本宮山 林道から山頂へ 遅めに出発し、日没頃に下山しました。三連休初日にしてはすいていたと思います。
豊橋平野
【山 名】本宮山(ほんぐうさん、ほんぐうざん)(三河富士、三河本宮山、砥鹿山、本茂山、穂の山、穂山、鬼見山、大深山) 【三角点】789.16m 一等三角点 点名:三本宮山(みかわほんぐうさん) 明治13年選点 平成9年7月21日更新 所在地:愛知県豊川市大字上長山字本宮下1番地の9 309.24m 四等三角点 点名:東上(とうじょう) 平成15年8月11日新設 所在地:愛知県豊川市大字東上字本宮山1番37 【山 域】三河山地(本宮山系、美濃三河高原、雁峰連山) 本宮山県立自然公園 【水 系】豊川水系、矢作川上流男川水系 【所在地】愛知県豊川市上長山町(かみながやまちょう)手取(てどり)・下三手川(しもみてがわ) ・本宮下(ほんぐうした)・中三手川(なかみてがわ)・奥三手川(おくみてがわ) 東上町(とうじょうちょう)本宮山(ほんぐうさん) 【山行日】2013年10月12日(土曜日・仏滅) 【行 程】駐車場から 自宅 ==== 登山口駐車場 --(本宮山林道)-- 本宮山 --(表参道)-- 登山口駐車場 ==== さながわ湯 ==== 福善 ==== 自宅 【標高差】約710m 【人 数】2人 【天 候】晴れ 風強め 10月12日新城の気象庁データ:平均気温22.1℃、最高気温27.1℃、最低気温16.3℃、平均風速2.2m/s、 最大瞬間風速12.6m/s、最多風向:西北西、日照時間9.9h、降水量0.0mm 【地形図】1:25,000 新城(しんしろ) (所持せず) 【スタイル】SIRIO 登山靴 46ATL 27.0(中国製)(2012.07.14 モンタニアで購入)、 MILLETアタックザック、眼鏡、mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、EddieBauer中国製半袖ボーダーTシャツ(綿100%)、 ユニクロ綿100%トランクス(中国製)、緑色タオル(首にかけて歩く)、厚手ショートソックス、 デジタルカメラ:SONY α350+2.8/100 MACRO(首から提げて歩く) 【所持飲料】伊藤園 お〜いお茶 ぞっこん 500ml(\125)、サントリー やさすい!ゆずレモン 520ml(\126)、 伊藤園 そば茶 500ml(\147)、AQUARIUS Vitamin 500ml(飲まず)今回は本宮山林道を登ります。登った後は国見岩から林道終点へ下るルートを考えています。前日までは連日遅くまでの仕事で、今回の三連休も計画を立てられず、朝早くから遠出する気もありませんでした。そこで、しっかり睡眠をとり、昼近くになってから登り始めることになりました。遅い朝は、意外に暑さを感じました。今日は暑い日になりそうです。ただ、外に出るとそこそこ涼しさはありました。
途中、サークルKに寄って、飲料やおにぎりなどを購入します。少しびっくりしたのは、ゆで卵が「タマゴロウ」からプライベートブランドの「Style ONE」になっていたことです。さて、味はどうでしょうか。それは昼食時のお楽しみにします。
三連休だけあってか、登山口近くの駐車場はほぼ満車です。ただ、2台分だけスペースがあったので、そこにとめます。通常の土日なら、昼前のこの時間だと、もう少しすいているイメージです。
林道を登り始めると、既に下山してくる人が何人かいます。これは予想通り。風があります。風が当たらないところは暑さを感じますが、風が抜けるところは涼しさを感じます。
先週の土曜も少しだけ本宮山を歩きました。栗も落ちていて、40個弱を拾いました。今日も少しは拾いました。ただ、1ヶ所、林道脇に栗の木が刻まれて捨てられている場所がありました。見ると、大きな栗です。先週見つけましたが、野生の小さな栗と違い、栽培されている大きな栗です。虫が湧いて、ここに捨てに来たのでしょうか。あくまで想像ですが。
最初に登山道と交差する地点のベンチは誰も休憩していませんでした。ここでおにぎり1個だけを食べます。既に正午を過ぎていたし、朝食も多くは食べなかったからです。でも、ちゃんとして昼食は山頂で食べるつもりです。食べたのは「焼おにぎり」(\115、206kcal)です。お茶も飲みます。「伊藤園 お〜いお茶 ぞっこん」はそれほど美味しそうな名前ではありませんが、意外とおいしく飲めました。登山中だからかもしれませんが。休憩していると登山者は何人かやってきて、ここで休憩する人もいました。
豊橋平野と三河湾
立派な木
本宮山林道の車止めさらに林道を歩き、乙女前神社分岐のベンチは一人がベンチに横たわってタバコを吸っていたので、休憩はパスします。
地層が見えます
水場
林道脇の折れた木
林道脇の垂れた木登山道が合流する少し手前では、ショベルが土砂を除去していたのか、何か工事をしていました。それまでも、林道のへりが崩れて囲ってあったりしている場所がありました。少し前の雨であちこちに被害が出たのでしょう。工事の場所を通過するとき、声をかけると、工事を中断してくれ、動作音も小さくしてくれました。
林道終点へ向かう途中では、3人連れとすれ違いました。この区間で人に会うのは多くはありません。今回は、先方から、道がわかっているかと聞かれました。
最初の階段を上がって山頂へ向かいます。今回は久しぶりに三角点のある山頂へ行きます。山頂には子供連れの家族がいて、はしゃいでいました。車で登ってきたのでしょう。
林道から階段へ
シロモジが倒れています
山頂のアンテナ群
橋上から西に本宮山スカイラインを見る
山頂への最後の階段を登る
アンテナ群のある山頂に到着
建物に対しこぢんまりとした山頂の看板
本宮山頂の看板
一等三角点の前には石ころの山
一等三角点は四天王のように四方の石に囲まれていますが、「一等三角点」の文字の前の石は低い驚いたのは、南側の建物が無くなっていたことです。更地になっていました。休憩したのはその更地のさらに一段下です。そこは以前からあった場所です。ここでおにぎりなどを食べました。「鶏唐揚マヨおにぎり」(\118、205kcal)、「厚焼玉子&おかかおにぎり」(\130、188kcal)、そして「Style ONE 味付ゆでたまご」(2個入、\136)です。プライベートブランドなので、製造者はわかりません。「タマゴロウ」かもしれないと思っていましたが、食べてみると、同じ味ではないような感じです。塩味が「タマゴロウ」ほどではなく、少し物足らない感じを受けました。もし、製造者が変わってしまったとすると残念ですが、どうなんでしょうか。
山頂南側の更地
おにぎり
ゆでたまご
南側直下からアンテナ群を見上げる
日光を反射する三河湾とアンテナと雲
西浦半島越しの篠島とその左の野島日没まであまり余裕がないので、国見岩から林道終点へのルートはやめておきます。表参道コースを素直に下ることにします。もうあまり登山者はいません。たまに会うぐらいです。
山頂から下り、本宮山スカイラインをまたぐ橋へ
橋の上から本宮山スカイラインの新城側を見る
砥鹿神社の自販機 何度か利用したことがあります
砥鹿神社脇のトイレ
本宮講大祭斎行の案内看板
参道脇の踏み跡通行禁止の看板
本宮山砥鹿神社奥宮登山番付
大福釜
奥宮脇の石畳
奥宮より少し下にある荒羽々気神社
途中には鳥居もあります
屋根のある水場まで下りてきました
こちらは屋根の無い水場
平らな尾根道途中、東屋で休憩します。既に光はオレンジ色になっています。登山口に到着する頃には太陽は西蔵方面へ隠れてしまうでしょう。
岩場を振り返り見る
林道との交差点 二十一町目途中、ヘビを踏みそうになったり、サルが登山道両側で賑やかだったりしていました。駐車場に到着すると、5台になっていました。
「十八町」と「十八丁目」の新旧石標
雰囲気の良い箇所
新東名高速道路の工事現場を見下ろす
日が沈む前
上弦の月
登山口から道路を見下ろす
南の空に月
日没後先週、本宮の湯へ行ったので、今回はさながわ湯にします。久しぶりです。到着すると、結構な賑わいでした。その後は、夕食とします。比較的近い、「福善(ふくよし)」で、「味噌ひれかつ定食」(\1,450)と、妻は、「味噌チーズかつ定食」(\1,250)を注文しました。久しぶりに訪れましたが、前回同様、すいています。かなり前は結構な賑わいだったと思いましたが、最近は閑古鳥が鳴いている感じなのはどうしてでしょうか。
ひれかつやチーズかつは思ったほど美味しくありませんでした。前回食べた、普通のとんかつの方が肉厚で美味しかったです。
ヤマナカで買い物をしてから帰宅しました。
見かけた動物
ヤマカガシ、ジョロウグモ
見かけた植物
セキヤノアキチョウジ(花)、キバナコスモス(花)、カタバミ(花)、アケボノソウ(花)、ホトトギス(花)、マツカゼソウ(花)、セイヨウタンポポ(花)、コセンダングサ(花)、ツユクサ(花)、コクラン(葉)、ススキ、チカラシバ、ゴンズイ(果実)、リョウブ(果実)、クリ(イガ)、スギ(葉)、シロモジ(倒木)、アセビ、ヤマウルシ(葉)、マメヅタ、コシダ、ウラジロ
【本宮山が紹介されている主な書籍など】 『宝飯の植物』(愛知県東三河農林水産事務所)2004年3月10日発行 本宮山は、「地質的には単純であるが、分布の極限植物など、県下でも有数の植物の宝庫」とあります。 『三河の自然誌』(三河生物同好会)2010年7月31日発行 「三河の名峰 本宮山」、「三河本宮山は甲虫の宝庫」などの項があります。 『本宮山 登山ガイド』(本宮山国民休養地運営協議会) 長山登山道は、「一宮町コース」として紹介されています。 『広報とよかわ』2007年1月1日号 「特集・本宮山〜その魅力をたずねて〜」として4ページにわたり長山登山道を中心に紹介されています。 『穂の国ウォーキングマップ<豊川市北部地区編>』(豊川市商工観光課) 「コースA」として長山登山道が紹介されています。 『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷 長山登山道とくらがり渓谷のルートが紹介されています。 『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行 長山登山道は、「表登山道」として紹介されています。 『東三河の歴史』(東三高校日本史研究会) 「本宮山と砥鹿神社」の項があり、「東三河の平野に面した最も高い山」として紹介されています。 『三河地方と古典文学』(愛知大学綜合郷土研究所)1989年1月20日第1刷発行 「穂山(本宮山)」の記載があり、「ほ」とは「高く抜き出ているものを意味する」とあります。