ジョロウグモ 女郎蜘蛛(上臈蜘蛛)
Nephila clavata L.Koch, 1878
節足動物門 クモ綱 クモ目 アシナガグモ科 ジョロウグモ属


成体(雌) 東三河 豊橋市牛川町 2010.10.10

この雌は痩せていました


 

 

成虫(雌・雄) 東三河 豊川市御津町金野 2010.10.10

この雌は太っていました


 名前も有名ですし、秋口によく見かける蜘蛛です。ただ、黒と黄色の模様で似たクモに、夏に見かけるコガネグモやナガコガネグモがいます。これらを含めて、一般的にジョロウグモと呼んでいる場合もあるようです。

 ジョロウグモの雌は目立ちますが、同じ巣に比較的小さな雄を見つけることができます。しかも、雄は同じ巣に複数いる場合もよく見かけます。さらに、ジョロウグモとは別種の、シロカネイソウロウグモというとても小さな白いクモを見つけることもあります。

 和名の由来は、女郎からという説と、上臈(じょうろう)からという説があるようです。奥三河の鳳来湖の脇にある岩も、上臈岩ですが、女郎岩と誤記されているのも見かけます。

 分布は、北海道を除く日本、朝鮮半島、台湾、中国となっています。南西諸島以南には、ジョロウグモよりも大きなオオジョロウグモが生息しています。

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