アズマモグラ
Mogera imaizumii (Mogera wogura)
モグラ目(食虫目) モグラ科 Mogera属
 

東三河 遠見山 2007.6.17

 朝、東三河ふるさと公園内の道路脇の側溝の中でうずくまったり、近づくと逃げ回ったりしていました。体毛の色が黒くなく灰褐色なのと、尻尾が短いのとで、以前に見た、ヒミズではないことはわかりました。でも、それ以上はわかりませんでしたが、後日、ネットで調べてみると、どうやらそれはモグラのようで、『新編 豊川市史 第十巻 自然』を見ると、コウベモグラの記載はなく、アズマモグラの記録がわずかにあるようで、とりあえずアズマモグラとしておきました。モグラ自体、1980年頃までの愛知県では記録がなかったようです。

 モグラは普通、地中で生活しているので、見かけること自体、とても珍しいようです。2007年12月2日の朝日新聞日曜版にも書かれていましたが、大雨で水浸しになったときとか、子が成長して親元を追い出されたときぐらいで、その時期は5〜7月頃とのこと。ちょうど、その時期にあたるようで、写真は親元を追い出された子モグラなのかもしれません。

 コウベモグラは西日本に多いと言います。それに対し、東日本に多いのがアズマモグラで、コウベモグラより一回り小さいのだそうです。愛知県内のアズマモグラは、絶滅危惧II類に指定されています。

 また、ミズラモグラという種もありますが、尻尾が上記2種より長いそうです。愛知県では、絶滅危惧IA類に指定されています。

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