彼方にはル・パルメラン(Le Parmelan)の岩壁が見えます



湖岸沿いのレ・ジャルダン・ド・ロロップ(Les Jardins de l'Europe)で化学者クロード・ルイ・ベルトレー(Claude Louis Berthollet)の像を見る



湖岸から遠方のラ・トゥルネット(La Tournette)方面を見る 船には「Le Cygne」(白鳥)の文字と絵



アヌシー湖に注ぐティウ川河口付近のナポレオンIII通り(Quai Napoleon III)からアヌシー城(Chateau d'Annecy)方面を見る



アヌシーの観光スポットの1つ 昔の牢獄



sunfreeze というかき氷機(?)のようです ペリエール通り(Rue Perriere)にて

 

アイスクリーム屋「GLACIER DES ALPES」には行列ができています 人気の店のようです

 

ペリエール通りの街並み



こんな感じのところが多くあります



クレープ店の後ろにはアヌシー城が顔をのぞかせています



衣料品店のようです



トンネルのような細い路地



その細い路地を抜けます



そして階段を上がります



さらに上へと続きます



すると旧市街の煙突が立つ赤い屋根の連なりが現れました



眼下の家を見下ろします 天窓もついています



北にはカトリック教会(Eglise Notre Dame de Liesse)も見えます



北西方面にはこんもりした山(La Mandallaz)も見えます



煙突がたくさん見えます



サント・クレール(Sainte-Claire)広場にはロッシュ ボボア(ROCHE BOBOIS)などがあります



レピュブリック通り(Rue de Republique)との三叉路からサント=クレール通り(Rue Sainte-Claire)方面を見る



レピュブリック通りからティウ川上流方面(アヌシー湖方面)を見る



ティウ川沿いのオーベルジュ・デュ・リヨネ(Auberge du Lyonnais)



レピュブリック通りからジャン=ジャック・ルソー通り(Rue Jean-Jacques Rousseau)との角の建物を見る



レピュブリック通りからジャン=ジャック・ルソー通りを見る



川沿いのマダム・ド・ワラン通り(Quai Madame de Warens)は花が飾られています



北側から見る警察署(Police Municipale)とパトカー(ルノー トラフィック)



ジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau)



川と左側のカテドラル通り(Quai de la Cathedrale)



野菜売り場



ティウ川沿いのイル通り(Quai de I'lle)を歩く 右側は昔の牢獄



サン=フランソワ・ド・サル広場(Place Saint-Francois de Sales)



サン=フランソワ・ド・サル広場からアヌシー湖方面を見る



サン=フランソワ・ド・サル広場からアヌシー湖方面を見る 山並みも見える

 バスに戻り、シャモニーへ帰ります。今日の宿泊も昨日と同じです。夕食は19時にロビー集合となりました。この日の夕食はあまり私の口には合いませんでした。それなりに豪華な食事なのでしょうけど、味付けが薄いというか、あまりおいしくありません。フランスは料理がおいしいはずですが、フランスでもスイスに近いこのあたりはしれているのかもしれません。会社でスイスに行った同僚に聞いたときは、スイスはまずいけどフランスはおいしいと聞いていたので、フランスでこれだとスイスはどうだろうとちょっと不安になりました。実際にはこの日の夕食が今回の旅行の中で一番おいしくなかったのですが。



ホテルに戻り、硬貨を並べてみた 2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント



裏面 2ユーロはフランスとドイツ記念硬貨、1ユーロはドイツとスペイン、50セントはドイツ、20セントはアイルランドとスペインとドイツ



ホテルの夕食メニュー「家禽テリーヌ、レッドオニオンチャツネ、鳥肉、ポテトグラタン、タルト」



テリーヌとレッドオニオンチャツネ



夕食 右下はレッドオニオンチャツネ(Chutney d'oignons rouges)



Terrine de volaille (テリーヌ)

 

Coq au vin (鶏肉のワイン煮込み)



Gratin (ポテトグラタン)



Tartelette du moment (本日のタルト)



夕食後のモンブラン(左)とドーム・デュ・グーテ(中央)とエギーユ・デュ・グーテ(右)



夕日に照らされるモンブランにはガスがかかり出しました

 翌日は、スイスへ入国し、ツェルマットへ。翌々日はマッターホルンを見ながらのトレッキングを楽しみました。

 見かけた動物
 キバシガラス


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