衣笠山・滝頭山 夏の渥美 暑い中、暑そうな渥美に出かけました。
【山 名】衣笠山(きぬがさやま)(田原富士、絹笠山) 280m 二等三角点 278.42m 点名:田原村(たはらむら) 田原市田原町字衣笠山1番地ー1 滝頭山(たきがしらやま) 256.4m 【山 域】渥美(田原山脈) 三河湾国定公園 【所在地】愛知県田原市 【山行日】2006年7月27日(木曜日) 【行 程】滝頭公園から周回 豊川 ==(32.3km)== 滝頭公園駐車場 ---- 衣笠山登山口 ---- 展望台分岐 ---- 衣笠林道終点(分岐)-- 10:31 10:37 10:52 10:56 -- 衣笠山 ---- 遊歩道合流 ---- 仁崎峠 ---- 滝頭山 ---- 不動滝 ---- 滝頭公園駐車場 == 11:11-11:30 11:45 12:05 12:27-12:33 -12:55 13:11 - 13:15 ==(25.2km)== 極楽湯 ==(9.1km)== 豊川(合計走行距離:66.6km) -14:55 15:10 【所要時間】2時間40分(含休憩) 【標高差】約245m 【天 候】晴 30℃(衣笠山)、36℃(帰宅時) (7月27日12時伊良湖の気象庁データ:気温32.4℃、相対湿度56%、風速3.8m/s、風向:西北西) 【地形図】1:25,000 老津(おいつ)平成5年修正測量、野田(のだ)平成13年修正測量 【スタイル】ミズノ運動靴、ジャージズボン(ポリエステル100%・中国製)、綿100%Tシャツ(オーストラリア製)、 黒色軽量ザック(RIPEN プチ クロワール J-02100)、ウェストバッグ、眼鏡、タオル、 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、カメラ:MINOLTA DiMAGE 7(首に下げて歩く) 【所持飲料】伊藤園お〜いお茶1000ml、サントリービタミンウォーター500ml、一(はじめ)緑茶500mlせっかくの休みだけど、信州方面はまだ梅雨末期の不安定な天気が続いているようで、今年は遠出せずに近場にする。まだ梅雨明けの発表はないが、晴天が続いている(結局、東三河南部ではその後もほとんど雨が降らず、7月30日に中国地方から関東甲信地方まで気象庁の梅雨明け発表となった)。暑いが、この時期の衣笠山には登ったことがないので、出かけてみることにする。R1のサークルKに寄ってから、R23へ。渥美への道路は意外に混んでいる。トラックが多い。工業地帯なので、平日の方が混んでいるのだろう。300年以上の歴史を持つ田原鉱山の採石場を通って滝頭公園へ。
公園のグラウンドでは元気に野球の試合をしているよう。応援の声も元気いっぱい。暑いからと負けてはおられない。元気をもらう。車道沿いを少しあるいて、衣笠山遊歩道の登山口へ。登山道に入ると、あまりくもの巣はない。さすがにちゃんとした遊歩道なので暑くても人は歩いているよう。ただ、普通はもっと朝早くかもしれない。寝坊助の私は涼しさよりも睡眠を優先させてしまう。
嫌なのは蜂や虻。月曜は、弓張山脈に出かけたが、途中で小さめのスズメバチらしきものにつきまとわれた。おかげで稜線上までの登りで小走りだったので、息が切れてしまった。それでもしつこくつきまとわれ、何度か、体にとまり、振り払う。しかし、息も切れ、スピードを遅くしたら、引き上げていった。どうやらあまりスピードを出さない方が良かったのだろう。動きのあるものにつきまとうようだった。もっともつきまとわれたのは黒いザックのせいかもしれないが。刺されなかったが、ひょっとしたらスズメバチでなく、アブか何かだったのかもしれない。今日もアブかハチかに軽くつきまとわれるが、そのまま一定スピードで歩いていたら、しつこくつきまとわれることは無かった。
衣笠山頂上の木陰で昼食。お茶もしっかり飲む。足元にはオサムシがミミズを捕まえていたりしていた。蚊もいて、刺されてしまった。
仁崎(にさき)峠方面へ下ると、アキノタムラソウがたくさんあった。この峠を右に下れば、平成13年に「日本の水浴場88選」に選ばれた仁崎海水浴場に行ける。滝頭山へは日陰ながらちょっと長い登りになる。くもの巣にも何度か引っ掛かり、途中から木の枝を持って進む。
登山道沿いにちょっと古そうなコンクリート境界標石をいくつか見る。田原鉱山が近くにあるから石よりもコンクリートなのだろうか。文字は書かれていないように見えるがよくわからなかった。滝頭山頂上で休憩。
角切りのあるコンクリート標石はこの1つだけ見た今日はここから滝頭公園へ下ることにする。途中には「恐竜の背」がある。このルートは過去に通ったことがあったかどうか、不確か。恐竜の背は絶好のビューポイントである。左に三河湾、右に太平洋が見える。蔵王山、衣笠山も見える。岩はこの辺に多いチャートだそうです。
恐竜の背からの蔵王山
恐竜の背からの衣笠山
恐竜の背
恐竜の背からの蔵王山(右)・衣笠山(左)と滝頭上池・滝頭下池
恐竜の背から不動岳(右)・赤松山(左)の尾根を見る下っていき、落差6mの不動滝に寄る。暗い場所であまり好きではないが、石仏なども多く、由緒ある滝なのだろう。この滝は庄司川にかかり、水は二ノ滝を経て農業溜池である滝頭上池、滝頭下池を通り、清谷川に合流し、汐川となって田原湾に注ぎ、渥美湾に繋がる。なお清谷川には、「衣笠橋」や「滝頭橋」という名の橋が架かっている。滝頭公園の中を通って車に戻る。誰一人、他の登山者には会わなかった。豊橋の極楽湯に寄ってから帰宅した。
不動滝の脇には石仏が多くある見かけた動物
ニホンカナヘビ、ミカワオサムシ、オニヤンマ、マユタテアカネ、カ見かけた花
ヒメヤブラン、ヘラバヒメジョオン?、ハエドクソウ、アキノタムラソウ、カクレミノ(蕾)、カタバミ、ツユクサ、シロノセンダングサ、ノゲシ、ヤブヘビイチゴ、ネムノキ、アザミsp
【衣笠山・滝頭山が紹介されている本】 『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷 今回とほぼ同コースが紹介されています。 『たはらの自然めぐりI』(田原市)平成18年3月第1刷発行 衣笠山、滝頭公園などについて書かれています。 「衣笠自然歩道」マップ(たらめ会)1993.3月 今回のコースはモデルコース(C)とほぼ同じです。 『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷 今回とほぼ同コースが紹介されています。 『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行 今回とほぼ同コースが紹介されています。 『分県登山ガイド22 愛知県の山』(山と溪谷社)1995年9月25日初版第1刷 今回とほぼ同コースが紹介されています。 『東三河の山々に魅せられて』(豊川印刷株式会社出版事業部)2003年10月10日第一刷発行 今回と同コースが紹介されています。衣笠山の別称も載っています。 『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行 衣笠山・滝頭山とも仁崎峠から往復した記録が載っています。 『東海の山ある記』(毎日新聞名古屋開発)平成18年1月発行 稲荷山方面から滝頭山に登った記録が載っています。 『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行 山岳の項に、衣笠山・滝頭山、滝と名水の項に、滝頭不動滝が紹介されています。
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