葉で見わける樹木

 小学館のフィールド・ガイドシリーズ22として出版されています。とてもわかりやすい樹木図鑑です。

 私自身、花には興味があっても、花の目立たない樹木の見分けは難しいと思っていたのですが、多くの樹木は葉で見わけられるということを教えてくれた本でもあります。

 調べるのにもわかりやすいように、葉の形や、葉の縁に鋸歯があるかないか、また常緑か落葉か、対生か互生か、と区別していけば辿りつけます。対生か互生かわからなければ、その両方を見れば辿りつけます。この調べ方でかなり多くの樹木を同定できました。見わけるポイントもわかりやすく書かれていて、似た種との区別も容易です。

 それまで樹木の区別は難しいからと拒否反応があった樹木にも目がいくようになりました。樹木初心者にはバイブルのような非常に役に立つ図鑑だと思います。

 主な樹木350種が掲載されており、よく見かける樹木はほとんど載っていると思います。ただしイワガラミなどのつる植物は載っていないようです。

【著者】林 将之
【発行所】小学館
2004年4月20日初版第1刷発行

 amazon.co.jp 『葉で見わける樹木』
 amazon.co.jp 小学館フィールド・ガイドシリーズ

Wander!

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送