これまでギフチョウをちゃんと認識して見たことがなかったのですが、この日はギフチョウの季節にギフチョウが多いという場所へ出かけました。特にギフチョウが第一目的というわけではありませんでしたが、せっかくなら見てみたいとは思っていました。この日、近くではナンカイイワカガミなども咲いていました。ギフチョウは何頭もいましたが、あまり暖かい日でなかったためか、せわしなく飛んでじっとしておらず、撮れた写真はこの1枚のみでした。 ギフチョウ 岐阜蝶(錦蝶) Luehdorfia japonica Leech, 1889 チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ上科 アゲハチョウ科 ウスバアゲハ亜科 ギフチョウ族 ギフチョウ属
成虫 西三河 岡崎市 2008.4.12
成虫 遠州 枯山 2010.3.272年前は岡崎市内でしたが、遠州にもギフチョウで有名な場所があると初めて知り出かけました。枯山での1〜2枚目の写真は、刈られたと思われる茎の先端付近に止まっているところです。3枚目はタチツボスミレと思われる花にとまって吸蜜しているところです。タチツボスミレでの吸蜜はあちこちで見かけましたが、ギフチョウの訪れが多くあまり蜜が残っていないためか、短時間ですぐに飛び立ってしまってなかなかうまく写真に撮ることができませんでした。この山にはカタクリも咲いていましたが、残念ながらカタクリにとまったところは見かけませんでした。少し前には交尾中だった個体がいたらしく、じっくり写真を撮れたと言っていた人がいました。
岐阜という地名が入っている和名は、1883年4月24日、昆虫学者である名和靖によって岐阜県で採集されたことによるそうです。江戸時代には錦蝶と呼ばれていた記録があったが、それを知らず新種としてギフチョウと命名したそうです。ヒメカンアオイなどに卵を産みつけ、幼虫の食草となります。
分布は、本州の秋田県南部から山口県中部までとなっています。
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