本宮山 花の少ない8月の林道

 汗だくで林道を終点まで登り、下りは雨にも降られて比較的涼しい登山道を下りました。さすがに真夏の昼の本宮山ではそれほど多くの人は歩いていませんでした。



夏の林道

【山 名】本宮山(ほんぐうさん、ほんぐうざん)(三河富士、三河本宮山、砥鹿山、本茂山、穂の山、穂山、鬼見山、大深山)
【三角点】309.24m 四等三角点 点名:東上(とうじょう) 平成15年8月11日新設
      所在地:愛知県豊川市大字東上字本宮山1番37
【山 域】三河山地(本宮山系、美濃三河高原) 本宮山県立自然公園
【水 系】豊川水系
【所在地】愛知県豊川市上長山町(かみながやまちょう)手取(てどり)・下三手川(しもみてがわ)・本宮下(ほんぐうした)・
           東上町(とうじょうちょう)本宮山(ほんぐうさん)
【山行日】2011年8月8日(月曜日・立秋・先負)
【行  程】駐車場から
  自宅 ==== サークルK ==(県21)== 登山口駐車場 ---- 送電線鉄塔脇 ---- 四等三角点 ---- 登山道交叉 --
  9:40                              10:07-10:11          10:26            11:12        11:15-11:18
  -- 乙女前神社分岐 ---- 林道終点(昼食)---- 登山道へ ---- 東屋 ---- 林道に出る ---- 登山道交叉 --
           -12:03         12:39 - 12:53        13:12    13:32-13:37     13:46           13:50
  -- 登山口駐車場 ==(0.7km)== 本宮の湯 ==(県21)== ヤマナカ ==== 自宅(合計走行距離:26.5km)
     14:30-14:36            14:38-15:19             15:40-       16:12
【標高差】約595m
【人  数】1人(単独)
【天  候】曇時々晴一時雨
     気温:32℃(自宅出発時)、30℃(登山開始時)、28℃(林道終点)、29℃(東屋)、
        35℃(下山時、本宮の湯)、34℃(ヤマナカ、帰宅時)
     8月8日新城の気象庁データ:平均気温27.1℃、最高気温33.2℃、最低気温22.6℃、平均風速1.3m/s、
                 最大瞬間風速5.6m/s、最多風向:東、日照時間8.3h
【地形図】1:25,000 新城(しんしろ) (所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、MILLETアタックザック、
 黒色ウェストバッグ(登りの途中からザックにしまう)、三段折り畳み傘(下りの途中で差す)、眼鏡、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、水色バンダナ(頭に巻いて歩く)、
 表地綿100%Colemanキャップ(途中から被る)、綿90%・レーヨン10%タオル(中国製)(首にかけて歩く)、
 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、中国製半袖Tシャツ(綿72%・ナイロン28%)、綿100%トランクス(中国製)、
 デジタルカメラ:SONY α350(首に提げて歩く)、MINOLTA DiMAGE7(登り途中まで首に提げて歩く)
【所持飲料】サントリー ジャスミンレモネード カロリーオフ 500ml(約450ml飲む)、
 アクエリアス ビタミンガード レモンピールエキス入り ビタミンC1000mg配合 カロリーオフ500ml(約450ml飲む)、
 あやたか 綾鷹 緑茶 500ml(約350ml飲む)、サントリーDAKARA 500ml(約200ml飲む)、
 アクエリアス カロリーオフ500ml(約200ml飲む)
 この夏は早池峰山秋田駒ヶ岳大山と、東へ西へと楽しめています。大山はそれほど涼しくありませんでしたが、さらに暑いと予想される本宮山にも出かけることにしました。

 前夜の日曜は、御油祭り。土曜夜も音羽川に出かけ、仕掛け花火や手筒花火を見ましたが、翌日曜も、出かけました。打ち上げ花火を高台から見たり、神輿や、山車を見て、帰宅したのは夜9時半頃だったと思います。

 翌朝は、自然に目が覚めてから起床しました。暑い本宮山に登るなら朝早い方がいいのでしょうが、暑さは覚悟しているので、時間は優先させませんでした。サークルKでおにぎりと飲料を購入し、結局、登山開始は10時過ぎになりました。駐車場はさすがに登山口に近い駐車場に空きがありました。それでも満車近い状態です。

 まずは登山口から左に折れて林道を登ります。登山口手前にはキバナコスモスやツユクサが咲いていましたが、林道にはあまり花が咲いていません。セミは何種類か鳴いていますが、ヒグラシの声が一番多いようです。その中で、ツクツクボウシの声も聞こえました。

 四等三角点のある場所は日陰になっていなかったので素通りし、登山道と交叉する場所のベンチで休憩します。ちょうど一人が出発するところで、2つあるベンチのうちの一つが空きましたので、そこに座り、飲料を飲みます。

 林道脇のマツカゼソウはまだほとんどつぼみですが、中には開花しているものもあります。わずかな風で揺れるマツカゼソウですが、今日は微動だにしていません。

 さらに林道を登り、乙女前神社への分岐点のベンチで2回目の休憩をします。ただ、ここは日陰になっておらず、少し暑いのですが、曇ったりもして、じりじりとした暑さは感じずに済みました。ただ、ここまで暑さでバテそうです。休憩がなければ歩き続けられないような感じです。でも、まだ大丈夫です。目標は林道終点です。食欲はないので、飲み物だけとします。今日は立秋ですが、多治見では今年最高の37.1℃を記録しました。

 再び登山道と合流します。登山道も閑散としています。単独の女性が一人登っているのを見ただけでした。登山道と合流したときに、一瞬、ここから登山道を下ろうという気持ちも沸きましたが、まだ何とかがんばれそうです。



林道終点近くには大きな石も

 何とか、林道終点にたどり着き、ベンチに座り、昼食とします。食欲はそれほどありませんが、もう正午を過ぎていますので、おにぎりを2個だけ食べておきます(持っていたのは4個)。まず種なしうめおにぎり(110円、162kcal)、次に辛子明太子おにぎり(136円、174kcal)を食べます。

 下り始めます。気温は28℃。30℃を下回ると、それほど暑さを感じません。基本的に下りなので、とても楽です。登りのときとは大違いです。ただ、天候も下り坂のようにも見えます。

 登山道と合流後は、登山道に入ります。他にも下っている人がいます。次に林道と交叉する場所の少し手前で、左に踏み跡があります。以前に、この脇道を登ったことがあり、途中で分岐もあり、林道に下れるようだということはわかっています。ただ、林道を歩いていて、この踏み跡にはなかなか気づきません。今回は、下りなので、間違いなく、林道に出られそうです。

 踏み跡に入り、すぐに分岐があり、左下へ向かいます。ところが、雨が降ってきたのもあるためか、とても滑りやすい下りです。慎重に下り、林道に出ました。雨は夕立のような降り方です。木の下にいればほとんど雨が当たりませんが、木のないところでは容赦なく雨が地面をたたきつけています。たまらず折りたたみ傘をザックから取り出します。



林道に出たときは雨

 そのまま林道を歩き、登山道との交叉地点から登山道に入り、下っていきます。途中で雨がやみ、傘をしまいます。

 誰もいない東屋で最後の休憩をします。そして登山道を駐車場まで下ります。その後は、温泉へ向かいます。久しぶりの本宮の湯です。その後、ヤマナカで、くろうり、大葉などを買って(計\3,275)から帰宅しました。



鶯峠を過ぎれば登山口も近い



登山道を振り返り見る



「手取山公園入口」の新しい看板



登山口から駐車場へ下る

 見かけた動物
 ビロウドヒラタシデムシ、ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、ミカワオサムシ、センチコガネ、ヒグラシ、アブラゼミ、ツクツクボウシ(声)、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ハグロトンボ?、スズメ

 見かけた花
 マツカゼソウ、ミズヒキ、キンミズヒキ、アキノタムラソウ、ハエドクソウ、ヌスビトハギ、オニドコロ、ヨウシュヤマゴボウ、オオバコ、カタバミ、タチカタバミ、アオオニタビラコ、ニガクサ?、ヒメジョオン、イヌザンショウ、ノリウツギ、リョウブ、アカメガシワ、ツユクサ、キバナコスモス


【本宮山が紹介されている主な書籍など】

『宝飯の植物』(愛知県東三河農林水産事務所)2004年3月10日発行
  本宮山は、「地質的には単純であるが、分布の極限植物など、県下でも有数の植物の宝庫」とあります。

『三河の自然誌』(三河生物同好会)2010年7月31日発行
  「三河の名峰 本宮山」、「三河本宮山は甲虫の宝庫」などの項があります。

『本宮山 登山ガイド』(本宮山国民休養地運営協議会)
  長山登山道は、「一宮町コース」として紹介されています。

『広報とよかわ』2007年1月1日号
  「特集・本宮山〜その魅力をたずねて〜」として4ページにわたり長山登山道を中心に紹介されています。

『穂の国ウォーキングマップ<豊川市北部地区編>』(豊川市商工観光課)
  「コースA」として長山登山道が紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  長山登山道とくらがり渓谷のルートが紹介されています。

『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行
  長山登山道は、「表登山道」として紹介されています。

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