ホソバシャクナゲ(エンシュウシャクナゲ) 細葉石楠花(遠州石楠花)
Rhododendron makinoi Tagg ex Nakai
ツヅジ科 ツツジ亜科 ツツジ連 ツヅジ属 シャクナゲ亜属 シャクナゲ列
 



花 奥三河 鳳来寺山 2005.5.15


 

葉 奥三河 明神山 2005.12.18

 愛知県東部と静岡県西部の山地の岩場に生えているようですが、私は愛知県東部の奥三河でしか見たことがありません。実際に、静岡県より愛知県に生育分布の中心があり、エンシュウシャクナゲという名はあまり適当ではないと、『鳳来寺山自然科学博物館報(1号)』(1966年発行)や『鳳来寺山自然科学博物館 館報第32号』(2003年3月28日発行)に書かれています。『日本の野生植物』(平凡社)に載っている写真も愛知県鳳来町のものです。鳳来町の花にも指定されているようです。また、愛知県の天然記念物に指定されているそうです。愛知県では設楽町津具(2005年9月30日まで津具村)が北限で、新城市鳳来地区(2005年9月30日まで南設楽郡鳳来町)が南限とされています。

 名の通り葉が細いのが特徴です。明神山の写真では、葉の長さもかなりあります。葉の表面は革質で光沢があり、ごつごつしています。葉の裏は茶色い暖かそうな毛で覆われています。学名の、"makinoi" は、牧野富太郎氏の苗字からきています。

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