キブシ(マメブシ、キフジ) 木五倍子(豆五倍子、黄藤)
Stachyurus praecox Sieb. et Zucc.
キブシ科 キブシ属
 


花・蕾 弓張山脈 雨生山麓 2005.03.26

 コウヤミズキと並んで薄黄色の花を咲かせていました。

 雌雄異株であり、1枚目は雄花(この写真では雄蕊はほとんど見えませんが)。2枚目は蕾ですが、花穂が短いので、雌花だろうと思います。3枚目は雌花のアップで緑色の雌蕊が見えます。雌花にも雄蕊はありますが、短く退化しています。また、両性花もあり、1枚目はひょっとしたら両性花なのかもしれません。
 雌花より雄花の方が若干色が濃いそうですが、そこまで気づきませんでしたし、写真でもその違いがはっきりわかるほどではありません。ただ、雌花の方が緑色を帯びるそうですが、そう言われるとそんな気もします。


 



雌花・葉 東三河 吉祥山 2006.4.16

 4枚目の写真は雌花で花序が短いものです。4月でもう葉も出ています。5枚目も雌花です。雌蕊が膨らんできています。写真右側には葉の先端がかなり長いものが写っています。6枚目は葉で、縁の鋸歯の様子などがよくわかります。


 

 

 

両性花・樹皮 東三河 吉祥山 2008.3.23

 この日、見かけたのは多くが両性花と思われる株で、たまに雌花を見ました。ただ、『日本の野生植物 木本』(平凡社)では、両性花のようなものが雄花だと紹介されていますので、ひょっとしたら雄花なのかもしれません。



雌花分解 東三河 吉祥山 2008.3.23

 ちょうど枝先が折れた雌花序が落ちていたので、花弁を取り除いてみました。雄蕊は短く、先端に花粉もついていないようで、色褪せて見えます。


 離生する花弁は4個あり、重なり合っています。萼片も4個ありますが、外側の2個は小さく、内側の2個は大きく花弁状です。雄蕊は8個あります。

 五倍子(ふし)とは、ヌルデにできるヌルデノフシムシというアブラムシの仲間の虫こぶに含まれるタンニンをお歯黒、薬、インクの染料として利用したもので、その代用にされたのがキブシの実とのことです。

 分布は、北海道西南部、本州、四国、九州、小笠原となっています。

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