本宮山 国見岩から林道へ

 林道終点から国見岩へは以前に行きましたので(記録)、今回は逆に歩きました。さらに、林道下部の鉄塔脇からの踏み跡をトレースしました。2箇所とも少しの間、進む方向がわからずさまよいかけましたが、無事切り抜けました。



下山地点から振り返り見る本宮山

【山 名】本宮山(ほんぐうさん、ほんぐうざん)(三河富士、三河本宮山、砥鹿山、本茂山、穂の山、穂山、鬼見山、大深山)
【三角点】309.24m 四等三角点 点名:東上(とうじょう) 平成15年8月11日新設
      所在地:愛知県豊川市大字東上字本宮山1番37
【山 域】三河山地(本宮山系、美濃三河高原) 本宮山県立自然公園
【水 系】豊川水系
【所在地】愛知県
      豊川市(とよかわし)
       上長山町(かみながやまちょう)手取(てどり)・下三手川(しもみてがわ)・本宮下(ほんぐうした)・
        中三手川(なかみてがわ)・奥三手川(おくみてがわ)・
       東上町(とうじょうちょう)本宮山(ほんぐうさん)・
      新城市(しんしろし)
       川田(かわだ)中陣後(なかじんご)
【山行日】2011年5月14日(土曜日・先負)
【行  程】手取山公園駐車場から
  自宅 ==(1.0km)== サークルK ==(県21)== 手取山公園駐車場 ---- 沢横断地点 ---- 鉄塔脇分岐 --
  8:49             8:51-8:58                9:19 - 9:25           9:56            9:58
  -- 沢沿いへ ---- 十七丁目 ---- 林道交叉地点ベンチ ---- 踏み跡分岐 ---- 分岐 ---- 登山道合流 --
                    10:28          10:35 - 10:37                                     10:42
  -- 二十五丁目 ---- 蛙岩(東屋)---- 鳥居脇水場 ---- 林道合流 ---- 登山道へ ---- 水場 --
                        10:48           11:03          11:09         11:11        11:13
  -- 砥鹿神社奥宮 ---- スカイライン駐車場横芝生ベンチ ---- 国見岩 ---- 分岐(鎖跨ぐ)--
        11:37                   11:48 - 12:00              12:04          12:11
  -- 宝円寺分岐 ---- 林道終点 ---- 展望広場分岐 ---- 展望広場分岐 ---- 表登山道合流 ---- 登山道分岐 --
       12:13          12:25           12:36             12:38             13:00            13:01
  -- 登山道分岐 ---- 乙女前神社分岐 ---- 天狗岩分岐 ---- 陽向滝分岐 ---- 表登山道交叉 --
       13:13          13:14-13:20          13:22           13:29            14:00
  -- 四等三角点 ---- 送電線巡視路分岐 ---- 沢分岐 ---- 送電線鉄塔脇分岐 ---- 送電線鉄塔 --
       14:02              14:22            14:33            14:49              15:00
  -- 十字路分岐 ---- 秋葉神社への入口 ---- 手取山公園駐車場 ==== 自宅(合計走行距離:25.9km)
       15:03             15:19              15:32 - 15:36       16:00
【山行時間】6時間7分(休憩を含む)
【標高差】約690m
【人  数】1人(単独)
【天  候】晴
  気温:20℃(自宅出発時、サークルK、登山開始時)、19℃(10:35)、22℃(乙女前神社分岐)、
     24℃(帰宅時)
     5月14日新城の気象庁データ:平均気温17.3℃、最高気温23.8℃、最低気温8.5℃、平均風速2.6m/s、
                 最大瞬間風速13.0m/s、最多風向:北西、日照時間11.2h
【地形図】1:25,000 新城(しんしろ) 平成7年修正測量
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、MILLETアタックザック、
 黒色ウェストバッグ、綿100%トランクス(中国製)、白色タオル(首にかけて歩く)、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、眼鏡、
 腕時計(CITIZEN Eco-Drive EXCEED)、中国製グレー半袖Tシャツ(綿70%・ポリエステル30%)、
 デジタルカメラ:SONY α350、MINOLTA DiMAGE7(いずれも首に提げて歩く)、
【所持飲料】アクエリアス カロリーオフ500ml(完飲)、イオン ハト麦ブレンド茶500ml(約150ml飲む)、
      い・ろ・は・す I LOHAS 温州みかんエキス入りナチュラルミネラルウォーター 555ml(約100ml飲む)、
      伊藤園お〜いお茶 濃い味500ml(飲まず)
 本宮山へは4月2日に行って以来(記録)、1ヶ月半近く経っています。咲いている花も大きく変わっているでしょう。

 サークルKに寄ってから登山口の駐車場へ向かいます。相変わらず混雑していて、ウォーキングセンター前や登山口手前の駐車場は満車のようです。仕方なく、手取山公園駐車場に向かいます。しかし、ここも満車のようで、奥まで行き、Uターンしようとしていると1台が出て行きました。気を遣って早めのタイミングで出てきてくれたのでしょうか。

 準備をしていると、Aさんがやってきました。どうやら手取山公園で自然観察会を開催するようで、その下見とのことで、ここで待ち合わせをしていたようです。もう一人の方が先に待っていました。4月にオープンしたばかりの手取山公園で、自然観察もできるとうたっていたのは知っていましたが、対応の早さに少し驚きました。

 少し話をし、最近タニウツギが咲いていたよ、と教えていただきました。さて出発します。まずは林道入口方面へ進みます。オニタビラコの黄色い花が目立ちます。モチツツジの花も多く見かけます。

 下りは林道途中の鉄塔脇にある踏み跡を行く予定です。登りではその分岐を過ぎてから、できれば登山道に合流したいと思います。林道は大きく遠巻きにカーブします。これを下りでも歩くことになるので、登りは短縮したいところです。簡単そうな斜面を登って登山道に合流することを考えながら歩きますが、踏み跡らしきものはなかなか見つかりません。アサギマダラを1頭見かけました。秋の南下時には多く見かけますが、春の北上時はあまり見かけないのは何か理由があるのでしょうか。

 沢を横断する箇所で、沢の右岸にわずかな踏み跡らしきものが見えました。しかし先はあやしい感じです。でも、ここを過ぎたらもうチャンスはないでしょう。踏み跡に入ってみます。

 最初のうちは沢沿いに薄い踏み跡がありましたが、沢の水が少なくなるに従い、踏み跡もはっきりしなくなります。でも傾斜は緩く上部に尾根があります。適当に歩いても何の問題もありません。

 そして十七丁目の表示があるところで登山道に出ました。そのまま表登山道を進みます。林道との交叉地点でベンチが空いていたので休憩します。でもアクエリアスを一口だけ飲んで出発します。



「十七丁目」の正面で表登山道に合流しました

 最初の急登を過ぎると右に踏み跡が分岐します。一度も歩いたことはないので、今日はここを歩いてみます。しばらく行くと右下へも分岐がありますが、左に登るとすぐに本来の登山道に合流しました。その上は二十五丁目でした。

 東屋のある蛙岩を通り過ぎ、鳥居脇の水場で水を一口飲みます。林道に出る手前は踏み跡が左右にあり、私は右端を通ります。左の方は結構賑わっています。若い女性も増えましたが、これは本宮山など一部のメジャーな山だけのような気がします。



「三十六丁目」は、嘉永二己酉年(1849年、つちのととり)に立てられたもののようです

 登山道が林道と合流し、また分かれるところからはやはり登山道を登ります。ここにある水場でも一口の水を飲みます。砥鹿神社奥宮を過ぎ、スカイライン沿いを歩き、駐車場脇のベンチで昼食とします。まだ昼前で軽く食べ、また少し経ったらしっかりと昼にしようとも思いましたが、時間を見るとほぼ昼です。それにおにぎり一つを食べても二つ目を食べたくなりました(チャーシューマヨ(\115、171kcal)と明太チーズマヨ(\125、215kcal))。それだけを食べて出発します。三つ目のおにぎりやゆで卵もありましたが、まだ、先で緊張を継続させなければならないという気持ちがあり、ここでは控えめにしておきました。



水場の建物は2009年の台風18号で倒木の下敷きとなったため建て直されたものです



四十四町目には切株と倒木がありました



さらに倒木



またまた倒木



もう一つ倒木



最後の「五十町」



本宮山スカイライン沿いを歩く

 他にも登山者やバイクで来た単独の男性がここで昼を食べていました。登山者はくらがり渓谷方面からでしょうか。またこの広場に、岩戸神社の由緒が書かれてあるのに気づきました。以前に訪れた国見岩の穴の中にある祠が岩戸神社そのものであることがはっきりとわかりました。

 国見岩から男道を下ります。ところがここがとても緊張します。アカガシでしょうか、ちょうど今が落葉の時期であり、硬質で光沢のある葉がびっしりと登山道に堆積しています。そして登山靴でなく、普通の運動靴を履いているのもあり、とても滑ります。頑丈な鎖が頼りになります。



照葉樹が落葉する季節です



鎖場

 国見岩から下っていくと林道方面へは普通には導いてくれません。まず鎖を跨いで鎖のない左方面へ進まないと行けません。左を見れば踏み跡があるのがわかりますが、普通なら鎖のある右下へ行ってしまうでしょう。

 左へ進み、少し行くと今度は道標のある分岐に出ます。右へ行けば宝円寺方面です。ここを左へ進みます。以前に逆方向で歩いていますので、ほぼ水平に進めばいいことはわかっています。ところが、真っ直ぐには進めないところが出てきます。見覚えのある倒木はあるのですが、方向がわかりません。反対側から来れば、先のほうに目印の紐がぶら下がっているのがわかりますので、迷うことはありません。ところが逆方向には良い目印が見当たらないのです。紐がついている場所が左上方にありますが、踏み跡がなく急傾斜になっています。右下方向でしょうか。そちらには踏み跡らしきものが見えません。一旦進みます。正解は一旦右下へ下り、そのまま下へは行かず、岩のある方向へ行くという感じです。その岩の向こうを下ればそこが林道終点でした。



宝円寺への分岐





岩の下のベンチ



林道終点を見下ろす

 林道を歩き、登山道と一旦合流し、また林道を下っていきます。他に登山者とは会わずとても静かです。そして乙女前神社分岐にあるベンチで休憩します。ゆで卵(タマゴロウ)を一つ食べました。そんなに腹が減っているわけでもないので、それだけにしておきます。食べ終わって出発する頃、後ろから登山者が下ってきました。

 天狗岩分岐、陽向滝分岐と過ぎ、登山道との交叉地点を通り過ぎて、さらに林道を下り、四等三角点を過ぎます。送電線巡視路の分岐を過ぎ少し行くと左斜面にシカでしょうか、何か大きな動物が逃げていくのを見かけました。カモシカかもしれませんが、お尻が白かったように見えたのでシカになるでしょうか。登りで林道から分かれた沢の横断地点を過ぎます。

 そして今日の目的の一つである送電線鉄塔脇からの踏み跡に入ります。しばらくはしっかりした踏み跡をたどります。開けた場所に出ますが、踏み跡に従い下っていきます。すると沢に出ました。ここで踏み跡がわからなくなりました。沢に沿って下っていけば里に出られるのかもしれませんが、踏み跡らしきものは見当たりません。一方、沢を横断して横方向に行くと、踏み跡がありました。そして沢から離れて上がっていかなければなりません。送電線に沿ってつながる巡視路のようです。巡視路の表示によると、「三河南豊田線」と「額田三河線」の2つが一緒になっています。地形図には2本の送電線が少し離れて並行して走っていますが、それらの共通の巡視路になるのでしょうか。そちらに行ってもまた下りになるでしょうからそちらを選択します。



紅白の紐がぶら下がっていました



踏み跡



開けた場所に出る



開けた場所を下っていく

 一旦上がるとそこには送電線鉄塔があり、それを越えると下りになります。踏み跡はしっかりついています。そして下っていくと、十字路に出ました。巡視路は真っ直ぐでしょう。でも、下山するので、ここは左に折れます。沢沿いの踏み跡はしっかりついています。



十字路を左に折れた踏み跡は地形図では「幅員1.5m〜3.0mの道路」として実線で描かれています

 そして人の声が聞こえました。林道の終点のようで、そこに車2台がとまっていました。1台の軽トラには猟犬が2頭いました。猟の訓練だと言っていました。こんな方から人が下ってきたので珍しがられました。

 林道を少し下ると開けた場所に出ました。以前に下ってきた場所の一角です。新東名の工事車両が通る道路や交通整理の警備員も見えます。今回はその道路へは出ず、沢の左岸をずっと進めますので、そこを歩きます。



開けた場所に出ました

 秋葉神社へのショートカットの踏み跡があったので、そこに入り、登っていきます。そして表登山道の登山口に戻り、手取山公園駐車場方面へ進みます。さらに、公園の池方面へ行ってみることにします。小さく周辺を周回し、駐車場に戻りました。その後はどこへも寄らず真っ直ぐ帰宅しました。



坂の向こうに見えてきた秋葉神社の屋根



秋葉神社



手取山公園の池



手取山公園の道標



手取山公園から本宮の湯方面を見る



手取山公園から駐車場へ下る階段

 携帯電話のコナミ歩数計によると、1日で歩いた歩数は21,657歩。距離は12.9km、時間は3:53:36、消費カロリーは634kcal、脂肪燃焼90gでした。

 見かけた動物
 シマサシガメ(幼虫)、ヤマカガシ、ニホンカナヘビ、ウグイス(声)、アサギマダラ、コジャノメ、ダイミョウセセリ

 見かけた花
 スルガテンナンショウ、フモトスミレ、ムラサキケマン、ツメクサ、キュウリグサ、トウバナ、キランソウ、ヒメハギ、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、ノアザミ、アカオニタビラコ、ハルジオン、オオジシバリ、ジシバリ、ニガナ、ノゲシ、トウカイタンポポ、アイノコセイヨウタンポポ?、コナスビ、シロツメクサ、クサイチゴ、イズセンリョウ、モチツツジ、タニウツギ、サンショウ、クロモジ、クロバイ、ヤブツバキ、ツクシシャクナゲ(植栽)


【本宮山が紹介されている主な書籍など】

『宝飯の植物』(愛知県東三河農林水産事務所)2004年3月10日発行
  本宮山は、「地質的には単純であるが、分布の極限植物など、県下でも有数の植物の宝庫」とあります。

『三河の自然誌』(三河生物同好会)2010年7月31日発行
  「三河の名峰 本宮山」、「三河本宮山は甲虫の宝庫」などの項があります。

『本宮山 登山ガイド』(本宮山国民休養地運営協議会)
  長山登山道は、「一宮町コース」として紹介されています。

『広報とよかわ』2007年1月1日号
  「特集・本宮山〜その魅力をたずねて〜」として4ページにわたり長山登山道を中心に紹介されています。

『穂の国ウォーキングマップ<豊川市北部地区編>』(豊川市商工観光課)
  「コースA」として長山登山道が紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  長山登山道とくらがり渓谷のルートが紹介されています。

『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行
  長山登山道は、「表登山道」として紹介されています。

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