コナラ(ハハソ、ナラ、ホウソ) 小楢(楢、枹)
 Quercus serrata Thunb. ex Murray ブナ科 コナラ亜科 コナラ属
 

葉 奥三河 明神山 2005.12.18


 

 



葉・雌花序 東三河 宮路山 2006.7.1

 ドングリのなる木の代表格でしょう。幹のでこぼこした縦割れ筋を見てもすぐにわかります。ただし、ミズナラとの区別は葉でするのが一般的。比較的標高のある場所で生育するミズナラの葉柄がほとんどないのに対し、低山でよく見かけるコナラの葉柄は1cmほどの長さがあり、すぐわかります。

 葉には目立った鋸歯がありますが、ミズナラほど大きくはありません。葉の幅は中央より先端寄りで最も広くなるのが普通です。葉の裏は微細な星状毛や絹毛により白く見えます。

 伐採されても切り株から容易にひこばえ(萌芽)ができるため、かつては薪炭材として多用されました。今ではシイタケのほだ木として使用されている程度です。

 宮路山の写真の3、4枚目は、雌花です。コナラは雌雄同株ですが、雌花は葉腋につき、柄が伸びていき、いくつかの雌花をつけます。雄花序は長く垂れ下がります。

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