ヒカゲツツジ 日陰躑躅
Rhododendron keiskei Miq.
ツツジ科 ツツジ亜科 ツツジ連 ツツジ属 ヒカゲツツジ亜属 ヒカゲツツジ列
 

 

 

 

 

花・葉 奥三河 愛知県民の森 2007.4.7

 淡黄色の花を咲かせるツツジの仲間というと、高山ではキバナシャクナゲが思い浮かびますが、低山ではこのヒカゲツツジです。

 高さ1〜2mの常緑低木です。葉柄の長さは2〜4mm。葉には両面に円形の鱗状毛があります。枝先の1個の花芽からは2〜4個の花が散形状につくと言いますが、6枚目の写真では5個の花(蕾)、1枚目の写真の左には6個の花がついているように見えます。ひょっとしたら複数の花芽がついているのかもしれませんが。雄蕊は10本で、花糸の基部あたりに白色の軟毛が生えています。花柱は無毛です。

 関東地方以西の本州、四国、九州の山地の岩場などに生えます。

 この日は、ミツバツツジの花も見かけました。

参考:
 『日本の野生植物 木本』(平凡社)、
 『新城地方の樹木[改訂版]』(愛知県・新城地方林業振興会)

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