平尾山 大原調整池から 2月に初めて平尾山に登ったのは中山峠方面からでした(記録)。そして今回は、大原調整池から山頂を目指しました。交錯する林道には悩まされました。要注意です。
【山 名】平尾山 464m 【三角点】四等 112.99m(平成19年11月29日改測) 点名:大原(おおはら) 平成5年7月21日選点 所在地:愛知県新城市富岡字東川60番597 所有者:水資源機構 豊川用水総合事業部 【山 域】弓張山脈(弓張山地、弓張山系、湖西連峰) 【水 系】豊川支流宇利川水系・豊川支流間川水系・宇利山川水系 【所在地】愛知県豊橋市石巻中山町・新城市富岡・静岡県浜松市北区三ヶ日町平山 【山行日】2010年4月4日(日曜日) 【行 程】大原調整池から 豊川 ==(県21・県381・県81)== 大原調整池畔 ---- 林道 ---- 鉄塔 ---- 平尾山 ---- 鉄塔 ---- 林道 -- 9:59 10:36-10:43 11:10- 12:34-13:00 13:11 13:24 13:28 -- 林道分岐 ---- 鉄塔 ---- 大原調整池畔道路 ---- 駐車場所 ==(22.5km)== 豊川 14:21 14:52 15:00 15:05-15:12 15:57 【山行時間】4時間22分(休憩を含む) 【標高差】約350m 【人 数】2人 【天 候】曇一時小雨 15℃(登山開始時)、16℃(帰宅時) 4月4日13時新城の気象庁データ:気温16.9℃、風速3.1m/s、最大瞬間風速7.1m/s、風向:南東 【地形図】1:25,000 三ヶ日(みっかび)平成8年11月1日発行1刷 三河富岡(みかわとみおか)平成2年8月1日発行5刷 豊橋(とよはし) 昭和63年5月30日発行2刷 新城(しんしろ) 平成8年10月1日発行2刷 【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、 PHENIX化繊ズボン(中国製)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、綿100%トランクス(中国製)、 綿100%チェック長袖シャツ(中国製)、黒色ウェストバッグ、MILLETアタックザック、眼鏡、 綿100%水色半袖Tシャツ(Fabric Made In USA、Assembled In Honduras)、 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7、SONY α350(楽天市場)(いずれも首に下げて歩く) 【所持飲料】KIRIN生茶(緑茶)500ml(約100ml飲む)、お湯(テルモス470ml)(コーヒーに使用)月曜に首の筋を痛めて、それが徐々にひどくなり、それでも寝違いみたいなものか、すぐ治るだろうと放っておいてもなかなか治らず、土曜にようやく整形外科を訪れると、本来カーブを描いているはずの首の骨が真っ直ぐに並んでしまっていて、そのために筋肉が疲労したのが原因とのこと。姿勢や枕についてのアドバイスをもらい、リハビリもするように言われました。まあいずれにしても、原因が明らかになったので、その後、『山と溪谷』誌が置いてある近くの喫茶店で遅めの昼食をとり(コーヒー付で910円)、それから本宮山塊に出かけました。すでにズボンなど、山歩きのスタイルで整形外科を訪れていたのでした。訪れた場所は初めての場所で、林道からそれて踏み跡もない場所でしたが、あまり見るべきものはなく、コバノミツバツツジが咲いていた程度。それに、近くでは第二東名の工事をしているようで落ち着かず、適当に引き返しました。
さて翌日曜日は、豊橋のYさんとどこかを歩く予定をしていました。土曜に訪れた場所がおもしろそうなら、さらに奥まで登ろうと思っていましたが、それほどでもなかったので、他の場所にします。雨生山方面も候補でしたが、調べてみたら去年の同時期に訪れていました。ならば、大原調整池方面にしようと思いつきました。そして余裕があれば、2月にYさんと訪れた平尾山まで足を延ばしてみたいと思いました。
車で大原調整池へ行きますが、駐車は少し奥にします。そこから少し車道を戻り、車道の分岐から登ろうとしましたが、その手前の沢沿いに、「涼しの小径」と書かれた踏み跡があったので、そこを登ることにします。この先は、「林道南川支線」に出るようです。
林道に出てからは、しばらく林道を歩きます。林道分岐では、「中山峠」と「平尾山」の文字が何とか読み取れ、左の平尾山方面を選びます。別の分岐では、「中山峠」と「宇利峠」で右の「中山峠」を選びます。そこをしばらく行くと、左上方へ続く踏み跡があったので、そこを登ります。上部はあまりいい道ではありません。そしてざれた斜面を登り、上の林道に出て、さらに上に登る踏み跡に入ります。これらは送電線巡視路のようです。そして送電線鉄塔に出ました。平尾山はさらに右へ登っていく方でしょうか。雲行きも怪しくなってきます。いずれにしてももう正午をとっくに過ぎているので、ここで昼食とします。おにぎり2個や羊羹などを食べ、インスタントコーヒーを飲みます。
そして平尾山のピークの見当をつけます。もう一つの送電線鉄塔が見えます。ひょっとしてそれが、2月に平尾山に登ったときに休憩した場所だろうか。ということは、その手前に平尾山のピークがあるはずです。とするとそれほど遠くではありません。2.5万図はちょうど4枚のつなぎ目の位置なので見るのに苦労します。プリントアウトしてきた国土地理院の地図で確認もします。ここで引き返そうとも思っていましたが、気を取り直して、もう少し登ってみることにします。
少し登ると浜名湖方面が綺麗に見える場所がありました。その後は展望のない尾根歩き。ニセピークを越えると、平尾山でした。今日はここまでとし、引き返します。右に下りていくルートもいつかはトレースしたいと思っていますが、今日はもう十分です。だいたい、ずっと左の首から肩、背中にかけて痛んでいるのです。これじゃ、山歩きもそれほど楽しめません。
東三河では珍しくない光景(台風18号の傷跡)
道標
昼食をとった送電線鉄塔を見る
東の平山方面を見下ろす
猪鼻湖・浜名湖方面を見る最初に林道に下りてからさらに横断して下には下らず、林道を右に折れます。そして下へ行くと別の林道に合流します。ここで右に行くか、左に行くか。若干下っている右を選択しました。
ところが、この林道はなかなか下らず、山腹を巻いていきます。しばらく行くと下方に大原調整池が見えますが、そこへ下っていくルートが見つかりません。仕方なく、Uターンします。そして林道の合流地点を越えて少し行くと、登りで通った分岐に出ました。
林道から大原調整池(五葉湖)を見る林道を下っていくと、左下へ下っていく踏み跡がありました。これも送電線巡視路のようですが、何の表示もありません。でも行ってみます。ちょうど雨が降ってきて、林道を歩くよりも樹下になり、雨に濡れないで済みそうです。
落ち葉が多く、少し下ったところで滑って後ろに転倒してしまいました。両手の平で受け身をしましたが、左手の平を擦りむいてしまいました。血が出てきたので、バンドエイドをします。少し下ると「展望の小径」と表示がありました。
右は「展望の小径」、左は「花見の丘」そして池畔の道路に出ることができました。しかし、表示は「健脚の小径」とあったのが不思議です。いずれにしても駐車場所は車道を右に行った方向でしょう。左に少し歩いて車に戻りました。大原調整池を訪れる人は多いようで、走っている人、ハイキングをしている人、禁止になっていますが、釣りをしている人などがいました。
池畔の道路に出たところ
ここを下りてきました
四等三角点「大原」見かけた花
スルガテンナンショウ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、シハイスミレ、フイリフモトスミレ、タネツケバナ、ハコベ、セイヨウタンポポ、ミツバアケビ、サルトリイバラ、キブシ、ミツバツツジ、コバノミツバツツジ、ヤマツツジ?、ヤマウグイスカグラ、クロモジ、トネリコ?、ミヤマシキミ、イズセンリョウ(蕾)、アオキ、アセビ、ヒサカキ、ヤブツバキ、ニガイチゴ、クサイチゴ、モミジイチゴ、コブシ(植栽)、ヤマザクラ
【平尾山が紹介されている書籍】 『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行 「平尾山」という名称の記述はないが、「豊橋市最高点」として「中山峠」のページで紹介されています。
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