舟伏山 紅葉シーズン直前の静寂 わずかに色づき始めたこの時期は訪れる人もまばらで静かでした。
【山 名】舟伏山 ふなぶせやま・ふなふせやま (船伏山・大舟伏) 1040.27m 二等三角点 点名:船伏山(ふなぶせやま) 所在地:岐阜県山県市大字神崎字大船伏1061番地の1 小舟伏山(小舟伏) 973m 【山 域】美濃 【所在地】岐阜県山県市・本巣市 【山行日】2006年10月21日(土曜日) 【行 程】登り:東ルート(山頂まで3.9km) 下り:西ルート(山頂から3.5km) 豊川 ==(R1)== 音羽蒲郡IC ==(東名高速・伊勢湾岸・東海環状道 94.9km 1,500円)== 富加関IC == 6:52 8:05 == あいの森登山口駐車場 ---- 小尾根 ---- 尾根 ---- 桜峠 ---- みのわ平 ---- 柳の木分岐 ---- 舟伏山 -- 9:01 - 9:10 9:27 9:36 9:50 10:22-10:28 11:11 11:17-11:35 -- 展望台 ---- 根尾への分岐 ---- あいの森登山口駐車場 ==== 湯の洞温泉 ==== 美濃IC == 12:02 12:20 13:15 - 13:31 -16:01 ==(東海環状道・伊勢湾岸・東名高速 90.0km 1,350円)==== 岡崎IC ==== 豊川(合計走行距離:296.2km) 17:41 18:19 【所要時間】4時間5分(含休憩) 登り:2時間7分、下り:1時間40分 【標高差】約690m 【天 候】快晴 16℃(自宅出発時)、19℃(みのわ平)、23℃(下山時)、21℃(帰宅時) 10月21日美濃の気象庁データ:平均気温18.0℃、最高気温26.5℃、最低気温12.5℃、平均風速1.2m/s 【人 数】単独 【地形図】1:25,000 谷合(たにあい) (所持のみで使用せず) 【スタイル】皮登山靴zamberlanフジヤマ、薄手ショートソックス+厚手ショートソックス、MILLETザック、眼鏡、 mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、DUNLOP半袖Tシャツ(ポリエステル(ダクロンQD)70%・綿30%)、 ウェストバッグ、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く) 【所持飲料】緑茶 一(はじめ)じっくり旨み500ml(約350ml飲む)、 アクエリアス カロリーオフ500ml(約150ml飲む)、南アルプス天然水500ml(飲まず)、 森永製菓 ウイダーinゼリー エネルギーイン180g(飲まず)紅葉にはちょっと早いだろうか。少しぐらい色づいていないだろうか。花も少しぐらい残っているのではないだろうか。そんなちょっと中途半端な感じでしたが、今までこの時期には舟伏山を登っていなかったので、行けるときに行こうと決断して出かけることにしました。美濃方面は5月1日の今淵ヶ岳以来、約半年ご無沙汰しているし。6時前に起床し、朝食に菓子パン1つを食べる。出発は7時前。R1沿いのサンクス音羽店に寄って昼食用におにぎりなどを買って、音羽蒲郡ICから高速に乗る。富加関ICで下りて、高速沿いの下道を走る。所々、狭いが、工事中で、そのうち拡幅して走り易くなりそう。
R418から神崎川左岸の道路に入り、右岸に渡り神崎集落近くを越えて進んでいくと、ダンプが左に止まっていて、さらに正面からダンプ2台が来た。交通整理の人の指示に従い、止まっているダンプの後ろに一旦入れて、ダンプ2台をやり過ごした後、少しバックして、先に進む。すると、道路は川の左岸に渡ってしまった。どうやら夏坂谷への林道を通り過ぎてしまったらしい。ひょっとしてダンプが止まっていたのが林道の入口だったのか。とすると、林道には入れないのか。とりあえずUターンしてその場所へ行く。そして交通整理の人に聞くと、ダンプの横からすり抜けて林道に入れるようになっていた。そして先ほど、1台が入っていったという。
林道を奥へ行くと、登山道の西ルート入口に1台が止まっていて、登山の準備をしているようだった。西ルートから登るのだろう。私はトイレのある奥まで行き、前回は西ルートからだったから、今回は東ルートから登ることにする。他に駐車車両が1台もないのが意外。紅葉シーズン前の閑散期なのだろうか。舟伏山は、イワザクラが有名でその時期は混雑するが、他は紅葉の時期に多少混む程度で、あとは閑散としている山なのだろうか。
誰もいない登山道を一人で歩くのは悪くないが、恐いのは熊との遭遇。今年はドングリの不作で熊が里にもよく出没しているようである。本巣市のウェブサイトにも、「ツキノワグマの目撃情報」が載っていて、ここのところ、毎日2件ほどの目撃情報が寄せられている。場所は、舟伏山西麓の松田集落の民家付近などでも複数の目撃情報が寄せられているよう。里にも出没しているぐらいだから、山にいる熊も、食糧不足でいらいらして気が立っているかもしれない。そんな熊には会いたくないものだ。熊除け鈴は持っているが、かなり前に北海道で使っただけで、その後、どこかに埋もれてしまっている。
桜峠手前の尾根の林
桜峠のお地蔵さんみのわ平で腰を下ろし、おにぎり(二段重ねますの寿し)(\136)1個を食べる。鳥の鳴き声も聴こえる。山頂が近くなると、紅葉している葉がちらほら見られる。ヌタ場をちらっと見て、山頂へ。西ルートから登ってきた二人がちょうど東ルートを下り始めるところだった。そして山頂は私一人だけとなった。快晴で展望は利くが、能郷白山などに、まだ雪は見えない。
色づき始め
山頂おにぎり2個とゆで卵を食べて、下山にかかりだしたときに、振り返ると東ルートから登ってきた単独の男性が山頂に着くところだった。
小舟伏は気づかず通り過ぎて、下り始めた。かなり下の沢沿いになってから沢の右岸の崖の上に猿らしき影を見た。すぐに隠れてしまったので、確かではない。
本巣への分岐にある「阿弥陀如来佛」
「阿弥陀如来佛」の文字は4年前ははっきり読めた西ルート入口に出ると、車が1台。この車は山頂で見た単独の男性のものだろう。車に戻ると、他に車はない。結局、今日は全員で車3台、計4人が登っただけのようだ。
下山後は、湯の洞温泉に寄り、美濃ICから高速に乗り、途中で味噌カツ丼(\750)を食べて、岡崎ICからR1で帰宅。
見かけた花
キンミズヒキ、マツカゼソウ、ヨモギsp、アザミsp、ヤマトウバナ、イヌタデ、レイジンソウ、サラシナショウマ、ヨメナ、アキチョウジ、アキノキリンソウ、フユイチゴ、メナモミ、ヤクシソウ、ゲンノショウコ、ヤマハッカ、イヌヤマハッカ?、スミレsp、ノブキ、ツリフネソウ
【舟伏山が紹介されている書籍】 『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース 美濃[下]』(風媒社)2003年1月20日第1刷発行 夏坂谷出合からの尾根ルート、東ルート、西ルートが紹介されています。 『名古屋周辺 山旅徹底ガイド 台高/鈴鹿/奥美濃』(中日新聞本社)1995年12月12日発行 東ルート〜西ルートが紹介されています。 『岐阜の山歩きベスト55コース』(風媒社)1997年7月24日第1刷発行 東ルート、西ルートが紹介されています。カラー写真あり。 『アルペンガイド17鈴鹿・美濃』(山と溪谷社)1992年10月第1刷 夏坂谷出合からの尾根ルート、西ルートが紹介されています。 『山あるきナビ関西の山あるき100選』(昭文社)2003年1版4刷発行 夏坂谷出合からの尾根ルート〜西ルートが紹介されています。 こちらで購入できます→amazon.co.jp 関西の山あるき100選 楽天ブックス 関西の山あるき100選 『マイカー登山ベスト30東海版』(七賢出版)1994年7月20日第1刷発行 夏坂谷出合からの尾根ルートが紹介されています。 『名古屋からの山なみ 東山スカイタワー基点』(中日新聞本社)1991年6月1日発行 昔あった竜神池や横道の記述あり。 amazon.co.jpで購入できます→名古屋からの山なみ 『美濃の山(第2巻)』(ナカニシヤ出版)平成10年11月3日初版第1刷 東ルートが紹介されています。 こちらで購入できます→amazon.co.jp 美濃の山(第2巻) 楽天ブックス 美濃の山(第2巻) 『奥美濃とその周辺の山 130山 −ブナ林の山旅の記録−』2004年6月18日発行 夏坂谷出合からの尾根ルート〜西ルートが紹介されています。 増補版が楽天ブックスで購入できます→奥美濃とその周辺の山130山増補版 『ぎふ百山』(岐阜日日新聞社)昭和62年7月15日復刻発行 夏坂谷出合からの尾根ルートが紹介されています。 『奥美濃 ヤブ山登山のすすめ』(ナカニシヤ出版)昭和62年10月31日初版第2刷 夏坂谷出合からの尾根ルートが紹介されています。 改訂版が楽天ブックスで購入できます→奥美濃 ヤブ山登山のすすめ(改訂版)
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