函南原生林 紅葉の絨毯

 「函南原生林」という何ともいい響きの場所を知って、行きたくなり、今回、行くことができました。
紅葉は後半のようで、紅葉の絨毯の上を歩いてました。



函南原生林 落葉の絨毯

【行き先】函南原生林 標高640〜780m程度
【山 域】箱根
【水 系】狩野川(かのがわ)支流来光川水系
【所在地】静岡県田方郡(たがたぐん)函南町(かんなみちょう)桑原(くわはら)
【山行日】2012年11月24日(土曜日)
【行  程】駐車場から
11月23日(金)
  自宅(8:35)====(9:04)豊川IC ==== (9:35)浜松SA(10:20)====(11:46)駿河湾沼津SA(12:23)====(12:50)長泉沼津IC ====(13:04)富士竹類植物園(14:35)====(14:43)クレマチスの丘(14:53)====(15:00)駿河平自然公園(15:34)====(16:00)沼津魚がし鮨(夕食)(17:30)====(17:42)スーパーホテル長泉沼津インター(泊)
11月24日(土)
 スーパーホテル長泉沼津インター(8:55)====(9:51)大観山(10:01)====(10:10)ターンパイクに入る ====(10:21)函南原生林散策(12:50)====(13:00)スコーレプラザホテル(昼食)(14:10)====(14:26)箱根やすらぎの森(15:13)====(16:30)かつ榮(17:25)====(17:32)スーパーホテル長泉沼津インター(泊)
【標高差】約130m
【天  候】曇時々晴
     11月24日12時三島の気象庁データ:気温12.9℃、湿度61%、風速2.4m/s、風向:東南東、天気:曇、視程:30.4km
【スタイル】SIRIO 登山靴 46ATL 27.0(中国製)(2012.07.14 モンタニアで購入)、mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、MILLETアタックザック、MUSSHU長袖チェックシャツ(ポリエステル100%・日本製)、EddieBauer 半袖Tシャツ、57%綿 43%ポリエステルトランクス、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、黒色ウェストバッグ、近視用眼鏡、デジタルカメラ:SONY α350 + 2.8/100 MACRO(首に提げて歩く)
【所持飲料】伊右衛門抹茶入り、アクエリアスビタミンガード いずれも飲まず
 箱根方面へは久しくでかけていません。そこで今回は箱根方面を考えてみました。そして、とりあえず宿泊場所だけ11月4日に楽天トラベルで「スーパーホテル長泉・沼津インター」をキープしました。チェックイン日の19日前です。

 三連休の初日の金曜日、8:35に自宅を出発します。豊川インターへ向かう途中、前夜に銀行立てこもり事件があった豊川信用金庫蔵子支店の前を通ると、まだ立入禁止の黄色いテープで囲われ、パトカーなどもいました。でもどうやら、後始末も終了といった雰囲気を感じました。事の始まりは、前日の11月22日14:15頃だったようです。ATM付近にいた女性にサバイバルナイフを突きつけ、シャッターを下ろせ、と言ったのだそうです。5人を人質にとり、「野田内閣は総辞職しろ」と要求したそう。ただ、すでに衆議院は解散していたのでした。愛知県警は、捜査1課特殊班(SIT)、特殊急襲部隊(SAT)を出動させ、翌23日午前3時頃、銀行2階の窓から突入し、照明発光弾を使用し、3:05頃に犯人を確保したそうです。犯人は32歳の男性でした。



事件後の豊川信用金庫蔵子支店

 豊川インターから東名高速道路に入り、新東名に入って、浜松サービスエリアのはまきた食堂で、朝食としました。朝食と言っても10時前とそれほど早い時間ではありませんが、他にも結構ご飯を食べている人がいました。三連休ということで、新東名のサービスエリア目当てで出かけてきた人もいるのかもしれません。私もせっかくなら新東名のサービスエリアで、と思っていた一人です。



浜松サービスエリアから見える山並みと尾根上の風車(浜松風力発電所)



NEOPASA浜松(上り)の建物入口付近

 フードコートなので、いろいろな店から選択できます。マーボー豆腐、カレー、パスタなども食べたいと思いましたが、朝なので、さっぱりしたものがある「はまきた食堂」を選びました。私は、釜揚げしらす丼(\980)。同行者は、ミニネギトロ丼(\480)です。券売機で購入し、持たされたベルの呼び出しで取りにいきます。しらすとごまと葱が載っていますが、シンプルです。みそ汁と漬物もついています。ちょっと高いですが、味はまあまあなので、よしとしましょう。



フードコートにある「はまきた食堂」



釜揚げしらす丼(\980)

 朝食後は、同じくNEOPASA浜松(上り)にある上島珈琲店でコーヒーを購入しました。店でも飲めますが、持ち帰りにします。人気があるようで、注文するのにしばらく待たなければなりませんでした。注文したのはブレンドコーヒーRで380円。持っても熱くないように断熱の段ボールのようなもので巻いてくれます。保温にもなっているのかもしれません。味は苦みがあり、私の好みでもあり、美味しく飲めました。苦くておいしいコーヒーです。



上島珈琲店



NEOPASA浜松(上り)の上島珈琲店外側にはドッグランがありました



ブレンドコーヒーR(380円)

 同行者は、コーヒーが苦手で、ジンジャーミルク紅茶R(420円)にしました。少しだけもらいましたが、これもなかなか美味しく感じました。

 初日は、まず富士竹類植物園へ行くことにします。それほど期待はしていなかったのですが、竹の種類の豊富さには驚きました。バシャバシャ写真を撮りました。そして、ここの女性職員に、回転寿司だけど下土狩駅近くの沼津魚がしがおいしいよ、と言われたので、その言葉を信じ、夕食はそこでとることにしました。

 ただ、その前に、近くにあるクレマチスの丘と駿河平自然公園に寄りました。駿河平自然公園には吊り橋がありました。ただ、それほど印象に残るようなものはありませんでした。



駿河平自然公園駐車場の看板

 

駿河平自然公園の吊り橋

 さて、まだ16時頃ですが、沼津 魚がし鮨 流れ鮨 下土狩店へ。当然ながらこの時間では、他に客はわずか。回転寿司だと、ほとんど流れていない時間なので、どうかと思いましたが、ここは、流れている鮨を取るのではなく、完全注文制のようです。画面から注文したものが、テーブルにレーンで運ばれてきます。なので握りたてです。値段はそこそこしますが、味はかなりいけます。画面へのタッチは差し棒も用意されていましたが、反応が悪く、ちょっといらいらします。

 まずは茶碗蒸し(\280)を頼みます。これはレーンではなく、店員が直接運んできました。量は少なめでした。地あじ2かん(\280)は、ネタも大きく、おいしかったです。えんがわ炙り2かん(\380)も、なかなかおいしいものでした。たら白子軍艦2かん(\480)も、値段だけのことはあり、かなりおいしかったです。しゃこ2かん(\280)は、それほどおいしく感じませんでした。あまり鮨で食べたことのないいさき2かん(\280)も注文しました。くじらタレ炙り(\380)は、生の方がよかったかも。あん肝軍艦2かん(\280)も注文しました。生桜海老軍艦2かん(\280)や生しらす軍艦(\280)は地ものと言えるでしょうか。穴子天ぷら(\380)は、たれがおいしかった。ごそ2かん(\230)は、深海魚とのことで、味は淡白でした。ほっき貝(\380)はおいしくなかったけど、一緒についていた貝ひもはおいしかった。大判玉子1かん(\100)は普通。えびマヨ(\350)はおいしい。皮はぎ肝添え(\380)は肝がきいてまあまあでした。二人で、あまり高いものを避けて食べて、合計5,340円でした。



地あじ2かん(\280)



生しらす軍艦(\280)



ごそ2かん(\230)



沼津 魚がし鮨 流れ鮨 下土狩店 外観

 食後は、スーパーホテル長泉沼津インターへ。今回は、ここに2連泊します。天然温泉「薬師の湯」があります。

 翌朝は、ホテルの無料朝食をいただき、8時頃に部屋へ戻りました。

 まずは大観山へ行ってみます。駐車場は道路を挟んでピークの反対側にありますが、山頂には国土交通省の施設があるらしく、立入禁止になっているようです。残念。駐車場脇には標柱があります。「箱根大観山 富士箱根伊豆国立公園 標高1,011M」となっています。駐車場脇の標高はもう少し低く、大観山のピークは1012mとなっています。1011mというのは、ピークの再測量前の標高でしょうか。



朝の芦ノ湖にはガスがかかり、富士山も見えません。



芦ノ湖には観光船が行き来しています



大観山 ピークには国土交通省の施設があり立入禁止になっているようです



「箱根大観山」の標柱はピークではなく駐車場脇にあります

 大観山から箱根ターンパイクという道路を経由して函南原生林へ。ここを散策します。「函南原生林入山の注意」には、「観光的な利用の方は一切入山禁止です。」とあります。逆に、「原生林保護規程により、次の目的の場合に限り入山を認めます。」とあります。それによると、「(1)この森林の持つ歴史的経緯や意義、水源涵養機能などについての学習、動植物の観察や学習のため。(2)自然環境の保全、保護についての啓蒙の場として。(3)学術研究のため。」となっています。紅葉は後半のようですが、紅葉の絨毯の上を歩くのは心地よかったです。



富士箱根ランドの建物が少し見えました



函南原生林「学習の道」



「函南原生林自然環境保全地域」の看板



函南原生林学習の道入口



道標



木道上の落ち葉



紅葉



「森林(もり)のはたらき」という看板



林道中尾線への分岐



原生の森公園への分岐



平成元年8月の台風で倒れたアカガシ



学習の道 案内図



県道熱海箱根峠線への道標



紅葉

 13時過ぎとなり昼には少し遅くなったので、すぐ近くの富士箱根ランド スコーレプラザホテルに寄り、昼食を済ませようとしました。昼食がとれるかどうかはこの時点ではまだわかりませんでした。ここは函南原生林のすぐ北側にあたります。

 富士箱根ランドと書かれた建物に入り、2階に上がると、レストランの案内がありました。14時までとなっていたので、大丈夫そうです。隣のスコーレプラザホテルと書かれた新しい建物につながる廊下を歩いてエレベータに乗り、8階まで上がります。

 ベルデュールという名前のレストランの中にはちらほらとお客さんがいました。さすがに、こんな場所のホテルの昼は、客も少ないです。よく言えば、ゆったりできます。メニューも多くはありません。私は天ぷらそば、同行者は天ぷらうどんにしました。しかし、ここはホテル。多少高いのですが、それなりのものが出てきました。天ぷらは、別盛りで、海老が3尾。それにプラスα。コーヒーや紅茶もセルフですが、いただけます。展望は優れています。ただ、ガスがかかり、富士山は見られませんでした。



ランチ

 ランチ後は、箱根やすらぎの森へ寄り、16時半頃、夕食をどこかでとろうと裾野市街を車で走っていて、おいしそうに見えた「かつ榮 裾野店」に入ってみました。まだ夕食には少し早い時間なので、客もまばらです。窓際の部屋に案内され、奥のテーブルに座ります。



「箱根やすらぎの森」の看板



「箱根やすらぎの森」にある「森のふれあい館」



かつ榮の店内

 私はシンプルに「特選ヒレかつ定食」にします。昼を食べてから、それほど時間が経っていませんが、普通に「中(160g・1,628円)」にします。ちなみに、ミニ(80g・1,155円)、小(120g・1,344円)、大(200g・1,869円)もありました。同行のYさんは、「レディース膳[梅]」(1,659円)にします。

 すり鉢が出てきました。自分で好きな分だけ胡麻をするようです。ヒレかつはとてもやわらかく、値段相応に感じました。レディース膳[梅]には、ヒレかつ、梅しそ巻き、海老フライに茶碗蒸し、ご飯、漬物、デザートに果物入りの杏仁豆腐がつき、味噌汁または豚汁がつきます。二人とも、豚汁を選択します。



ごますり



特選ヒレかつ定食

 味噌の味は薄いです。茶碗蒸しも少しもらいましたが、やはりダシがきいてなくて薄味です。杏仁豆腐もクセがありません。薄味なのは、この店の特徴なのか、この辺りの食習慣なのかわかりませんが、少なくとも私には物足らなく感じました。全体としては値段相応においしい夕食でした。

 翌日は、香貫山へ登った後、帰宅しました。

 見かけた植物
 ツルシキミ、ヒイラギ、サルトリイバラ、ブナ、ヒメシャラ、アカガシ、イヌシデ、イロハモミジ、テイカカズラ、ハコネダケ、スズタケ、リョウブ、オオモミジ、ケヤキ、マメヅタ


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