バクチノキ(ビランジュ、ビラン、ハダカギ、アコノキ、サルコカシ)
博打の木(博打木、毘蘭樹、毘蘭、裸木、赤の木、猿落)
Prunus zippeliana Miq.
バラ科 サクラ亜科 サクラ属 バクチノキ亜属


 

葉 弓張山脈 2008.4.5

 まず、この面白い名前に興味を持ってしまいます。バクチノキという和名は、樹皮が鱗片状に剥がれ落ちる様を、博打で負けて、身ぐるみはがれるのにたとえたのものだと言います。日本に自生する常緑のサクラ属には、他にリンボクがあるのみです。

 また、この木はサクラ属ですが、ピンと来ないのは、常緑の葉を持っているからでしょうか。ただ、葉の縁に鋸歯があることなどは、いわゆるサクラに似ていると思います。

 写真は、嵩山蛇穴の脇に生えているもので、樹齢100年以上と推定されている個体は、「とよはしの巨木・名木100選」に選ばれています。なお、葉のアップの写真は若木のものです。岡山県で絶滅危惧種に指定されているほか、愛知県、大阪府、広島県、山口県、香川県では、準絶滅危惧種に指定されています。ただ、近年、温暖化の影響か、幼木が多く見られるようになり、分布域が広がっているようです。

 分布は、関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄、済州島となっています。

 参考:『日本の野生植物 木本』(平凡社)

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