マメヅタラン(マメラン) 豆蔦蘭
Bulbophyllum drymoglossum Maxim.
ラン目 ラン科 マメヅタラン属
 



花 中濃 2013.6.3

 知人に場所を教えていただき、1年後に訪れました。沢沿いの岩にびっしりついています。岩だけでなく、樹幹にも着生するようです。葉は、マメヅタに大きさや形が似ています。日陰の湿った場所に多いマメヅタと違い、明るい場所に多いようです。

 萼片は4mm程度で目立ちますが、花弁は2mm程度で目立ちません。花茎の先に1つの花をつけます。写真では、唇弁が赤みを帯びていますが、『絶滅危惧植物図鑑 レッドデータプランツ』によると、開花直後はクリーム色をしているとのことです。2枚目の写真にはアリが写っています。よく見ると、黄色いものがついています。花粉塊でしょうか。  同じマメヅタラン属のムギランには、偽球茎(バルブ)がありますが、マメヅタランにはありません。

 『日本の野生植物 草本』I 単子葉類(平凡社)によると、分布は、「本州(関東以西)〜琉球,朝鮮南部・中国(本土・台湾)」となっています、福島県にもあるようです。

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