ヒノキバヤドリギ 檜葉宿主木(檜葉寄生木)
Korthalsella japonica (Thunb.) Engler
シノニム:Bifaria opuntia sensu Merr.、Korthalsella opuntia auct. non (Thunb.) Merr.
ヤドリギ科 ヒノキバヤドリギ属


茎 弓張山地(東三河) 2009.12.13


 

 

 

茎・花 弓張山地(東三河) 2011.8.1

 2009年12月にヒノキバヤドリギを見た場所へ、2011年8月に再訪し、写真を撮りました。撮影時には気づきませんでしたが、帰宅して写真を見ると、花が咲いているではありませんか。とても小さい花で、知っていないと気づかないでしょう。

 撮った写真を拡大して花の部分をアップにしてみました。粗くなってしまっていますが、合着した3枚の花被片から成っていることがわかるかと思います。

 常緑樹に寄生する常緑低木です。光合成もしているので、正確には半寄生植物ということになります。和名の通り、扁平で節のある様子は、ヒノキの葉に似ていますが、それは、茎にあたります。ヒノキに寄生するということではありません。『日本の野生植物 木本』I(平凡社)によると、宿主は、ツバキ、ヒサカキ、モチノキ、マサキ、ヤブニッケイ、ハイノキ、ネズミモチなどとなっています。

 分布は、関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄、小笠原、台湾、中国、東南アジア、オーストラリアとなっています。

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