ブナ(シロブナ、ソバノキ) 山毛欅
Fagus crenata Blume
ブナ科 ブナ亜科 ブナ属
 

葉・冬芽・樹皮 奥三河 碁盤石山 2007.01.27




樹皮 北遠 五丁坂頭山 2008.4.27

 ブナと言えば、世界遺産に登録されている白神山地のブナ林が思い浮かびます。漢字では、「木」偏に「無」と書きますが、これは、建材などに使えず、役に立たない木であるという意味からだと言われています。ところが、現在では、保水能力に優れていることなどから、とても重要な木として見直されています。

 樹皮には地衣類や蘚苔類が付着して、それが美しくもありますが、本来の樹皮はどんな感じなのだろうか、なんて考えてしまいますが、別名の「シロブナ」からわかるように白っぽい色が本来の樹皮の色のようです。一方、イヌブナの別名はクロブナと言うそうです。

 参考:『葉で見わける樹木』(小学館)、『日本の野生植物 木本』(平凡社)

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