ゴルナーグラート周辺 マッターホルンを見ながらトレッキング

 ルックJTBの「ヨーロッパアルプス4大名峰と氷河特急 爽快!感動!スイス・フランス大自然紀行9日間」というツアーに参加し、エギーユ・デュ・ミディを訪れた後、スイスへ移動し、サースフェーのミッテルアラリン、ツェルマットからゴルナーグラートへ行き、マッターホルンを見ながら、ローテンボーデンからリッフェルアルプまで下りのトレッキングを楽しみました。
 今回の旅行で、唯一のトレッキングらしいトレッキングとなりました。



マッターホルンのモルゲンロート

【行き先】Rotenboden(ローテンボーデン)2819mからRiffelalp(リッフェルアルプ)2222mへ
【山 域】アルプス
【水 系】ローヌ川水系
【所在地】スイス
【山行日】2013年7月27日(土曜日)
【行  程】ツェルマットから
7月26日(金)
 シャモニー ==== サースフェー ++++ ミッテルアラリン ++++ サースフェー ==== ツェルマット(泊)
7月27日(土)
 ツェルマット #### ゴルナーグラート #### ローテンボーデン --(トレッキング)-- リッフェルベルク --(トレッキング)-- リッフェルアルプ #### ツェルマット(泊)
【人  数】15人(リッフェルベルクからリッフェルアルプまでは2人)
【天  候】晴
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ フリーロード3 VS-1(2013.02.11購入\4,482)、
 Marmot ベトナム製長ズボン 撥水・ストレッチ \12,600(2013.06.22 ゼビオで購入)、
 Coleman 濃赤TREK DAYPACK 45cm. 25L 520g ナイロン(2013.05.25購入\4,482)、
 EddieBauer中国製半袖ボーダーTシャツ(綿100%)、眼鏡、ショートソックス、
 ユニクロ綿100%シャンブレーインディゴ染め青色長袖シャツ(中国製、\1990、M)(途中まで)、
 表地綿100%Colemanキャップ、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 デジタルカメラ:SONY α350+2.8/100 MACRO(首から提げて歩く)
 シャモニーのホテル、「レ ゼグロン」で7:15朝食集合し、おいしいバイキングの朝食を済ませます。スーツケースを8:00までに廊下に出しておくとポーターが運んでくれます。ロビー集合は8:20です。その前にチェックアウトをします。部屋の鍵を渡すだけですが。昨日は一番遅かったので、今日は少し早めに行きます。



2ユーロ硬貨2枚 上はベルギーの国王アルベール2世、下はドイツ記念硬貨でハンブルクの聖ミヒャエル教会



朝食バイキング 何種類かのハムがありました

 少し時間があるようなので、ホテルの外に出て、モンブランやエギーユ・デュ・ミディの写真を撮ります。そしてバスで、Saas-Fee(サースフェー)へ向かいます。つまり、フランスからスイスへ入国します。スイスにはあまり農業はないけど、ブドウ栽培はしているということで、周辺にはブドウ畑がたくさんありました。



朝のル・ブレヴァン(Le Brevent)



ル・ブレヴァンをズームアップ



スイスとの国境方面にあるモンテ峠(Col des Montets)行きのバス



レ ゼグロン の前で 今日はこの格好で出かけます



朝のエギーユ・デュ・ミディ シャモニーを離れる日に晴れ渡っていました



こんな尖峰も見えました



ドーム・デュ・グーテ(Dome du Gouter 4,303m)とボソン氷河(Glacier des Bossons)



エギーユ・デュ・グーテ(Aiguille du Gouter 3,817m)



ペルラン道路(Route des Pelerins)からベティ通り(Chemin du Betty)を見る



移動途中から見る岩峰



槍ヶ岳っぽい岩峰(大槍・小槍?)を見ました



ブドウ畑のようです スイスワインもそこそこ有名なようです



谷間にはなぜかビルのような建物がいっぱい建っています



建物と畑が見えます



途中のドライブインのようなところで休憩



「POWERADE ZERO」



その休憩地点からの眺め



バスの中からこんな城を見ました



自転車と岩山



石灰岩らしき白い岩山



ミキサー車がいました



線路の向こうはローヌ川でしょうね



線路は単線です



変電所かな



山の斜面に教会らしき建物



峡谷に架かる橋





形のいい山が見えました

 サースフェーの駐車場でバスを降ります。町中はガソリン車禁止となっています。走っているのは小さな電気自動車のみです。それも台数は多くありません。小さな町ですので歩けばほとんど事足ります。



駐車場から見えた山



駐車場にはこんな派手なFIATもとまっていました

 歩いてまずは昼食をとりにレストランに向かいます。今回はイタリアンです。イタリアンはとてもおいしいとあらためて思いました。ただ、デザートのアイスクリームなどは量が多く、とても甘かったので、これだけはいただけませんでした。



サースフェーの町並みと背後の山々



スイスにもキオスクがあるんですね



高床式の古い建物 ネズミ返しのようなものもついています



犬連れ



道路脇の石垣のような段差は石垣ではなく岩盤ですね



十字架のキリスト像



5つ星のリゾートホテルのようです



左の建物は3つ星ホテルの「Hotel du Glacier」



Herz Jesu-Kirche(カトリック教会)



街中を走る電気自動車



街の背後にそびえる形のいい岩山



花壇と薪 花壇にはエーデルワイスのような白い花も



坂になっている脇道



斜めに地層が走る岩山



ランチは「La Gorge」で。フランス語で「喉」という意味のようです。ということはフレンチ?



お品書き「自家製フルーツケーキ」などとドイツ語で書かれてあるようです 「Yummii!」は「おいしい!」って意味のようです



店の前に架かる橋



テーブル上にはこんなシートが置いてありました



ランチ



パスタがあったのでイタリアンと思いましたがどうでしょう



デザートは私には多すぎ



店内はこんな感じでした



レストランは川沿いの崖の上に建っています



ドイツ語で「峡谷橋」(Schlucht-Brucke)



道路の名前は、ドイツ語で「Mischistrasse」

 ここからロープウェイの駅までは歩きです。道端には草花も咲いています。ここからロープウェイとケーブルカーを乗り継いで上がると、Mittelallalin(ミッテルアラリン)の展望台です。標高は3,462mです。トンネルの中のケーブルカーがとても寒く、高山病の症状を悪化させるのではないかと思いました。ただ、駅を出ると展望台で、そこから歩くことはありませんでした。建物の上で雪山を眺めるだけです。



見下ろすと濁流のフェーエヴィシュパ川



この駅は利用しないようです(添乗員任せ)



ロープウェイの駅までは気持ちの良いルートです



先ほどの駅からのロープウェイを見ながら歩きます



振り返るとサースフェーの町並みと背後の山が目に入りました



道標



この四角いロープウェイに乗っていきます



添乗員の後について駅へ



ロープウェイ乗り場



ロープウェイ



ロープウェイ到着



ロープウェイ内から幾筋もの水流がある山肌を見る



ロープウェイ内から前方を見る



フェルスキン(Felskinn)へ



フェルスキンはほぼ雪に覆われています



Metro Alpin へ乗り継ぎ



地下道を通って乗り場へ



車内はにぎわっています



窓の外が明るくなりました



Allalin駅を出ると展望台です



デッキチェアに座って展望を楽しんでいるのでしょうか 正面はアラリンホルン(4,027m)



この写真だけ見ると、思いっきり雪山にいる感じ



雪と岩 歩きたくなる



山並み



形の整った山も



展望台とアラリンホルン



展望台の外にも人がいます



アラリンホルンが近くに見えて登りたくなります



展望台で双眼鏡を覗いている感じの人たちもいます



展望台にあるのは世界最高峰の回転展望レストランなのだそう



アラリンホルン(4,027m)

 下りのケーブルカーが聞いていた時刻よりも少し早く出発します。出発時は日本のようにベルなどはならず、突然ドアが閉まり、出発します。添乗員たち何人かは乗れず、一本後のケーブルカーになります。先に乗った我々はロープウェイの下の駅まで下り、待っている間に私は目の前の草むらに入って、花の写真を撮っていました。



Metro Alpin の車両



「Saas・Fee」の「S」がケーブルカーをイメージしたデザインになっているみたいです



フェルスキン(Felskinn)に到着



ロープウェイへ乗り換え



ロープウェイのゴンドラに乗ります



51CHF(スイスフラン)のチケット



ロープウェイ駅前に来た小さな路線バス(電気自動車)



頭上のゴンドラ



サースフェーの町に戻ってきました ドルフ通り(Dorfstrasse) 正面は、Hotel Christiania



サースフェーの街を走る電気観光列車



電気自動車の「TAXI EDELWEISS」

 バスに戻り、今日は、Zermatt(ツェルマット)までですが、ツェルマットはガソリン車が走れませんので、手前のテーシュまでがバスとなります。その後は、電車に乗り換えて、ツェルマットに入ります。スーツケースは、Tasch(テーシュ)からツェルマットまで運んでくれる業者があり、それを利用します。



夕方5:10頃のテーシュ駅 改札口とガラス越しにホームの様子もわかります



ホームに停車しているのはツェルマット行きの電車です



改札口の様子 テーシュとツェルマット間のシャトル運行となっているようです



改札口越しにホームに停車している電車を見る



改札口を入って電車に乗り込みます 手前の黄色いのは車両止めですね



matterhorn gotthard bahn(マッターホルン・ゴッタルド鉄道)のZermatt Shuttle のチケット



車内



川沿いに走っています



車窓から山腹を流れ落ちる滝を見る



山の上から下までを見る



荷物用のワゴンでしょうか

 ツェルマットはサースフェーの西に位置します。間には山脈があり、サースフェーの谷を一旦北上して下っていき、谷の合流地点からツェルマットへのマッター谷を南下して登っていきます。



ツェルマットで下車



隣のホームにとまっている列車は、GLACIER EXPRESS(氷河特急)でしょうか



GLACIER EXPRESS(氷河特急)など



matterhorn gotthard bahn(マッターホルン・ゴッタルド鉄道)の車両

 1963年にツェルマットでチフスが発生し、死者3名、患者450名以上の被害が出たそうで、この流行がきっかけとなり、スイスは全域で下水道整備が進んだそうです。2005年の下水道接続率は、スイス全域で97%となったそうです。

 ツェルマットの駅を下りるとかなり賑わっています。線路沿いの狭い道路を歩き、マッターホルンの展望ポイントで鉄道をくぐり、左に折れて、ホテル ナショナル に到着します。我々の部屋は402号室です。最上階でかつ一番奥の部屋です。つまり、マッターホルンが最もよく見える部屋です。添乗員の計らいでしょうか。ありがたいことです。眼下は鉄道が走っていて、それもよく見えます。



ツェルマット駅を出たところ 背後にはマッターホルンが顔を覗かせています



ツェルマット駅前からマッターホルン(matterhorn)を見る



マッターホルンを望遠で見る



建物の間からマッターホルンを見る 左折(自転車は右折可)の道路標識と



ゲトヴィング通り(Getwingstrasse)を進むと並行するゴルナーグラート鉄道(Gornergratbahn)の列車が来ました



ゴルナーグラート鉄道はアプト式で、中央にはラックレールが延びています



ゴルナーグラート鉄道は三相交流なので車両にはパンタグラフが2つずつついています。架線も2本。



マッターホルンの撮影ポイント ゲトヴィング通り(Getwingstrasse)とマター通り(Matterstrasse)との交差点



午後のマッターホルン



マッターホルン上部望遠



スネガ・パラダイス(Sunnegga Paradise)へのケーブルカー駅



泊まったホテル ナショナルの隣のホテル アルペンホフ(Hotel Alpenhof)



泊まったホテル ナショナル(Hotel National)



ホテル ナショナルの車



ホテル ナショナルの402号室



402号室の天井



ベッド



枕の上にはスイスのチョコレート「MINOR」



これは、ネスプレッソ? 残念ながら使用しませんでした



部屋のベランダからツェルマット駅方面を見る 線路はゴルナーグラート鉄道



部屋のベランダからマッターホルン方面を見る



マッターホルンにはガスがかかっています



廊下



夕食前にツェルマット市街地を散歩しにみんなで出かけます



ゴルナーグラート鉄道の線路を隔ててホテル ナショナルを見ます



ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅付近は線路とラックが何本も延びています



ツェルマットのメインストリート バーンホフ通り(Bahnhofstrasse) 「Eagle Cup」の横断幕がかかっています



バーンホフ通りから少し入ったブランチェンハウス(Brantschenhaus)と西側の山肌



レストラン「妙高」 ぱっと見は、日本人以外でにぎわっているようです



観光用の馬車 タイヤはゴムです



グランドホテル ツェルマッターホフ(Grand Hotel Zermatterhof)



マッターホルンを初登頂したイギリスの登山家 エドワード・ウィンパー(Edward Whymper)のレリーフ



聖モーリシャス教区教会(Pfarrkirche St. Mauritius)とキルヒ通り(Kirchstrasse)



坂道

 夕食は19:30集合です。今回はチョイスメニューとのことで、肉か魚です。我々は二人とも肉を選択します。肉は仔牛です。



ホテルのディナーへ



前菜

 

ドリンク



メインの肉料理



デザート

 翌朝は7:00から朝食です。その前にベランダから朝焼けのマッターホルンを見ます。日の出は6:08とのことで、ちょうどそれぐらいに赤くなりました。ただ、朝の準備をしながらで、最上部が赤くなる最初の瞬間は逃しました。その後、みるみる下の方まで赤くなり、そのうち白くなりました。



マッターホルンのモルゲンロート 上部



マッターホルンのモルゲンロート 最上部



マッターホルンのモルゲンロート 下部まで朝日があたってきました



赤みが消えた数分後のマッターホルン



朝食



朝食のデザート



スイスの硬貨 5FR.、2Fr.、1/2Fr.(2枚)、20Rp. 20Rp.(ラッペン)は1/5Fr.(スイスフラン)です



スイスの硬貨(裏面) 5FR.、2Fr.、1/2Fr.(2枚)、20Rp. 5FR.の裏はウィリアム・テルと言われている



灰皿とマッチ



マッチの裏面



部屋のベランダから朝のツェルマット駅方面を見る



すっかり昼間の色になったマッターホルン



太陽光が当たって岩の様子がよく見えるマッターホルンの姿

 7:55ロビー集合で、8:24発の登山電車で標高3,089mのゴルナーグラートへ向かいます。現地ガイドは、比較的若い女性です。話し方がほとんど敬語じゃないけど、まあいいでしょう。展望台からのゴルナー氷河は丸見えで素晴らしい眺めです。駅に集合ですが、まだ時間があります。みやげ物屋を覗くと、ヴィクトリノックスの店もありました。ピーラーが安く、他にも何種類かの調理用具があります。とりあえず、いくつかピーラーを購入し、他にも何種類かを購入します。今後、どこで売っているかもわかりません。こういうところは少し高いかもしれませんが、ピーラーはそれでも安いのです。



ツェルマット駅付近にいた荷物専用車両のようです ゲトヴィング通り(Getwingstrasse)より



無蓋車だけでなく電動車も荷物専用車両のようです



荷物専用車両を電動車側から見る



ゴルナーグラート鉄道のチケット



ゴルナーグラート鉄道ツェルマット駅出発前



ツェルマット駅の待合室



車窓からのマッターホルン



ツェルマットから2つ目の駅、リッフェルアルプ(Riffelalp)駅での車窓



リッフェルアルプ駅からの展望 谷間はツェルマット方面 奥にはビーチュホルン(Bietschhorn)3,833m



リッフェルアルプ駅からの展望 左の一番高いのはツィナルロートホルン(Zinalrothorn)4,221m



線路の先は空



車窓からのツィナルロートホルン(Zinalrothorn)4,221m



車窓からマッターホルンを見る



次はリッフェルベルク(next fermata Riffelberg)



次はゴルナーグラート(prossima fermata Gornergrat)



ゴルナー氷河(Gorner Glacier) 奥はリスカム(Lyskamm 4,527m)



ブライトホルン(Breithorn 4,165m) 手前はゴルナー氷河



3100 クルムホテル ゴルナーグラート(3100 Kulmhotel Gornergrat)と背後にマッターホルン



スイス最高峰のモンテ・ローザ(Monte Rosa 4,634m)(左)とリスカム(Lyskamm 4,527m)



モンテ・ローザ(Monte Rosa 4,634m) モンブランに次いで高いアルプス第2の高峰



リスカム 左が主峰のリスカム東峰(Eastern Liskamm 4,527m)、中央がリスカム西峰(Western Liskamm 4,479m)



ブライトホルン(Breithorn 右端が主峰 4,165m) ドイツ語で「大きい山」という意味



ホーエリ(Hohtalli 3,286m)方面 ロープウェイ駅が見えます



わずかにガスがかかるマッターホルン



目立つ4つの峰は、左から、ダン・ブランシュ(Dent Blanche 4,357m)、オーバーガーベルホルン(Ob. Gabelhorn 4,063m)、ツィナルロートホルン、ヴァイスホルン



中央左はツィナルロートホルン、右はヴァイスホルン(Weisshorn 4,505m) その間にはシャリホルン(Schalihorn 3,974m)



左はドーム(Dom 4,545m)、そのすぐ右はテーシュホルン(Taschhorn 4,491m)、その右のなだらかなピークはアルフーベル(Alphubel)、ホーエリの左はリンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn 4,199m)、右はシュトラールホルン(Strahlhorn 4,190m)



遠方に見えるビーチュホルン(Bietschhorn)3,833m



左のドーム(Dom 4,545m 左肩の小ピークは4,479m)と右のテーシュホルン(Taschhorn 4,491m)を望遠



マッターホルンとゴルナーグラート鉄道



ゴルナーグラート駅の電車

 ツアーで歩くのはここからではなく、電車で1区下りたローテンボーデン駅からリッフェルベルクまでの1区間です。ガイドは、意外に花の解説もしてくれます。ただ、ガイドブックに載っている日本名の解説です。日本名の花と現地の花は当然ながら違う種ですが、同じ仲間には違いありません。日本名の名前がそのままアルプスでの正式名称とでも思っているのでしょうか、チョウノスケソウなんてヨーロッパでもこんな名前なんですね、なんてへんてこな説明もありましたが。まあ、専門家ではないので、大目に見ましょう。



ゴルナーグラート駅に停車中の電車



ゴルナーグラート鉄道とマッターホルン



ゴルナーグラート鉄道と左にダン・ブランシュ(Dent Blanche 4,357m)、右にオーバーガーベルホルン(Ober Gabelhorn 4,063m)とヴェレンクッペ(Wellenkuppe 3,903m)



ゴルナーグラート鉄道と左からマッターホルン、ダン・ブランシュ、オーバーガーベルホルン



マッターホルンと月



ゴルナーグラート駅で電車に乗ります



Gornergratbahn(ゴルナーグラート鉄道)の表示



英語では、the matterhorn railway のようです



ローテンボーデン駅で下車しました



ローテンボーデン駅前からリッフェルホルン(左中央の黒い岩 2927m)とマッターホルンを見る



トレッキング前に筋肉をほぐします



ローテンボーデン駅前からゴルナーグラート鉄道を見る



超有名スポット リッフェル湖(Riffelsee)へ



リッフェル湖の背景を変える



リッフェルホルン(左端の岩)とリッフェル湖とマッターホルン



リッフェル湖の逆さマッターホルン



鏡面のリッフェル湖



リッフェル湖の手前にはワタスゲのようなものが生えていました



リッフェル湖のもう一つ下にも池があります



池の手前に岩が突き出ています



マッターホルンにはガスがかかりました



ドーム(左)(Dom 4545m)とテーシュホルン(Taschhorn 4491m)の双耳峰とアルフーベル(Alphubel)



リンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn 4199m)



背後にブライトホルン(Breithorn 4165m)



トレッキングコース ブライトホルンの右の黒い鋭峰はクラインマッターホルン(Klein Matterhorn 3883m)



左からダンブランシュ、オーバーガーベルホルン(Ober Gabelhorn 4063m)、ツィナールロートホルン(Zinalrothorn 4221m)、ヴァイスホルン



リッフェルベルク駅(右の建物)方面を見下ろす。谷間はツェルマット方面。左端はツィナールロートホルン。



リッフェルベルク駅と背後のヴァレーアルプスのミシャベル山群(左からドーム、テーシュホルン、アルフーベル)



リッフェルベルク駅付近 手前の車両番号は、「3044」



リッフェルベルクのビュッフェ前



リッフェルベルクの道標前 ゴルナーグラート鉄道の出発時刻表示もあります

 さて、リッフェルベルクに到着し、解散です。あとは、翌朝までフリーです。とりあえず、みんな、リッフェルベルクのレストランで昼食とします。ただ、とても高価です。普通に注文したら大変なことになるところでした。二人でメインを1つとサラダと飲み物など。それだけでも何千円かになってしまいました。立派なレストランではなく、観光地のセルフの食堂ですよ。びっくりです。味はそこそこ良かったので憤るようなことはありませんでしたが。

 

リッフェルベルクでのランチ



野外にもテーブルがあります

 昼食後は、みんなは電車で下りるようです。この先、さらに歩いて下って行くルートもありますが、今歩いたコースよりはちょっと坂も急になり、初心者向きではないと説明がありました。でも、次の駅まで行っても時間的にはしれています。これなら問題なく下れるでしょう。詳細な地図はありませんが、たぶん大丈夫だろうと思って、二人で下ることにします。初心者向きではないという説明が逆に意欲をかきたてられたということもあるかもしれません。

 ルートはいくつかあるようですが、もっともメインなルートっぽいところを歩くことにします。すると、線路からはかなり離れて行きます。まあいいでしょう。道標は少ないながらも整備されているようですし。



左下はツェルマット、その一段上にリッフェルアルプ



ツェルマットの市街地とリッフェルアルプの建物群



ツェルマットなどがあるマッター谷(Mattertal)を見下ろす

 他に歩いている人もいます。ただ、花の写真を撮りながらだったり、妻が遅いこともあり、みんなに抜かれますが。日本人グループもいました。途中、線路の方へ登っていく分岐もありますが、どうやらその先にあるのは駅ではないようです。添乗員も過去に歩いたことはあるらしく、Riffelalp(リッフェルアルプ)の駅はホテルを回りこんだところだと聞いていたので、変なルートへ迷い込むこともありませんでした。目の前にはホテルらしきところが見えていました。線路からは離れていますが、そこへ行けば駅へのルートもあることでしょう。

 ゆく手の左下方にはツェルマットの町も俯瞰できます。この展望は、ここまで歩いてこないと見られない景色です。また、花の種類も上部とは違ったものが次々に出てきました。下ってくると暑くなってもきます。



登山道に開いている大きめの穴は何でしょう?



途中、小さな沢がある場所を通りました



マッターホルンにはガスがかかりました



頑丈な扉がついていてカモフラージュしたような低い三角屋根の中には何が入っている?



リッフェルアルプが近づいてきました



一番高いのはオーバーガーベルホルン、右はヴェレンクッペ、手前の黒いピークはウンターガーベルホルン(Unter Gabelhorn 3392m)



リッフェルベルク方面を振り返り仰ぎます



5つ星ホテルのリッフェルアルプリゾート(Riffelalp Resort)



リッフェルアルプ駅までは10分の表示



リッフェルアルプは平坦な場所です

 ホテル近くの分岐で右に折れると、線路が延びているのに気づきます。リッフェルアルプからホテルまでの鉄道でしょうか。それに沿って行けば駅につけるようです。途中、その列車とすれ違いました。おもちゃとまでは言えませんが、とてもかわいい小さな列車でした。



リッフェルアルプトラム(Riffelalptram)の線路(幅800mmの狭軌鉄道)が延びています。



ガレージへの線路の分岐のようです。



幅1.5m、80V320Ahのバッテリーを積んだモーターカーは赤色です。

 標高2,211mのリッフェルアルプ駅の近くにはアルペンローゼというツツジの花が咲いていました。駅のすぐ近くなので植栽のような気もしますが。駅に着くと、まだ少し時間があるようです。チケットは今日中なら何度でも使えるものを持っているのでそのままホームに入れます。時間が近づくと乗客は増えました。



リッフェルアルプ駅前の道標。標高は2211m。



リッフェルアルプ駅



リッフェルアルプトラムの時刻表 24分毎 片道2.5CHF(スイスフラン)



ゴルナーグラート鉄道の線路とリッフェルアルプ駅のプラットフォーム



リッフェルアルプ駅からツェルマット方面を見る



リッフェルアルプ駅の改札を入る



リッフェルアルプ駅のプラットフォームから線路を見る



リッフェルアルプ駅の出発時刻案内



リッフェルアルプ駅の表示「Riffelalp 2211m.u.M-7254ft.」



リッフェルアルプ駅からの乗客は意外と多いです



リッフェルアルプ駅に電車が入ってきました

 ツェルマットに到着し、一旦ホテルに戻ります。駅の反対側から行ってみることにします。遠回りかもしれませんが、とりあえず進みます。しばらくはどうなるかわかりませんでしたが、ようやく川に出ました。これはホテルの前を流れている川です。そこまで出ると、ホテルはすぐ近くでした。



ウンターレ・マッテン通り(Untere Mattenstrasse)から交差点とバスを見る



E-BUS乗り場とバスの後ろ姿



ウンターレ・マッテン通りと背後の山



宿泊しているホテル ナショナルのある川沿いの通り



ホテル ナショナルのすぐ近く



ホテル ナショナルの部屋からゴルナーグラート鉄道を見る



ホテル ナショナルの部屋の洗面所はちょっとおしゃれな感じです



ドライヤーと鏡



トイレ



お風呂

 残りの自由時間に買い物をします。駅の近くにcoopというスーパーがあります。そこへ行きます。会社へのお土産のチョコレート、コンソメスープの元のようなものもいくつか買っておきます。その後は、夕食です。駅近くのイタリア料理屋へ入ります。外国人観光客はテラス席に多く座っています。我々は中に入ります。中はアジア系の観光客が少しいるだけです。アジア系は中で白人系は外を好むのでしょうか。不思議ですが発見かもしれません。店内にはイエスズメが入ってきたりしました。庶民的な店のようですが、駅前ということもあってか、それともスイスの物価の高さからか、普通にパスタを食べてもそこそこの値段になってしまいました。ただ、やっぱりイタリアンはおいしい。



廊下



廊下の窓から濁流の川を見下ろす

 

廊下の窓からの風景



coopの入口



Schweppes BITTER LEMON



パン



パスタ



リゾット



店の外観 左はマッターホルン・ゴッタルド鉄道のツェルマット駅

 ここからホテルに帰る道は、また別ルートを探索します。元々教えてもらったルートは、一旦線路沿いに進み、マッターホルンの好展望場所で線路をくぐり、川沿いに線路沿いを戻るようなルートなのです。もう少しショートカットできるルートはないかと思ったのです。添乗員もショートカットルートもあるような話をしていた気もします。そこで、今回は線路沿いを少し戻ったところにある横断路で線路を横断するルートを歩いてみます。その横断場所は踏み切りですが、遮断機もない割には何本ものアプト式の線路を横断するちょっと距離のあるところです。見ていると地元の人らしき人たちがちょくちょく利用しています。そこを横断し、そのまま直進すると住宅地の中の歩道みたいな場所を通ります。それをすり抜けると駅の反対側から行った道路の途中に出ました。このルートが最短かもしれませんが、それでもホテルを通り過ぎた場所に出るため、どちらが近いかははっきりとはわかりません。さらなるショートカットルートがあるかもしれませんが、まあこだわることもないのでこれ以上の探索はやめておきます。



ゴルナーグラート鉄道を横切る



電車庫



狭い路地は、ウンターラー・マッテン通り(Unterer Mattenweg)



coopの袋を提げてホテルへ戻ります



アパートでしょうか、建物と建物の間には広い庭があり、建物は密集していません



マッターホルンはうっすら見える程度になってきました

 翌日は氷河特急とバスでグリンデルワルトへ向かいます。

 見かけた花
 リナリア・アルピナ、ゲンティアナ・ウェルナ(スプリング・ゲンチアン) 他


 関連商品はこちら↓
 amazon.co.jp「ゴルナーグラート」(書籍 等)

【ゴルナーグラート周辺が紹介されている主な書籍等】

世界・花の旅 スイス・アルプスの花』(JTB)
  ツェルマット周辺の花が紹介されています。

Wander!地域別季節順