ハンゲショウ(カタシログサ) 半夏生(片白草、半化粧) Saururus chinensis (Lour.) Baill. ドクダミ科 ハンゲショウ属
花・葉 東三河 葦毛湿原 2006.7.9葉が半分白くなる。いかにも「半化粧」の名が相応しい感じがします。ただ、一般的には漢字で「半夏生」と書きます。暦の上で夏至から11日目(7月2日前後)を半夏生というそうです。その頃に、花を開き、また葉も白くなります。白くなる葉は花序に近い数葉枚で、葉身の表側下半部が白くなります。裏面と表面の先端は白くなりません。白くなるのは、葉緑素がないからだそうで、花が終わる頃には緑色になります。
花穂は長さ10〜15cmで、はじめ下垂し、のちに上を向きます。花は花穂の基部の方から順に咲きます。
写真は葦毛湿原ですが、ここに生えているハンゲショウは、自生ではなく誰かが持ち込んだものだそうです。
分布は、本州〜沖縄、朝鮮半島、中国、フィリピンとなっています。
ドクダミ科で、日本に自生するものは、本種の他、ドクダミ属のドクダミのみです。
参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)
葦毛湿原については、以下のサイトに詳しい紹介があります。
http://www.tcp-ip.or.jp/~yoshida/index.html
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