ホタルブクロ(チョウチンバナ、アメフリバナ、ポンポンバナ) 蛍袋(火垂袋)
Campanula punctata Lam.
双子葉植物綱 キク亜綱 キキョウ目 キキョウ科 ホタルブクロ亜科 ホタルブクロ属
 

花 奥三河 飯盛山 2009.6.27

 ヤマホタルブクロが群生していると思って、一応写真を数枚撮っておきました。ところが帰宅して写真を見ると、写真の中で、1株のみホタルブクロが混じっていることに気づきました。ホタルブクロとヤマホタルブクロが混生していることもあるみたいです。

 また、2009年7月2日、豊川市内の住宅地を歩いていて、道端にホタルブクロが咲いているのを見ました。こんな町中(と言っても近くに畑地もありますが)にもあるんだ、とちょっと驚きました。

 『日本の野生植物 草本』III(平凡社)には、ホタルブクロの変種であるヤマホタルブクロとの違いが書いてあり、まずは、萼裂片の形。ホタルブクロは3角状披針形で、ヤマホタルブクロは、狭3角形。つまりホタルブクロの方が長細い萼裂片だということでしょう。そして、萼裂片同士の間の湾入部に反り返る付属片があるのがホタルブクロで、ないのがヤマホタルブクロです。これはもっとも一般的な区別の仕方でしょう。花冠の色は、ホタルブクロが淡紅紫色または白色、ヤマホタルブクロは紅紫色となっています。さらに、種子に狭い翼があるのがヤマホタルブクロで、ほとんど翼がないのがホタルブクロとのことです。

 『図鑑 愛知の野草』(中日新聞本社)には、付属片の反り返りがあるホタルブクロとないヤマホタルブクロの比較イラストが載っています。

 『開花順 四季の野の花図鑑』(技術評論社)には、白花のホタルブクロの写真が載っています。

 『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)には、根生葉と茎葉の形の違いがわかる写真が載っています。また、花期には根生葉が枯れてしまうことも書かれてあります。  学名の、"Campanula" は、「小さな鐘」の意味で、鐘形の花の形をあらわしています。"punctata" は、「細点のある」という意味で、花冠の内側にある斑点のことをさしているようです。  和名の由来には2説あるようで、1つは、花の中に蛍を入れて遊んだとのこと。蛍を花冠の中に入れ、花冠の先をつぶして閉じると中で蛍が光を放ち、幻想的に見えるようです。ただ、これは花の名から思いついた遊びなのかもしれません。2つ目は、「堤燈(ちょうちん)」のことを「火垂袋(ほたるぶくろ)」と呼ぶ所があるようで、堤燈に似ている花だから、という説です。

 ホタルブクロの分布は、北海道西南部〜九州、朝鮮半島、中国となっています。

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