アマナ 甘菜
Amana edulis (Miq.) Honda
ユリ科 ユリ亜科 アマナ属
 

花 東三河 2007年4月上旬

 山麓の田んぼの脇に咲いていました。ヒロハノアマナは山で見たことがありましたが、アマナを見たのは写真のときが初めてです。

 ヒロハノアマナは葉の中央にはっきりした白いすじがありますが、アマナは細くうっすらしたすじがあるに過ぎません。また、葉の長さもヒロハノアマナが10〜15cmなのに対し、アマナは15〜25cmあります。

 花茎にある苞は、ヒロハノアマナが普通3個なのに対し、アマナは普通2個です。

 分布は、福島県以南の本州、四国、九州、奄美大島、朝鮮半島、中国東北部となっています。

 同じユリ科のカタクリ同様、鱗茎(いわゆる「球根」)が食用になりますが、アマナはそれが甘いそうです。

 参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)、『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)

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