蛇峠山 8月

 蛇峠山には過去、3、6、7、12月に出かけていますが、今回は8月に行ってみました。ヨツバヒヨドリの花にたくさんのアサギマダラが吸蜜のために訪れていたのが印象的でした。



霧の登山道

【山 名】蛇峠山(じゃとうげやま)
【三角点】点名:蛇峠(じゃとうげ) 1663.85m 二等
     所在地:長野県下伊那郡浪合村1192番地の4 明治35年5月14日選点
【山 域】南信(木曽山脈南部)
【水 系】天竜川支流和知野川水系・矢作川支流上村川上流平谷川上流柳川水系
【所在地】長野県下伊那郡阿智村・平谷村・阿南町
【山行日】2010年8月14日(土曜日)
【行  程】馬の背から
  豊川 ==(県5・県21・R151・県438・県21・R257・県436・県32・県389・R257・県10・R153)== 馬の背ゲート前 --
                                                                                    9:11
  -- 車道終点 ---- 蛇峠山 ---- 狼煙台跡 --(車道)-- 馬の背ゲート前 ---- 馬の背 ----  馬の背ゲート前 ==
      10:07        10:17        -10:50                   11:55                         12:03
  == 治部坂(周辺散策)==(R153・県10・R257・県389・県32・県436・R257・県21・県438・R151・県21・県5)== 豊川
  (合計走行距離:188.3km)
【山行時間】2時間52分(休憩を含む)
【標高差】約210m
【人  数】2人
【天  候】霧または曇時々雨
  気温:19℃(登山開始時)、20℃(狼煙台跡)
     8月14日10:20浪合の気象庁データ:気温23.5℃、風速1.5m/s、最大瞬間風速2.4m/s、風向:南
【地形図】1:25,000 浪合(なみあい) 所持のみで使用せず
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、眼鏡、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、黒色ウェストバッグ、
 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、MILLETアタックザック、
 白色タオル(途中から首にかけて歩く)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 中国製グレー半袖Tシャツ(綿72%・ナイロン28%)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7、SONY α350(いずれも首に提げて歩く)
【所持飲料】い・ろ・は・す I LOHAS 温州みかんエキス入りナチュラルミネラルウォーター 520ml(約200ml飲む)、
      サントリー伊右衛門濃いめ(緑茶)(飲まず)、
      AQUARIUS Day-Start バレンシアオレンジフレーバー カロリーオフ 500ml(飲まず)
 豊橋のYさんの都合に合わせ、14日に出かけることにしました。前日の13日は、会社のお盆休みで、5日に購入したテレビの納品&設置日としました。それまで20年ほど使っていたブラウン管テレビ「SONY 14インチトリニトロン」に変わって、奮発して37インチです。でも、いざ納品されてテレビを見ていると、その画面の大きさに最初こそ嬉々としたものの、すぐに慣れてしまいました。こんなものなんですかねえ。

 14日の天気予報はあまりよくありません。ただ、崩れるのは午後の予報です。標高のある蛇峠山なので朝から雨かもしれません。

 サークルK三河くろぜ店で飲料とおにぎりを購入します。治部坂が近づくと、山にはガスがかかっています。でも最初から雨というシナリオだけは避けることができそうです。ただ、いつ雨が降り出すかわかりません。最初は、治部坂から歩こうと思っていましたが、馬ノ背まで車で行くことにします。

 別荘地を通り抜けて車で標高を稼ぎます。さすがにお盆休み期間中だけあって、天気は悪くても別荘地は賑わっているようで、駐車車両は多くあります。ところが馬ノ背に着くと、他に車は1台。車内には人がいます。別荘地に来ている人が朝の涼みにここまで来ているのでしょうか。確かにかなり涼しく、このときの気温は19℃でした。

 我々はゲート横の登山道から登り始めます。2回目に登山道が車道に出たところでザックからタオルを出して首にかけます。暑くはないですが、多少の汗が出ます。

 途中からは車道歩きになります。すると前方から二人の登山者が下ってきました。そして声をかけられます。一人は同じ山の会のFさんでした。大川入山に登る予定だったが、午後からの雨予報で蛇峠山にしたとのこと。それにしてももう下山とは早い。しかも、歩きは馬ノ背からではないですし。Fさんの情報によると笹が多いとのこと。

 もう少し歩くと別のパーティが下ってきました。やはり、大川入山をあきらめての蛇峠山なのでしょうか。そうするとこの時間の下山になるのかもしれません。この後、他に登山者とは会いませんでした。

 車道の分岐であえて右に入ります。車道の終点から回り込めると思っていましたが、できませんでした。仕方なく、車道を戻り、分岐をもう一方に入ります。そして、車道の終点へ。



ガスの中のアンテナ

 ここからは登山道で一旦下り、登り返して鞍部を右に折れると展望台のある蛇峠山の山頂です。ここの笹が結構覆っていて水滴でズボンが濡れてしまいます。それでも、先行者がいたからまだマシなのでしょう。一応展望台に上がりますが、ガスで何も見えません。すぐに下りて、三角点を確認だけして引き返します。



山頂展望台上の「蛇峠山」看板は文字が消えかけています



笹の中のわずかな切り開きに三角点が見えました



「官行造林 長野営林局」の看板もありました

 途中で寄ったヨツバヒヨドリが多く咲いている場所では、アサギマダラが視野内に6頭もいました。登山道を戻り、狼煙台跡に寄ります。もっともここもガスで何も見えません。時間も少し早いですが、おにぎり2個を食べます。1つは、コンビニで初めて見た「玉子かけご飯風おにぎり」(\115)。とろっとした玉子が入っていて、なかなかいけます。もう1つは「ねぎとろわさびおにぎり」(\128)です。



登山道は左右から笹が覆いかぶさっていました

 下りはずっと林道を歩きます。結構距離がありますが、花もそこそこ咲いています。途中ではついに雨も降ってきました。ザックから折りたたみ傘を出してさして歩きます。でも雨は断続的に降る程度です。カメラは首に提げたまま歩きます。



馬の背には「蛇峠山遊歩道」の表示がありました



馬の背の展望台があった場所にはパノラマ表示板が設置されています



馬の背展望台の残骸は脇の目立たないところに放置されていました

 車に戻り、少しだけ周辺を散策し、車に戻ります。もう一つのおにぎり「ツナマヨ」(\105)などを食べ、帰路につきました。

 携帯電話の歩数計によると、1日で歩いた歩数は8,877歩。距離は5.32km、時間は1:37:22、消費カロリーは250kcal、脂肪燃焼35gでした。

 見かけた動物
 アサギマダラ、ヒメキマダラヒカゲ、ウグイス(声)

 見かけた花
 ヨツバヒヨドリ、イケマ、クルマバナ、マツムシソウ、ツリガネニンジン、コオニユリ?、クガイソウ(残花)、ヤマハハコ、キンミズヒキ、オカトラノオ、ヤマホタルブクロ、シシウド、ホツツジ、オオバギボウシ、ノギラン、ウツボグサ、チダケサシ、トウバナ?、キバナノヤマオダマキ、クサコアカソ?、マツヨイグサsp、ヒメジョオン、ゲンノショウコ、ノアザミ?、シロツメクサ、ネジバナ、オトギリソウ、オオバコ、セイヨウタンポポ、ススキ、イタドリ、タラノキ、ノリウツギ?、ウド、リョウブ


【蛇峠山が紹介されている書籍】

『名古屋周辺の山200』(山と溪谷社)2002年3月1日初版第1刷
  治部坂高原から望む蛇峠山の白黒写真などが載っています。

『続・ひと味違う名古屋からの山旅』(七賢出版)平成7年9月28日発行
  6ページに渡り紹介されています。山名の由来も書いてあります。
  amazon.co.jp『続・ひと味違う名古屋からの山旅』

『信州の里山を歩く・中南信編』(信濃毎日新聞社)1999年4月10日初版発行
  6ページに渡り紹介されています。平谷村うつぼから見た蛇峠山のカラー写真もあります。

『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース(章文館)平成18年8月20日初版発行
  山名の由来にもなった蛇が住んだという池があった場所が書かれています。
  amazon.co.jp『長野県中信・南信日帰りの山―120山/188コース』

『三遠信の山歩き』(風媒社)1998年7月5日第1刷
  大川入山とセットで紹介されています。

『名古屋周辺 続 山 旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行
  五座小屋峠からの藪漕ぎルートが紹介されています。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  蛇峠山が登場する浪合音頭の一節が紹介されています。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  位置・標高・地図の紹介のみ。別に治部坂峠の項もあります。

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