保古山 保古ノ湖と根ノ上湖周回

 梅雨明けの翌日でもある三連休の中日に根の上高原の保古山に登りました。



展望台跡から笠置山などの絶景

【山 名】保古山(ほこやま、ぼこやま) 970m
【三角点】969.81m 二等三角点 点名:保古山(ぼこやま) 昭和50年7月15日選点(一次基準点測量にて再設)
      所在地:岐阜県恵那市東野字保古山2390番地の1 所有者:岐阜県恵那市東野 東野生産森林組合
【山 域】屏風山山系(東濃、恵那三山) 胞山県立自然公園
【水 系】木曽川水系(左岸)
【所在地】岐阜県恵那市東野・中津川市茄子川・手賀野
【山行日】2010年7月18日(日曜日)
【行 程】保古ノ湖南岸から周回
  豊川 ==(R1)== 音羽蒲郡IC ==(東名・伊勢湾岸・東海環状 65.8km)== 土岐南多治見IC ==(県382・R19)==
  7:53            7:58                                                 8:40
  == Kさん宅付近 == 多治見IC ==(中央自動車道 31.4km)== 恵那IC ==(R19・県407・県413)== 駐車場 --
                      9:01                                 9:38                        -10:09
  -- 分岐 ---- 小ピーク ---- 保古山 ---- 展望台 ---- 保古湿地 ---- 根ノ上湿地 ---- 駐車場 ==
     11:01                   11:22       12:10     12:30-13:00                     14:53-
  ==(県413・県407・R19)== コメダ ==== Kさん宅付近 == 多治見IC ==
                                                     18:22
  ==(中央・東海環状・伊勢湾岸・東名 75.0km)== 音羽蒲郡IC ==(R1)== 豊川(合計走行距離:251.6km)
                                                  19:25            19:33
【山行時間】4時間44分(休憩を含む)
【標高差】約95m
【人  数】2人
【天  候】晴(雲あり) 26℃(自宅出発時)、27℃(帰宅時)
     7月18日恵那の気象庁データ:平均気温26.1℃、最高気温33.3℃、最低気温20.1℃、平均風速2.0m/s、
                   最大瞬間風速9.0m/s、最多風向:西南西
【地形図】1:25,000 恵那(所持せず)、中津川(所持のみで使用せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、表地綿100%Colemanキャップ、
 黒色ウェストバッグ、mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、
 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、紺色デイパック、緑色タオル(首に下げて歩く)、
 綿100%トランクス(中国製)、眼鏡、中国製グレー半袖Tシャツ(綿72%・ナイロン28%)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7、SONY α350(いずれも首に下げて歩く)
【所持飲料】い・ろ・は・す I LOHAS 温州みかんエキス入りナチュラルミネラルウォーター 520ml \126(完飲)、
 幸香園 烏龍茶 500ml(約100ml飲む)、大塚製薬 ポカリスエット 500ml(飲まず)、
 AQUARIUS Day-Start バレンシアオレンジフレーバー カロリーオフ 500ml(飲まず)
 根ノ上高原へは、裏道として近くを車で通り過ぎたことがある程度で、高原自体を散策したりしたことはありませんでした。そこで、今回、根の上高原あたりにはどんな花が咲いているだろうか、と行ってみることにしました。そして、ネット検索すると、保古山という名前も目に付きました。これはついでにピークハントもできる、一石二鳥だ、と気分も盛り上がります。三連休に合わせたように連休初日の17日に梅雨が明け、その翌日です。天気は悪いはずがありません。ただ最近は、ゲリラ豪雨がはやっているようで、梅雨が明けたといっても油断はできません。

 朝6時半頃に起床します。朝食は前日にヤマナカで買っておいた「炊込みご飯おむすび」2個(\158)。そして8時前に出発します。外に出ると晴れているのですが、なんと小雨がぱらついています。まあそれでも大したことはないだろうと思えます。

 同行は多治見のKさん。高速で行こうと考えていましたが、ひょっとして三連休でしかも梅雨明けも重なって渋滞しているのではないか、その場合、下道で行くとすると現地集合になるかな、などと考えました。ところがいつも渋滞している豊田ジャンクション付近も渋滞の表示がありません。拍子抜けですが、ならばと音羽蒲郡インターから高速に乗ります。反対車線は渋滞しているものの、東名下りの交通量はそれなりに多いものの渋滞はしていませんでした。土岐南多治見インターで一旦下りてKさんを迎えに行きます。高速料金は通常\2,200のところ休日特別割引で上限の\1,000です。

 合流し、多治見インターから恵那インターまで中央道を走ります。屏風山パーキングエリアにコンビニ表示があったので寄ります。前日にヤマナカで買ったおにぎりは持っていましたが、コンビニに寄れたら、冷たい素麺でも買おうと思っていました。パーキングエリアのコンビニは大繁盛です。素麺はありませんでしたが、冷やし中華があったので、それを購入しました。一緒に初めて見かけた、コカ・コーラの味つきミネラルウォーターも購入します(計\446)。恵那インターまで通常\950のところ、休日特別割引で\500となります。

 保古ノ湖南側にあるキャンプ場受付脇の駐車場に駐車します。道路の対面にはトイレもあります。保古ノ湖の堰堤上を歩き西に向かいます。堰堤があるということは人工湖です。これは根ノ上湖も同様です。さすがに三連休です。オートキャンプをしている人たちで賑わっています。遊歩道を歩き、保古山に向かいます。まあまあいい雰囲気です。



保古の湖

 途中で分岐があります。右は保古湿地へ向かう遊歩道のようです。保古湿原へは保古山を下った後に反対側から寄ろうと思います。まずは保古山方面へ進みます。



保古山への分岐



古そうな石標がありました 文字は「東?」

 ピークらしきところに出ますが、どうやらここはニセピークのようです。三角点のあるピークは一旦西に下りその先にあるようです。

 アンテナがいくつも建っていますが、三角点はちょっとした高みにありそうで、そちらに向かうとちゃんとありました。展望はありませんが、すぐ脇からアンテナの先に少し展望が得られます。でも、昼飯を食べるような雰囲気ではありません。保古山は恵那山と富士見台と合わせて恵那三山の一つともされているようです。この3つはかなり格差があるようにも思えますが、3つ選ぶとそうなってしまうのでしょうか。ただ、深田百名山にも選ばれている恵那山と、高原として有名な富士見台と、保古山という名こそあまり知られていませんが、根の上高原というブランドとしては、そこそこ有名であることを考えれば、納得できるかもしれません。



山頂のNHK中継所



こんなアンテナもありました



二等三角点「保古山(ぼこやま)」

 ここからは車道を下ります。そして途中の分岐を左に入ります。何の表示もありませんが、「可児からの山歩き」の保古山のページ(http://www.geocities.jp/kanikarano/10yamaaruki/216hokoyama.htm)にあるとても丁寧な概念図をプリントアウトして持参してきて、そこにある展望台がこの先にありそうだと思ったのです。そして、それらしい斜面を登ると、正面に6年前に登った笠置山(記録)の見える絶好の景色に出会えました。ただ、展望台は崩壊しているようで、注意しないと怪我をしそうな危険な場所になってしまっているのが残念です。



笠置山



展望台跡

 ここは遮るものがなく暑いのでやはり昼飯をとるには適していません。引き返し、保古湿地方面へ進みます。途中の分岐を右に折れて保古湿地に行きます。しかし、ほとんどロープで遮られていて、湿地の中央へは行けません。でも、わずかですが歩道脇で湿地に生える花が目立たず咲いているのを見つけることができました。

 もう12時もとっくに回っています。ここらで昼食をとりたいところです。ベンチなどはありませんが、保古ノ湖畔で眺めのいい場所がありました。幸い雲があって太陽を遮ってくれています。ここで腰を下ろすことにします。屏風山PAのミニストップで購入した「タカラ食品 冷し中華ミニ」(\320)と前日にヤマナカで買った「手巻おにぎり梅」(\105)がメインです。ヤマナカで買った「水大福」も食べます。コカ・コーラの味つきミネラルウォーターは、最近見かけない「ボルヴィック フルーツキス」のような感じで、飲みやすくなかなかいい味でした。7月5日に発売されたばかりとのことです。たまに雲が切れて直射日光があたると暑く感じます。足元にはアリがたくさんいて、油断するとコンビニの袋の中に入ってきたりします。すぐ近くではヒグラシが断続的に鳴いていましたが、姿は見つけられませんでした。



昼食をとった保古ノ湖畔からの眺め

 昼食後は車道に戻って、保古ノ湖北岸を歩きます。途中では、乗馬で湖岸に訪れている人たちもいました。さて、根ノ上湿地にも寄りたいと思います。そしてついでに根ノ上湖を一周します。



源根林道分岐 「農林水産省補助事業」により整備されたようです



保古ノ湖からの保古山



保古ノ湖に来た馬

 堰堤を通り、右回りに一周します。根ノ上湿地には木道があります。ただ、花はあまり多くない時季のようです。少しは花が咲いていましたが、近くで綺麗な写真が撮れるようなものは見つけられませんでした。遊歩道では犬の散歩をしている人も見かけます。また子供二人が摘んだ花の束を手につかんで歩いているのも見かけました。よく見るとその花はネジバナでした。確かにニョキニョキといっぱい生えている場所がありました。それにしてもこんなにたくさん摘んでどうするのだろう?



根ノ上湖と堰堤(左端)



岬園からの根ノ上湖



岬園へ



根ノ上湖岸の遊歩道

 車道に出て、そのまま車道を歩き駐車場所まで戻りました。暑いので、駐車場脇にある自販機で、冷えた「ダイドードリンコ 復刻堂 三ッ矢サイダー」(300ml \130)を買いました。三ッ矢サイダーという登録商標を持つアサヒ飲料とのコラボ商品とのことです。多治見に戻り、コメダで多めのアイスコーヒーとミニカツサンドを食べてから帰途につきます。多治見インターから東海環状自動車道経由で音羽蒲郡インターまで。豊田ジャンクション付近から岡崎インター付近まで渋滞が10km程度なんて情報もありましたが、通過する頃には1km程度となっていて、大した渋滞に巻き込まれずに帰宅することができました。音羽蒲郡インターまでは小牧ジャンクション経由の方が距離的には0.2kmだけ短いのですが、交通量を考えると、渋滞の少ないと思われる東海環状道経由となります。通常料金は\2,100で、距離的には短い土岐南多治見インターからよりも安くなります。でも、いずれにしても上限\1,000の割引料金なので、関係ないことです。



「胞山県立自然公園 根ノ上高原」の看板



「国民宿舎 恵那山荘」の看板

 携帯電話の歩数計によると、今日1日で歩いた歩数は12,237歩。距離は7.34km、時間は2:02:05、消費カロリーは363kcal、脂肪燃焼51gでした。根の上高原は標高1000m近くありますが、それでも暑い日だったためか、夜は多少の頭痛を感じました。

 見かけた動物
 ベニシジミ、ツバメシジミ、タケカレハ(幼虫)、ヒグラシ(声)、ホトトギス(声)、ウグイス

 見かけた植物
 ヤブカンゾウ、キバナノヤマオダマキ、ノギラン、ササユリ、ママコナ、ノアザミ、アオオニタビラコ、サワギク、ニガナ、ヒメジョオン、ヒヨドリバナ、オカトラノオ、ヘクソカズラ、キツネノボタン、チダケサシ?、ヤマホタルブクロ、ウツボグサ、ネジバナ、シロツメクサ、コマツナギ、バイカツツジ、ノリウツギ、シモツケ、ムラサキシキブ、ネムノキ、フジウツギ


【保古山が紹介されている書籍など】

『続 ぎふ百山』(岐阜新聞社)平成5年2月8日発行
  保古山の写真ではアンテナが3本見られます(今回の山行時は6本写っています)。

『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行
  「保古の湖周辺遊歩道」の項に「保古山からの素晴らしい眺望も楽しめる。」とあります。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  標高969mとなっています。「山頂まで自動車道が通じる。」とも書いてあります。

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