カツラ 桂
 Cercidiphyllum japonicum Siebold et Zucc.  カツラ科 カツラ属


花 飛騨 籾糠山 2005.6.17

 黄葉が美しく、また高木であるため、見ごたえもあります。
 同じように黄葉で見ごたえのあるものにイチョウがありますが、葉の形が違い、イチョウは扇形、カツラは円い葉が特徴的です。
 イチョウは街中でも寺院などでよく見かけますが、カツラは主に山地の特に谷沿いにあります。
 写真の籾糠山の木も沢沿いにありました。近くにはむろのある別の大木もありました。
 他に見たのは、大川入山麓のあららぎ高原スキー場の脇にあり、開けたスキー場からその黄葉が目立ち、全体像が見えて、その大きさもよくわかります。

 葉は写真のように対生し、縁に鈍鋸歯があります。葉柄は赤みを帯びます。

 カツラ科はカツラ属の一属のみ。

Wander!花・植物籾糠山

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