カキドオシ 籬通、垣通、垣通し
 生薬名:連銭草(れんせんそう)、疳取草(かんとりそう) 英名:Ground Ivy
Glechoma hederacea L. subsp. grandis (A.Gray) H.Hara
 シソ科 オドリコソウ亜科 カキドオシ属


花 東三河 吉祥山麓 2005.4.24




花 伊吹山周辺 2005.5.4


 

花・葉 東三河 吉祥山 2006.04.16

 ぱっと見、ムラサキサギゴケやトキワハゼに似ているように見えますが、これらはキツネノマゴ科で、カキドオシはシソ科です。4枚目の写真では対生する葉と、その腋から花(蕾)が出ているのがわかります。

 名の由来は花後の茎が長く伸びて垣根を通り抜けていくことからだと言います。
また、漢名の連銭草は、円い葉が硬貨の銭を思わせ、それが茎に連なっているところからの名だとのことです。
さらに、疳取草は子供の疳を取り除く薬草として用いられることからの名だということです。

 グランドカバープランツとして、園芸用に導入されている種は斑入りの品種が多いそうで、英名からグラウンド・アイビーとか、学名からグレコマと名づけられています。

 参考:『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)

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