吉祥山 桜散りゆく北斜面

 山桜が盛んに散り、立坪菫が咲き盛っていました。
【山 名】吉祥山(きっしょうざん) (御殿山、妙峰山)
【三角点】三等 382.49m(平成15年10月10日改測) 点名:西川村(にしかわむら)
      所在地:愛知県新城市一鍬田字吉祥山1番1
【山 域】東三河
【所在地】愛知県新城市・豊橋市
【山行日】2006年4月16日(日曜日)
【行 程】北側林道から
  豊川 ==(23.3km)== 駐車場所 ---- 林道入口 ---- 登山口 ---- 林道交差 ---- 林道脇 ---- 吉祥山 --
  10:30           11:22-11:24      11:25        11:37        11:48        12:05     12:27-12:49
  -- 林道終点 ---- 登山道交差 ---- 登山口 ---- 林道入口 ---- 駐車場所 ==(23.1km)== 豊川
      13:05         13:36          13:46        13:54       13:55-13:58           14:38
【所要時間】2時間31分(含休憩) (登り:1時間3分、下り:1時間6分)
【標高差】約190m
【天 候】晴(自宅出発時は曇)
 13℃(自宅出発時)、14℃(登山開始時)、20℃(山頂)、18℃(帰宅時)
 (4月16日13時新城の気象庁データ:気温18.2℃、風速4m/s、風向:西)
【地形図】1:25,000 新城(しんしろ) 平成7年修正測量 (所持のみで使用せず)
【スタイル】ミズノ運動靴、ジャージズボン(ポリエステル100%・中国製)、綿100%Tシャツ、
 中国製綿100%長袖シャツ(途中で脱ぐ)、黒色軽量ザック(RIPEN プチ クロワール J-02100)、
 ウェストバッグ、眼鏡、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、カメラ:MINOLTA DiMAGE 7(首に下げて歩く)
【所持飲料】爽健美茶1000ml(約300ml飲む)、ポカリスエット500ml(飲まず)
 前日の土曜日、少し遠出するつもりだったのが、朝起きると雨。翌日の天気予報も不安定のようで遠出するのはやめ、近場にする。日曜朝も雨が降った後のようで地面は濡れていた。それでも天気はそれほど崩れそうにもないと判断し、出かけることに。行き先は吉祥山。4月に南面は行っているので、今回は5月にしか行ったことのない北面にしました。

 ゴルフ場がある方へ車で登っていくと、「吉祥桜」の表示がありました。吉祥桜があることは知っていたのですが、それがどこにあるのかはよく知りませんでした。もう散っているとは思うものの、一度場所だけでも確認しようと登山口を過ぎて少し行きます。するとありました。途中の道沿いに植えてある別の桜はまだ若干花が残っていましたが、大きな吉祥桜には花が残っていませんでした。エドヒガンだそうで、この種は花の時期が少し早いのでしょうか。

 戻って道路脇のスペースに駐車して出発。林道を行くと、タチツボスミレやスルガテンナンショウが目につきます。林道ゲート前には1台の車がありました。ここから登山道へ。最初だけは植林が多く若干暗めです。

 林道を横断し、さらに登山道を進みます。若干汗もかくようになってきたので、長袖シャツを脱ぎます。そして再度林道に出ます。タンポポなどが咲いています。右の小ピーク付近には石の祠があります。このあたりは大木に囲まれているようで、樹下は暗く部分的に光がさす程度。そんなところに桜の花びらがどこからか舞い降りてきます。幻想的ですらあります。見上げると少し離れたところに山桜がありました。少し先の分岐あたりでは地面が白くなるほど花びらが敷き詰められています。ちょうど散り盛りという感じです。風もそれほどありません。花吹雪ではなく、はらはらと散る感じがいいです。



石の祠

 途中、アケビのような葉だが常緑のつる性の木を見る。これは確かムベだったかな、と帰ってから調べてみるとどうやらそうらしい。最後の直登を終えると山頂。2人が休憩していました。私も昼食とします。来る途中のローソン豊川八幡店で買った手巻寿司和風シーチキン辛子マヨ(\145)と胡麻さけおにぎり(20円引対象商品で\85)。先着の2人は私が登ってきた方へ下っていきました。



菱形基線測点(手前)と三等三角点と山頂表示板(奥)

 私が反射板の方へ下っていこうとすると、そちらから2人組がやってきました。「今日は富士山は見えないねえ」と。吉祥山から富士山が見えるかどうか気にもしていませんでした。

 写真を撮りながらゆっくり下っていると、先ほどの2人が下ってきて追い抜いていきました。私は反射板横から林道終点に下りて、後はずっと林道を歩きます。ゲート前にはまだ1台の車がとまっていました。山頂にいた2人の車じゃなかったようです。では誰の?



山頂部東端にある反射板

 見かけた動物
 ウサギ、キアゲハ、モンキチョウ、トカゲ

 見かけた花
 タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、フイリフモトスミレスルガテンナンショウヤブツバキ、チゴユリ、ヤマザクラ、アセビ、ミヤマシキミオランダミミナグサ、トウカイタンポポ、セイヨウタンポポ、ヘビイチゴ?、タネツケバナモミジイチゴ、クサイチゴ、ニガイチゴ、ジシバリ?、ヒメウズ、スズメノヤリ、カタバミ、サルトリイバラ、クサボケ、フキ、ウマノアシガタ、カキドオシキブシジロボウエンゴサク


 【吉祥山が紹介されている本】

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  北側ルート(野田城駅から)が紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
  北側ルート(野田城駅から)が紹介されています。吉祥山の名の由来も書かれています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  北側ルート(新城カントリーゴルフクラブ方面から)が紹介されています。
『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行   北側ルート(主に野田城駅から)が紹介されています。
『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行   北側ルート(大谷橋から)が紹介されています。 『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷   「きちじょうさん」「きっしょうざん」の二つの読みが載っています。

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