ブーゲンビレア(ブーゲンビリア、イカダカズラ) 筏葛
英名:Bougainvillea 中国名:叶子花

オシロイバナ科 イカダカズラ(ブーゲンビレア)属


花 白云山(中国廣東省) 2004.10.16

 中国廣東省廣州市や東莞市ではブーゲンビレアがあちこちに咲いていました。原産は南米というから全て植栽されたものなのでしょう。でも亜熱帯地域のため温室でなく露地でも十分育つのでしょう。廣東省深セン市の市花にもなっているようです。

 3枚の紫紅色の花弁に見えるのは総苞片で、この総苞片に囲まれた中央に3本の筒状の花が延びています。東莞市の河川沿いには総苞片が紫紅色のものだけでなく、赤いものも植えられていました。

 世間一般的にはブーゲンビリアと呼ぶことが多いようですが、図鑑ではブーゲンビレアとなっているようです。属名であるブーゲンビレア(bougainvillea)の由来は、フランスの探検船の艦長ルイ・アントワーヌ・ブーゲンビユ(1729〜1811)にちなみ、発見は同行の植物学者コメルソンだということです。

 沖縄県粟国(あぐに)島を舞台にした映画『ナビィの恋』でも、重要なアイテムとして登場します。庭いっぱいに育てられた鉢植えのブーゲンビリアはブラジルから送られてきた枝から増やしたという設定になっていました。
 ブーゲンビリアを触った奈々子(西田尚美)に「ボーゲンはトゲがあるから気をつけないと」と東金城ナビィ(平良とみ)が言うシーンもありました。

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