五丁坂頭山 野鳥の森の遊歩道

 東三河自然観察会の自主研修会として6人で行ってきました。花の観察には少し早かったようですが、道中を含め、いろいろな花を見ることができました。
【山 名】五丁坂頭山(ごちょうさかとうやま) 1368.4m
【山 域】北遠(赤石山脈南部、南アルプス)
【水 系】天竜川水系
【所在地】静岡県浜松市天竜区水窪町(みさくぼちょう)山住(やまずみ)
【山行日】2008年4月27日(日曜日)
【行  程】野鳥の森 ヤマガラの門 観察舎から往復
【標高差】約105m
【人数】6人(男3人、女3人)
【天  候】晴
     4月27日13時佐久間の気象庁データ:気温22.1℃、風向:南南西、風速5.0m/s
【地形図】1:25,000 門桁(かどけた)(所持のみで使用せず)
【スタイル】DUNLOP ウォーキングシューズ(中国製)、ショートソックス、眼鏡、ウェストバッグ、
 紺色デイパック、mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、長袖シャツ、
 綿100%水色半袖Tシャツ(Fabric Made In USA、Assembled In Honduras)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7、KONICAMINOLTA αSweet DIGITAL(首に下げて歩く)
 朝7時半に集合し、私とAさんの2台の車で出発します。トイレ休憩など、途中の道路脇には、タチツボスミレ、ヤマブキ、ミヤマハコベ、ニリンソウ、ハコネシダ、クジャクシダ、クモノスシダ、ホソバコケシノブ、オオフジシダ、キヨスミコケシノブ、ミツデウラボシ、メギ、エイザンスミレ、ミヤマキケマン、ツチグリなどを観察しながら進みます。

 しかし、山住神社付近の分岐を左折して、林道野鳥の森線(通称:スーパー林道天竜線)を肝心の野鳥の森方面へ進むと花はまだこれからという雰囲気になってきます。どうやら今の時期、少し花には標高が高すぎたようです。

 まずはヤマガラの門観察舎の横に駐車し、昼食とします。その後、野鳥の森の門をくぐり山道に入ります。何も咲いていないように見える道端にも、よくみるとスミレの仲間が咲いていました。アブラチャンも咲いています。センチコガネの仲間も複数見かけました。上部ではアカヤシオも樹間に見えました。また、カタツムリの食痕や、ウサギがウラジロモミの根を齧った跡も見かけました。



観察舎からテタア山(左端1291m)、常光寺山(中央1438.5m)、ナダクマシロ山(右1418m)を窓越しに見る



苔の生えたウラジロモミの大木の根をウサギが齧った痕



アカゲラかアオゲラのしわざらしい

 そしてピークあたりには、宮境界標石が複数ありました。しかし、そこが五丁坂頭山という名のあるピークらしいと気づいたのは帰宅後でした。地形図は持っていましたが、野鳥の森の遊歩道でもあり、必要性を感じず、一度も開かなかったのです。ピークには三角点もあるはずですが、探すこともしなかったのは心残りです。だからひょっとしたら五丁坂頭山ではないかもしれないという気もしますが、踏み跡がこのピークで90°ほど左へ曲がっていることなどから、まず五丁坂頭山で間違いないだろうと思っています。機会があったら、またいつか確認しに行きたいと思います。



同じ遠州の観音山で見かけたのと同じ「御料局 境界・・・」でしょうか



「界甲四九七」でしょう



落ち葉の森のバイケイソウ



立派なブナ

 見かけた植物
 スミレ2種、バイケイソウ(葉)、ユキザサ(蕾)、アカヤシオ(花)、アブラチャン(花)、アセビ(花)、ハリギリ(落葉)、オオイタヤメイゲツ(若葉・幼木)、ブナ(落葉)、ウラジロモミ(葉)、ヒメコマツ(幼木)、ミヤマノキシノブ(葉)


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