ハエドクソウ(ハエトリソウ) 蝿毒草(蠅捕草)
Phryma leptostachya L. subsp. asiatica (H.Hara) Kitam.
ハエドクソウ科 ハエドクソウ属
 

花・葉 東三河 宮路山 2006.7.1

 暗い場所に生えているため、なかなかうまく写真に撮れません。高さ50〜70cmで、細長い穂状花序は長さ10〜20cm。花は、蕾の頃は上向きについているが、開花時は横を向き、実になると下向きになり、イノコズチの実に似ていて、「ひっつき虫」になります。

 葉は対生し、葉身は縁にあらい鋸歯があります。

 和名は、全草に有毒成分があり、根をすりおろして、しぼり汁を紙に含ませ、蠅取り紙として利用したことからだそうです。

 分布は、シベリア東部、北海道〜九州、朝鮮半島、中国、ヒマラヤとなっています。

 参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)、『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)

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