カテンソウ(ヒシバカキドオシ) 花点草(菱葉籬通)
Nanocnide japonica Blume
イラクサ科 カテンソウ属
 

花・蕾 弓張山脈 石巻山 2007.2.25

 2007年に石巻山でこの花を見たとき、その名前を知らず、同行していた人が知っていたので教えてもらいました。群生していたところではほとんど蕾でしたが、一部の花が開きかけていました。イラクサ科の花はどれも小型ですが、カテンソウもとても小さい花です。属名を表す、"Nanocnide" は、「小さい(nano)イラクサ(cnide)」という意味です。


 

 



花・葉 弓張山脈 石巻山 2011.3.6

 2011年の写真1枚目は、開花前後の雄花です。内側に曲がっている5つの雄蕊の花糸が開花時に真っ直ぐ伸び、その弾力で、葯が開いて花粉を散らします。写真右下の花では5本のうち1本の花糸のみが伸びた状態になっています。『日本の野生植物 草本』II 離弁花類(平凡社)にも同様な写真が載っています。雌花は雄花よりもさらに小さく、まだはっきりと雌花だとわかる写真は撮れていません。

 花の写真には、花柄が折れてしまっているのがいくつか写っていますが、花が開いて花粉を飛ばし終えたものは、花柄から落下するようです。

 葉の写真でわかるように、葉裏は紫褐色を帯びることが多いようです。ただ、その写真のすぐ横の葉裏はほとんど緑色をしています。なお、その写真の手前に写っている目立つ茎は、ジロボウエンゴサクのものです。この日は近くで、ヤマアイヤマネコノメソウなどの花も見ました。


 別名のヒシバカキドオシは、葉の形からでしょう。

 分布は、本州〜九州、中国中部、台湾、朝鮮半島となっています。

 参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)

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