キランソウ(ジゴクノカマノフタ、カマノフタ) 金瘡小草(金襴草、地獄の釜の蓋、釜の蓋) Ajuga decumbens Thunb. シソ科 キランソウ亜科 キランソウ属
花 渥美 衣笠山 2004.4.11
花 東三河 舟着山 2007.5.3葉はでこぼこしていて、縁には尖らない鋸歯があります。
「地獄の釜の蓋」という名前は良薬で医者いらずとなり、地獄の釜が閉じるという意味からとか、地面を覆うように増えるところからとか、春の彼岸の頃に咲くから、と、いくつかの説があるようです。地面を覆うほどの繁殖力から、雑草として嫌われているようでもあります。
花は紫色ですが、なかにはピンク色のものもあり、モモイロキランソウと呼ばれているようです。
本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布します。
同じキランソウ属には、他に、オウギカズラ、ニシキゴロモ、ツクバキンモンソウなどがあります。
参考:『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)
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