大川入山 あららぎルート風鈴躑躅 去年は8月に登ったので(2006年の大川入山)、今年は少し時期をずらしてみました。去年同様、あららぎ高原スキー場からの往復です。
6月2日に登った蛇峠山では見かけなかったサラサドウダン(フウリンツツジ)をたくさん見ることができました。
【山 名】大川入山(おおかわいりやま、おおかわいりさん) 【三角点】二等 1907.74m 点名:大川入(おおがいり) 所在地:長野県下伊那郡阿智村 明治35年10月11日埋標 【山 域】南信(恵那山群、木曽山脈南部) 【所在地】長野県下伊那郡阿智村(2005年12月31日までは浪合村)・平谷村 【山行日】2007年6月30日(土曜日) 【行 程】あららぎ高原スキー場から往復 豊川 ==(98.9km)== あららぎ高原スキー場下 ---- 登山道入口 ---- 1520m地点 ---- 恩田大川入山分岐 -- 7:02 9:20 - 9:26 9:43 10:34 12:09 -- 大川入山 ---- 恩田大川入山分岐 ---- 登山道入口 ---- あららぎ高原スキー場下 == 12:46-13:03 13:43 15:48 16:10 - 16:16 ==(11.8km)== 昼神温泉 ==(22.3km)== 道の駅信州平谷 ==== 新城(買物)==== 豊川(合計走行距離:219.1km) 16:31-17:02 17:28-17:52 20:23 【所要時間】6時間44分(含休憩) (登り:3時間20分、下り:3時間7分) 【標高差】約760m 【天 候】曇(晴れ間あり)一時小雨一時霧 気温:26℃(自宅出発時)、30℃(7:50)、22℃(登山開始時)、21.5℃(11:58)、 25℃(山頂)、23℃(下山時)、26℃(昼神)、23℃(平谷)、27℃(帰宅時) 6月30日浪合の気象庁データ:平均気温20.9℃、最高気温27.3℃(12:40)、日照時間5.0h、 平均風速0.6m/s、最大風速3m/s(10:50)、最大風速の風向:北北西、最多風向:北北西 【人 数】1人(単独) 【地形図】1:25,000 浪合(なみあい) (所持のみで使用せず) 【スタイル】皮登山靴zamberlanフジヤマ、薄手ショートソックス+厚手ショートソックス、タオル、眼鏡、 mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、MILLETザック、ウェストバッグ、鈴(途中から)、 mont-bellポリエステル100%(ウイックロン)半袖Tシャツ(日本製)、 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR) 【所持飲料】爽健美茶ヴィーナスホワイト500ml(完飲)、KIRIN ローヤルゼリーのアミノサプリ500ml(完飲)、 サントリービタミンウォーター500ml(約200ml飲む)、サントリーDAKARA 500ml(飲まず) 森永製菓 ウイダーinゼリー エネルギーイン180g(amazon.co.jp)(飲まず)金曜朝刊の降水確率は60〜70%とかなり高かったが、夜の天気予報ではほとんど0。ちょっと後ろ向きになりかけていたモチベーションが復活。夜は蒸し暑いのか、ビールを飲んだのもあるのか、汗をかくほどで、今年初めて深夜にエアコンを作動させた。朝は6時前に目が覚めたが、出発できたのは7時過ぎ。夜中に熟睡できなかったためか、すっきりしないが、窓の外を見るとほぼ快晴。出かけないわけにはいかない。
新城のサークルKで昼食と一緒に、缶コーヒー(アサヒ ワンダ モーニングショット190g、\120)も買って飲む。新城の市街地あたりは盆地状のためか気温は高いことが多いようで、まだ朝8時前だと言うのに、30℃になっていた。ちなみに浪合でのこの日の最高気温は27.3℃で、6月を通しての最高気温でもあった。
スキー場に着くと登山者らしい車は1台。登山靴に履き替え出発。ゲレンデにはシロツメクサとムラサキツメクサが多く咲いている。ヒメジョオンも目立つ。
遮るもののないゲレンデを過ぎて登山道に入ると木陰になりほっとする。少し先で先行者か、登山道を少し外れて山菜採りでもしているようだった。
写真を撮りながらののんびりペースなので、尾根に出る1520m地点でも休憩せずに歩き続ける。途中でお茶を一口飲んだ程度。ベニドウダン(チチブドウダン)が鮮やかに花をつけていた。
左に蛇峠山が見えるが、山頂のアンテナはガスに隠れていた。一時、小雨がぱらつくがすぐにやんだ。標高が上がってきたためか、単に空腹だからか、足が重くなってきたよう。正午前に恩田大川入山への分岐少し手前で腰を下ろしてシーチキンおにぎり(\105)を食べる。
蛇峠山(左)のアンテナはガスに巻かれていた
笹が覆う斜面
登山道脇はマイヅルソウの葉がびっしり
古そうな道標南に向きを変え、一旦下り、登り返す。これが結構長いし辛く感じた。脈も速くなり、10秒で32回を数えた。最近、辛い登山をしなくなってきたのか、単に年齢のためか、こんなに脈拍が速くなったのは過去に記憶がない。
隣の山は皆伐されて笹が覆う裸山になっている
大川入山頂上が近づくそして後ろから単独行者が抜いていった。最後の登りは標高もあって酸素も少し薄くなっているのか、ペースも落ちる。山頂に着くと先ほどの単独行者のみ。虫が多いが、風もそこそこあり、風が吹くと虫もまとわりつかなくなるので、それほど苦労せずに杉浦製粉(株)「たぬきつねころうどん」(\360)とゆでたまごを食べることができた。
先行者よりも先に下山にかかるが、またすぐ追い抜かれた。ガスが風に乗って流されてきた。他に一人、単独行者がやはりあららぎ側から登ってきた。そして、かなり下った、1520m地点でこの単独行者にも先を譲った。下りでも小雨に降られたが、濡れるほどでなく、気温を下げて快適ですらあった。
下山後は、昼神温泉へ。夕食は、道の駅信州平谷の農産物直売所内の食堂で「ラーメンとミニ丼」(\850)を食べた。18時までの営業らしく、結構ぎりぎり。丼の上に乗せるのは選択できて今回は唐揚げにした。味はまあ普通。食後、自販機でにんじんミックスジュースを買って飲む。新城のバローで翌日の食料などを買出ししてから帰宅した。
見かけた動物
ヒメキマダラヒカゲ、ハエ、ウグイス、ホトトギス(声)
見かけた植物
サラサドウダン(フウリンツツジ)、チチブドウダン(ベニドウダン)、オオカメノキ、カラマツ、ウリハダカエデ、ダケカンバ、シラカバ、モミジイチゴ、イタドリ、ツクバネソウ、マイヅルソウ、チゴユリ、ギンリョウソウ、クルマムグラ、ミヤマムグラ、ヤエムグラ、フキ、ニガナ、ハナニガナ、シロバナニガナ、ヒメジョオン、タニギキョウ、キバナノヤマオダマキ、ムラサキツメクサ、シロツメクサ
【大川入山が紹介されている本】 『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース』(章文館)平成18年8月20日初版発行 治部坂コースとあららぎ高原スキー場コースが紹介されています。 楽天ブックス『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース』 amazon.co.jp『長野県中信・南信日帰りの山―120山/188コース』 『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行 治部坂からとあららぎスキー場からの2コースが紹介されています。カラー写真もあります。 『名古屋からの山なみ 東山スカイタワー基点』(中日新聞本社)1991年6月1日発行 あららぎ高原からのルートも紹介されています。 amazon.co.jpで購入できます→名古屋からの山なみ 『分県登山ガイド15 長野県の山』(山と溪谷社)1998年11月30日第2刷 山頂からあららぎ高原へのルートがサブとして紹介されています。 こちらで購入できます→楽天ブックス『長野県の山改訂第3版分県登山ガイド』 『飛騨の山山[国境編]』(ナカニシヤ出版)平成4年3月28日初版第1刷発行 主に治部坂からのルートが紹介されています。 こちらで購入できます→Amazon.co.jp『飛騨の山山〈国境編〉』 楽天ブックス『飛騨の山山[国境編]』 『三遠信の山歩き』(風媒社)1998年7月5日第1刷 治部坂からのルートが紹介されています。 『マイカー登山ベスト30東海版』(七賢出版)1994年7月20日第1刷発行 治部坂からのルートが紹介されています。 『日本の山1000』(山と溪谷社)1992年12月1日2刷 浪合村(現在は阿智村)青木からのカラー写真が載っています。 『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行 山頂部の植生、水系、山名の由来などが紹介されています。 『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷 恵那山群の一峰、と記述されています。
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