観音山 高湿曇天

 こんな蒸し暑い日に観音山なんて登る人はいないと思ったら、知人に会いました。
【山 名】観音山(かんのんやま)(八形之峯、鉢形山) 約410m
【山 域】東三河(三河山地・豊川市北部山地) 本宮山県立自然公園
【所在地】愛知県豊川市財賀町・千両町・宝飯郡音羽町萩
【山行日】2006年6月17日(土曜日)
【行 程】財賀寺から
  自宅 ==(9.2km)== 財賀寺駐車場 ---- 稜線上分岐点 ---- 観音山 ---- 稜線上分岐点 --
                   10:43-10:45         11:35         11:44-11:54     12:02
  -- 財賀寺駐車場 ==(6.8km)== 自宅
     12:53-12:54             13:07
【所要時間】2時間8分(含休憩) (登り:59分、下り:59分)
【標高差】約300m
【天 候】曇のち小雨 26℃(登山開始時)、27℃(帰宅時)
 (6月17日12時岡崎の気象庁データ:気温26.9℃、風速3m/s、風向:南南西)
【地形図】1:25,000 御油(ごゆ) (所持のみで使用せず)
【スタイル】ミズノ運動靴、薄手ショートソックス、ジャージズボン(ポリエステル100%・中国製)、タオル、
 綿100%半袖Tシャツ(中国製)、黒色軽量ザック(RIPEN プチ クロワール J-02100)、ウェストバッグ、
 眼鏡、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、カメラ:MINOLTA DiMAGE 7(首から下げて歩く)
【所持飲料】爽健美茶1000ml
 あまり山に行く気はありませんでしたが、少しぐらい歩きたいと、観音山に行こうと考えました。どうせ行くならまだたどったことのないゴルフ場方面からにしようと、音羽町から車でアプローチしました。登山口がどこにあるのか知らず、注意しながら峠を越えます。登山口らしきものはありません。仕方なく財賀寺へ向かいます。すると途中の分岐に「豊川自然遊歩道」の看板がありました。しかし、もう財賀寺から登ろうという気になっていて、そのまま素通りしてしまいました。結局財賀寺へ。

 駐車場に車をとめて、仁王門の横から石段を登ります。去年の4月に来たとき(記録)はギンリョウソウが咲いていました。今日はもう遅いだろうか、と思いながら左右を気にしながら登ります。やはりもう見当たりません。



財賀寺の石段

 役行者の石像を左に見て、さらに登ります。本堂脇から左へ回りさらに上へ。確か左に登山道があったと思うが、それらしきものがわからない。草が繁ってしまったのだろうか。右に向かって踏み跡をたどり、林道に出る。蜘蛛の巣避けの木の枝を持ち、タオルも出して汗を拭う。ここは去年、下りで通った道である。仕方なく、そのまま林道を登る。



石段脇にある行者像

 林道から登山道になり、さらに登る。蜘蛛の巣は思ったほどは多くない。コジャノメの交尾を見る。交尾中は近寄っても逃げない。山頂付近にはクリの木が何本かあり、花が咲いていて、匂いもする。

 山頂に着き、お茶を飲む。ただ、蒸し暑いので、ゆっくり座り込んで休む気にもなれない。イボタノキの花が咲いていたので、その写真を撮ったりする。

 下り始めてまもなく、下に人影。そして名前を呼ばれる。見ると、同じ会のYさんだった。こんな蒸し暑いのにこんな山に登っている人が他にもいたのだ。しかもボッカをしている。ゴルフ場方面から登ってきたそうだ。

 下りは林道から本堂に向かわずそのまま林道を下る。小雨模様になってきた。ハナミョウガが咲いていた。そして途中から財賀寺へ向かい、文殊堂方面から駐車場に戻った。帰宅後、雨は本降りとなった。

 見かけた動物
 ミカワオサムシニホンカナヘビセアカツノカメムシヒメホシカメムシコジャノメアカスジシロコケガ、カマキリsp(幼虫?)、ウグイス(声)

 見かけた花
 ヤブヘビイチゴ、ドクダミ、ニワゼキショウタケニグサ(蕾)、トウバナ、シロツメクサ、カタバミムラサキカタバミ、ハコベ?、ギンリョウソウ、ニガナ、タンポポsp、ケキツネノボタン?、ハナミョウガヨウシュヤマゴボウクリセンダンイボタノキ


 【観音山が紹介されている本】

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  財賀寺から周回。財賀寺の歴史にも詳しい。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  財賀口からの周回ルートが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
  文殊堂横から駒場池まで。

『分県登山ガイド22 愛知県の山』(山と溪谷社)1995年9月25日初版第1刷
  平尾からの道が紹介されています。

『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
  財賀寺から駒場池へ。

『新編 豊川市史 第十巻 自然(豊川市)平成10年3月31日発行
  財賀寺のギンリョウソウなどが紹介されています。

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