イタドリ 虎杖 生薬名:虎杖(こじょう)、虎杖根(こじょうこん) Fallopia japonica (Houtt.) Ronse Decr. タデ科 ツルタデ属
葉 南信州 蛇峠山 2005.7.17
花 東三河 舟着山 2006.9.23所属する山の会の人に教えられ、林道脇に生えていた若い茎を生食したことがあります。酸っぱいですが、うまみはありませんでした。しゅう酸が含まれるので、食べ過ぎるとホウレン草同様、結石の原因になることがあるそうです。夏には写真のように互生する葉序がかなり大きく成長します。
名前の由来は、「痛取り(いたどり)」で、痛みを和らげるのだといいますが、実際には小さな傷の止血程度だと言います。
分布は、北海道〜九州、奄美諸島、朝鮮半島、中国、台湾で、日当たりの良い荒地などに生えるので、林道沿いなどでよく見かけます。北アメリカに帰化してもいます。
このイタドリの葉を食べる虫に、イタドリハムシがいます。
参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)
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