伊吹山 山頂周回と北尾根など散策

 10月の伊吹山は6年ぶりです。花は少なくなりましたが、涼しい山頂部を楽しみました。



西遊歩道を登る

【山 名】伊吹山(いぶきやま)
    (息吹山、伊夫岐山、夷服山、胆吹山、五十葺山、伊服岐山、膽吹山、異吹山、伊福山、伊富貴山)
【三角点】1377.31m 一等 点名:伊吹山(いぶきやま) 所在地:滋賀県米原市大字上野字伊吹山1855番地(俗称 道上) 選点:明治17年
【山 域】伊吹山地 琵琶湖国定公園・伊吹県立自然公園
【水 系】淀川上流瀬田川支流姉川支流板名古川水系・揖斐川支流牧田川支流藤古川水系
【所在地】岐阜県揖斐郡揖斐川町(2005年1月30日までは春日村)・滋賀県米原市(2005年2月13日までは坂田郡伊吹町)
【山行日】2012年10月7日(日曜日・大安)
【行  程】山頂駐車場から周回(西遊歩道コース〜東遊歩道コース)
  名古屋市守山区 ==== 東区 ==== 一宮IC ==(名神高速)== 関ケ原IC ==(伊吹山ドライブウェイ)== 山頂駐車場 --(西遊歩道)-- 伊吹山 --(東遊歩道)-- 山頂駐車場 ==== 北尾根下り口 --(散策)-- 北尾根下り口 ==== ドライブイン ==== 板名古川(散策)==== 名古屋
【標高差】約130m
【人  数】2人
【天  候】晴
     10月7日時関ケ原の気象庁データ:降水量0.0mm、平均気温20.2℃、最高気温26.9℃、最低気温16.2℃、平均風速2.9m/s、最大瞬間風速9.0m/s、最大瞬間風速時の風向:西南西、日照時間9.9h
【地形図】1:25,000 美束(みつか)、関ヶ原(せきがはら) (所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、薄手ショートソックス、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、
 ユニクロ綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、
 眼鏡、MILLETアタックザック、ユニクロ中国製グレー半袖Tシャツ(綿72%・ナイロン28%)、
 ユニクロ綿100%シャンブレーインディゴ染め青色長袖シャツ(中国製、\1990、M)、
 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、黒色ウェストバッグ、
 デジタルカメラ:SONY α350 + 2.8/100 MACRO(首に提げて歩く)、CASIO EX-ZR300も使用
【所持飲料】KIRIN 小岩井 純水洋なし 果汁10% 470ml、アサヒ 六条麦茶 600ml、KIRIN 生茶 500ml
 この時季の伊吹山には行ったことがないのではないか、と思い、出かけましたが、下山後調べてみると、しっかり同時季に登っていました。まあ、忘れているぐらいなので、いいでしょう。それに他の場所も少し歩いてみたいところです。

 金曜の夜に、名古屋の親の住むアパートに行き、泊まり、土曜の午前中は、引越し前の家から荷物運びの手伝い。午後は、愛知県図書館で開催された設楽ダムの県民セミナーに参加しました。そして、日曜に伊吹山へ出かけることにしました。

 朝ごはんを食べてから、名古屋のYさん宅へ行き、ピックアップし、一宮インターから名神高速にのります。養老サービスエリアで休憩後、関ヶ原インターをおり、伊吹山ドライブウェイへ。

 山頂駐車場はかなりの余裕があります。もう夏のハイシーズンを過ぎて、見るべきものがないのでしょうか。それでも決して、人影まばらということはありません。少し時間が早かっただけで、ゆっくり写真を撮りながら西遊歩道を歩いていると、後ろから次々に登ってくる人がいて、追い抜いていきます。



駐車場脇はベンチが並びカメラを構える人もいました



静馬ヶ原方面を見る



伊吹北尾根方面を見る



国見峠方面を見る



西遊歩道を登ります



西遊歩道から駐車場を振り返り見る

 もう少し空気が澄んでいることを期待していましたが、遠望はできず、琵琶湖の対岸が辛うじてわかる程度です。それでも徐々にはっきりしてきて、竹生島もよく見えるようになりました。花も何種類か見られ、それほど淋しい状態でもありません。



山頂部の西側



南西方面を見る 琵琶湖はうっすら

 南側に回ると、登山道を登る登山者の列も見えます。登山には良いシーズンでしょう。売店裏の南側で休憩します。まだ午前中なので、昼食をとる予定はありません。間食として、「すや」の栗きんとんと、六花亭のチョコレートを食べます。栗きんとんは、Yさんが名古屋の栄で買ってきたものです。チョコレートは、母が名古屋の物産展で買ってきたものです。「すや」の栗きんとんは、渋みがあって甘いだけではないので、自分の好みです。チョコレートは、「オオバナノエンレイソウ」、「ハマナシ」、「エゾリュウキンカ」の3種があります。オオバナノエンレイソウは特徴がありませんが、ハマナシは乾燥苺が原料に入っています。エゾリュウキンカには、パッションフルーツ粉末とマンゴー粉末が入っています。



南麓からの登山道にも人が登ってきています



スキー場方面を見下ろす



滋賀県立大学の環境調査装置 何の調査でしょう?



チョコレート「六花の森」



椅子が並んでいる場所がありました



屋根に登って作業している人がいました



「南弥勒堂と日本武尊石像」の新しい看板がありました



南弥勒菩薩



山頂部

 三角点に寄って、東遊歩道で下ります。「危険」の表示があります。下り始めはあまり花が咲いていませんでした。それでも下っていくと何種かの花が見られました。



三角点付近から南側を見下ろす



一等三角点「伊吹山」

 

東遊歩道下り口にある注意喚起の看板



東遊歩道から山頂部を振り返り見る



駐車場手前

 駐車場にある建物で昼食にしようと思っていましたが、おいしそうなものはありません。山頂で間食をとったので、それほど空腹でもなく、そのまま下ることにします。次の目的地は北尾根です。御座峰までは行かないつもりです。少しだけどんな花が咲いているか様子を見るだけのつもりです。



駐車場には建設中の建物がありました



西遊歩道登り口付近にある「西の道茶屋」

 下っていく途中には、イヌワシ狙いでしょうか、望遠のカメラを三脚に取り付けている人たちがたくさんいます。以前よりも増えているような気もしますが、今の時季がいいのかもしれません。

 北尾根への下り口に着き、下ります。他にもちらほら歩いている人がいます。まずは、目の前のピークまで登ることにします。途中、一部、ざれて滑りそうなところがありますが、しれています。アカバナゲンノショウコなどが見られます。山頂部より標高が低い分、山頂では花が終わっていた花も、ここではまだ咲き残っているものもありました。



静馬ヶ原



北尾根下り口から伊吹山山頂付近を振り返り見る



板名古川方面を見る



北尾根からドライブウェイ方面を振り返り見る



北尾根から伊吹山山頂部を見る

 戻って、静馬ヶ原の分岐を左折します。少しだけ行ったところで休憩します。見える範囲で他に誰もおらず、とても雰囲気のいいところです。ススキの穂もところどころにかたまって見られます。



北尾根下り口付近には「注意 熊出没 米原市」の看板がありました

 戻り、車で下ります。昼食は、伊吹野のドライブインにします。相変わらず混雑していて、駐車するのも一苦労ですが、なんとか駐車でき、中のレストランをのぞきます。薬草煮卵ラーメンというのがあったので、それを食べることにしました。薬草が麺に練りこんであるのか知りませんが、どこが薬草なのかはわかりませんでした。ただ、煮卵は1個分が入っていて、おいしかったです。



薬草煮卵ラーメン



ドライブインの2階から伊吹山を見る

 さて、この交差点を北上し、板名古川沿いを少し歩きました。ツリフネソウが多く見られました。名古屋への帰路は、ずっと下道にし、夕食は北区のアピタにある若鯱屋でカレーうどん定食を食べました。



板名古川

 親の家でもう1泊し、翌日は、また荷物の運搬や前の家の片付けをしました。

 見かけた花
 リンドウ、リュウノウギク、コイブキアザミ、イブキトリカブト、シオガマギク、キンミズヒキ、アキノキリンソウ、コウゾリナ、テンニンソウ、アカバナゲンノショウコ


 【伊吹山が紹介されている主な書籍等】

中高年のための登山学 登山道で出会える花』(日本放送出版協会)1998年6月16日第1刷発行
  今回と同じルートで花の紹介があります。

『8月下旬から10月に見られる 伊吹山お花畑植物ガイド』(滋賀自然環境保全・学習ネットワーク「伊吹山自然観察会」)2005.6.01 3刷
  該当時期に見られる花が紹介されています。

『中部の山々 その2』(財団法人東海財団)平成14年3月
  6ページにわたって花を中心に紹介されています。

『伊吹山ミニ事典 増補版』(名阪近鉄バス 自動車道部 関ヶ原営業所)2000年
  多くの花が紹介されています。

『日本百名山』(朝日文庫)1995年8月20日第8刷
  藤村の詩、日本武尊、織田信長、百人一首、スキー場、セメント工場などの記述があります。

『秘境・奥美濃の山旅−伊吹山から能郷白山へ−(ナカニシヤ出版)昭和58年9月1日五版発行
  伊吹山山頂から北尾根へのルートが紹介されています。写真も複数あります。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  2ページ以上にわたって紹介されています。

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