伊吹山頂 7月の花

 梅雨も明けて暑さを覚悟していましたが、ガスで涼しいほどでした。
【山 名】伊吹山(いぶきやま)
    (息吹山、伊夫岐山、夷服山、胆吹山、五十葺山、伊服岐山、膽吹山、異吹山、伊福山、伊富貴山)
【三角点】1377.31m 一等 点名:伊吹山 所在地:滋賀県米原市大字上野字伊吹山1855番地(俗称 道上)
【山 域】伊吹山地 琵琶湖国定公園・伊吹県立自然公園
【所在地】岐阜県揖斐郡揖斐川町(2005年1月30日までは春日村)・滋賀県米原市(2005年2月13日までは坂田郡伊吹町)
【山行日】2007年7月28日(土曜日)
【行 程】山頂駐車場から周回(西遊歩道コース〜東遊歩道コース)
【標高差】約130m
【天 候】曇または霧
 (7月28日関ケ原の気象庁データ:平均気温26.4℃、最高気温32.3℃(14:10)、平均風速0.9m/s)
【地形図】1:25,000 美束(みつか)、関ヶ原(せきがはら) (所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、薄手ショートソックス、
 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、
 RunBIRD(ミズノ)半袖Tシャツ(綿60%、ポリエステル40%)、綿100%長袖シャツ(韓国製)、
 MILLETザック、ウェストバッグ、眼鏡、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 カメラ:MINOLTA DiMAGE 7(首から下げて歩く)
【所持飲料】サントリービタミンウォーター500ml(約250ml飲む)、アサヒ 十六茶500ml(約50ml飲む)、
 水500ml(スープ・コーヒー用で使用)
 NPO法人東三河自然観察会の日帰り研修会に参加しました。去年は6月に行ったので、今回、7月末ということで、ちょうどいいと思い、一週間ほど前に参加の申込みをしました。その時点で9人。集合は朝8時に自宅にほど近い音羽町なので、余裕を持って自宅を出発。サークルKで昼食のおにぎりなどを購入してから集合場所へ。すでに3人が来ていたが、参加者は12人とのこと。最終的には11人に。車2台に、7人、4人と分乗して出発。7人乗りの方の運転手を任される。

 音羽蒲郡ICから関ヶ原ICまで。途中、一宮付近で渋滞。やけに流れが悪いと思ったら、一宮付近の自然渋滞の手前に玉突きの事故渋滞もあった。

 ドライブウェイに入ってもバスが前にいるからか、何十台も連なってのろのろ運転。山頂駐車場では先行の1台に倣って、最下部付近に駐車する。すぐ脇の路肩にも花が咲いているが、車も多いので落ち着いて写真も撮れない。まずは西遊歩道から登ることにする。その前にトイレにも寄る。私は売店で、他のメンバーが持っていた『伊吹山自然観察ガイド』を1,000円で購入。なんと6月15日に発行されたばかりだった。しかもこんな小さめのガイドブックが山と溪谷社から出ているとはちょっと意外な気もする。季節ごとの花が紹介されている100円の冊子は売られていなかった。

 出発前に一人がはぐれてしまう。なかなか見つからないので、あきらめて出発する。Aさんが先に山頂へ向かうが、見つからず。後でわかったが、先に登っていってしまったらしい。我々が出発する頃にはもう山頂付近にいたようだ。他のメンバーはじっくり観察しながら進む。

 山頂は観光客でごったがえしている。そして昼食は南側の崖の上付近でとることにする。ガスだけでなく、風もあり、店の椅子が風で倒れたりするほどである。しかし麓の関ヶ原の気象データではこの日の最大風速は2mに過ぎず、最高気温は今年7月の最高を記録していた。Aさんがコンロでお湯を沸かし、インスタントスープを振舞ってくれる。風が強いので注意しないと具も飛ばされてしまう。スープの後はコーヒーも飲める。



ガスに覆われた山頂の南斜面 オオバギボウシも見える

 下りはAさんは中央遊歩道コースを下る。残りは東遊歩道コースへ。シモツケソウはほとんど蕾で残念。他も特に目をひく花もなく、ひたすら歩くのみ。駐車場では二人が待っていた。



東遊歩道脇にある石仏群

 車での下りの途中では、湧き水を汲む。先客はたくさんの容器に入れているようで、我々は各自500mlのPETボトルなどに入れる程度。途中に割り込ませてもらう。というか、水を汲んでくれもした。この水はとてもおいしい。水温もほどよく冷えているからかもしれない。

 見かけた動物
 セアカツノカメムシ、ジムグリ、アカタテハ、ホオジロ

 見かけた花
 キヌタソウ、ヤマトウバナ、ヒメフウロ、コアカソ、マルバシモツケ、アカショウマ、イワアカバナ、コオニユリ、キンバイソウ、ミヤマトウキ、キバナハタザオ、カワラナデシコ、メタカラコウ、クサボタン(蕾)、ミヤマコアザミ、キリンソウ、キバナカワラマツバ、オオバギボウシ、シモツケソウ、シモツケ、クサフジ、イブキトラノオ、シュロソウ、イブキタイゲキ、ヤマホタルブクロ、イブキフウロ、キバナノレンリソウ、キオン、カノコソウ、ノリウツギ、ウツボグサ、バイケイソウ、クガイソウ


 【伊吹山が紹介されている主な書籍等】

中高年のための登山学 登山道で出会える花』(日本放送出版協会)1998年6月16日第1刷発行
  今回と同じルートで花の紹介があります。

『7月から8月に見られる 伊吹山お花畑植物ガイド』(滋賀自然環境保全・学習ネットワーク「伊吹山自然観察会」)2006.04.01 5刷
  該当時期に見られる花が紹介されています。

『中部の山々 その2』(財団法人東海財団)平成14年3月
  6ページにわたって花を中心に紹介されています。

『伊吹山ミニ事典 増補版』(名阪近鉄バス 自動車道部 関ヶ原営業所)2000年
  多くの花が紹介されています。

『日本百名山』(朝日文庫)1995年8月20日第8刷
  藤村の詩、日本武尊、織田信長、百人一首、スキー場、セメント工場などの記述があります。

『秘境・奥美濃の山旅−伊吹山から能郷白山へ−(ナカニシヤ出版)昭和58年9月1日五版発行
  伊吹山山頂から北尾根へのルートが紹介されています。写真も複数あります。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  2ページ以上にわたって紹介されています。

Wander!地域別季節順

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送