藤原岳 清掃登山

 労山主催の清掃登山に参加しました。コースはオーソドックスに、聖宝寺道(裏登山道)から登り、展望丘まで行き、大貝戸道(表登山道)を下りました。



藤原岳展望丘にて

【山 名】藤原岳展望丘 1140m
【山 域】鈴鹿山脈 鈴鹿国定公園
【水 系】員弁川水系・淀川上流愛知川水系
【所在地】三重県いなべ市藤原町坂本・大貝戸・北勢町別名・滋賀県東近江市(2005年2月11日まで神崎郡永源寺町)茨川町
【山行日】2010年6月6日(日曜日)
【行  程】聖宝寺道(裏登山道)〜大貝戸道(表登山道)
  自宅 ==(県5)== 集合場所 ==(R151)== 豊川IC ==(東名高速道路・伊勢湾岸自動車道・東名阪自動車道)==
  6:36
  == 桑名IC ==== 藤原町駐車場 ---- 聖宝寺 ---- 長命水 ---- 六合目 ---- 八合目 ---- 藤原山荘前 --
                       -9:07                   -9:40    10:33-10:38  11:01-11:08   11:45-13:01
  -- 展望丘 ---- 藤原山荘前 ---- 八合目 ---- 五合目 ---- 登山口 ---- 藤原町駐車場 ==== 桑名IC ==
  13:13-13:22       -13:43       -14:17   14:41-14:47    15:27-       15:39-
  ==(東名阪自動車道・伊勢湾岸自動車道・東名高速道路)== 豊川IC ==(R151)== 集合場所 ==(県5)== 自宅
                                                                         18:12-18:23           18:46
【山行時間】6時間32分
【標高差】約1000m
【人  数】12人
【天  候】晴または曇 21℃(自宅出発時)、23℃(帰宅時)
     6月6日桑名の気象庁データ:平均気温21.7℃、最高気温26.1℃、最低気温16.1℃、
                  平均風速2.4m/s、最大瞬間風速9.0m/s、最多風向:南
【地形図】1:25,000 竜ヶ岳(りゅうがだけ)、篠立(しのだち)(いずれも所持のみで使用せず)
【スタイル】皮登山靴zamberlanフジヤマ、薄手ショートソックス+厚手ショートソックス、眼鏡、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 綿100%トランクス(中国製)、DUNLOPグレー半袖Tシャツ(日本製 ポリエステル(ダクロンQD)70%・綿30%)、
 タオル(首にかけて歩く)、黒色ウェストバッグ、MILLETアタックザック、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)
【所持飲料】からだ巡茶(めぐりちゃ)410ml(完飲)、伊藤園お〜いお茶 濃い味500ml(約250ml飲む)、
      カゴメ 六条麦茶500ml(完飲)、サントリービタミンウォーター500ml(約300ml飲む)
 4月に東三河山ぽ会の自然保護部員になったのですが、今まで一度も平日夜の部会にも参加できず、また中国出張もあり、関連する山行にも参加できませんでした。そこで今回、ようやく、自然保護部主導の清掃山行に参加することができました。といっても、特にスタッフとして何かしたということはなく、単に参加し、ゴミを拾っただけなのですが。

 山ぽ会の山行に参加するのは、2009年2月以来(獅子岩の記録)1年4ヶ月ぶり。藤原岳は2004年1月に登って以来(記録)6年5ヶ月ぶりです。鈴鹿は11日ぶりなのですが、このときは山頂まで行かず。鈴鹿のピークを踏んだのは、2005年1月の霊仙山(記録)以来5年5ヶ月ぶりとなります。ただし、今回登った展望丘ピークは藤原岳の最高地点ではなく、最高地点は天狗岩ですが。

 久しぶりに山ぽ会の山行に参加するためか、大遅刻をする夢を見てしまいました。実際には、5:15に起床し、昨日ヤマナカで買っておいた巻き寿司を食べ、6:36に自宅を出発しました。

 豊川インター付近に7時集合。今日は1名欠席で12名です。車2台に分乗して出発します。そして豊川インターから東名、伊勢湾岸、東名阪を通り桑名インターで下ります。

 登山口付近の駐車場に車をとめ、2パーティに分かれて登山開始です。まずは聖宝寺道の登山口である鳴谷神社へ。狛犬ならぬ狛猿がいます。その脇を登っていきます。そして鳴谷山聖宝寺の庭を通り抜けて登山道へ行きます。

 山ぽ会の少し速めのペースは久しぶりで、いつものペースが狂ってしんどい思いをします。ただ、休憩はちゃんとあるので助かります。最初の休憩は長命水です。そして登っていきます。登山道沿いにはサワギクが目立ちます。汗もいっぱいかきます。タオルも汗でびっしょりです。久しぶりに汗臭くなります。



涸れ沢を登る



雰囲気の良い新緑の中を歩く

 藤原山荘で大休止です。昼食は、昨日ヤマナカで買っておいたおにぎりを2つ食べます。そして中国土産がまだ残っていたので、みんなに配ります。上海の浦東空港の免税店で買ったマロンチョコレートです。

 他山岳会も一緒の集会は12:30からです。それまで少し時間があるので少し周辺を一人で歩いてみます。すると目に付かないようなところにゴミがあるのに気づきます。カメラを持って花でも探そうとしましたが、ゴミが目に付いたので、この際ですから回収します。ザックは休憩場所に置いたまま空身ですが、配給されたゴミ袋はポケットに入れていたのです。

 ゴミで多いのはガラス瓶の割れたものです。なぜか割れていないビンはありません。年月が経っているからでしょうか。捨てたのはひょっとして登山ブームのあった何十年も前なのかもしれません。毎年、同じ場所で清掃山行をやっているし、意識の向上により、登山道で目に付くところにはゴミなど全くと言っていいほど見かけないのですが、目につかないところにはまだあったのです。しかもそれなりの量が。

 しばらくして昼食をとっている場所に戻ってみると、メンバーみんなもゴミを拾っていました。そしてみんなそれなりの量のゴミを拾っていました。やはりこのあたりも少し道を外れれば、それなりにゴミがあるようです。私はさらに山荘で使っていたものか、スリッパの残骸も拾いました。

 集会後、他のパーティは下山にかかりますが、我々は展望丘まで行くことにします。ただ2人はこのままそこにとどまるとのことで、10名で出発します。見た目は少し遠そうですが、大して時間はかからないでしょう。一旦鞍部まで少し下り、それから登り返さないといけませんが、12分で着きました。ガスっぽいですが、御池岳などが見えました。



展望丘から藤原岳最高地点の天狗岩(右)と鈴鹿山脈の最高峰である御池岳(左)を見る



藤原岳展望丘に横たわっていた「覚禮霊神」と刻まれた石 御嶽講のものでしょう



藤原山荘に戻るともう閑散としていました

 引き返して、12名で下ります。分岐からは大貝戸道を下ります。危険なところもなく、歩きやすい道です。最後はゴミをまとめて回収し、12人で8.8kgとなりました。費用は一人あたり1700円です。ほとんどは車の所有者に渡ります。ガソリン代と高速代だけでなく、車の減価償却費相当分も支払われる会のルールなので、車を出した人にとってほとんど損はないでしょう。



表登山道の登山口

 携帯電話の歩数計によると、今日1日で歩いた歩数は22,782歩。距離は13.6km、時間は4:25:57、消費カロリーは671kcal、脂肪燃焼95gでした。この記録は、6月で最高ですが、この後、8月に黒姫山に登るまで塗り替えられませんでした。

 見かけた動物
 ハンミョウ、ニホンカナヘビ、ウグイス(声)、ホトトギス(声)、カッコウ(声)

 見かけた花
 サワギク、ミヤマハコベ、クルマムグラ、ヨツバムグラ、ツボスミレ(ニョイスミレ)、フタリシズカ、ミミナグサ?、ハルザキヤマガラシ?、タチイヌノフグリ、ハナニガナ、ニリンソウ、キランソウ、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、ウマノアシガタ、ヤマツツジ、イボタノキ、カマツカ


【藤原岳が紹介されている主な書籍】

『鈴鹿の山ハイキング 21世紀の山歩き』(中日新聞社)2000年10月1日発行
  西藤原駅起点、聖宝寺道〜大貝戸道のコースが紹介されています。詳細な概念図あり。

山あるきナビ 関西の山あるき100選』(昭文社)2003年1版4刷発行
  amazon.co.jp→関西の山あるき100選
  西藤原駅起点、聖宝寺道〜大貝戸道のコースが紹介されています。

『名古屋周辺の山200』(山と溪谷社)2002年3月1日初版第1刷
  西藤原駅から大貝戸道の往復ルートが紹介されています。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  藤原スキー場の歴史なども書いてあります。

『鈴鹿の山と谷』2(ナカニシヤ出版)昭和63年5月15日初版第1刷発行
  古い山名などの考察があります。

『鈴鹿の山を歩く』(ナカニシヤ出版)2003年4月25日初版第1刷発行
  amazon.co.jp→鈴鹿の山を歩く
  藤原岳3ピークの紹介もあります。

『名古屋からの山なみ 東山スカイタワー基点』(中日新聞本社)1991年6月1日発行
  amazon.co.jp→名古屋からの山なみ
  「大安湖から藤原岳を望む」というモノクロ写真が載っています。カラー写真もあります。

『日本の山1000』(山と溪谷社)1992年12月1日2刷
  標高は1130mとなっています。大貝戸道を表道、聖宝寺道を中道、坂本谷道を裏道としています。

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