ホナガタツナミソウ 穂長立浪草
Scutellaria laeteviolacea Koidz. var. maekawae (H.Hara) H.Hara
シノニム:Scutellaria maekawae H.Hara
シソ科 タツナミソウ亜科 タツナミソウ属
 

 

 

 

花・葉 東三河 豊川市 2011.6.12

 ホナガタツナミソウの特徴は茎に生える毛が下向きであること。一方、イガタツナミは開出します。写真を見ると、開出しているように見えたので、最初はイガタツナミかトウゴクシソバタツナミかと思いました。しかし、別の写真(8枚目の写真)を見ると、下向きに生えているのがわかります。ホナガタツナミソウの毛は下向きだが、開出する毛も混じるとのことです。また、『宝飯の植物』(東三河農林水産事務所)では、ホナガタツナミソウとイガタツナミは載っていますが、トウゴクシソバタツナミは載っていません。

 また、ホナガタツナミソウは、シソバタツナミほどではないにしろ、葉脈が赤紫色を帯びることが多いようです。一方、イガタツナミは紫色を帯びることはないとのことで、7枚目の写真のように、赤紫色を帯びていますので、ホナガタツナミソウと判断しました。

 近くには、シロバナホナガタツナミソウと思われる花も咲いていました。

 『日本の野生植物 草本』III 合弁花類(平凡社)によると、分布は、「本州(福島県以南)」となっています。

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