マムシグサ 蝮草
Arisaema serratum (Thunb.) Schott
サトイモ科 テンナンショウ属 テンナンショウ節



花 鈴鹿 入道ヶ岳 2002.5.5

この日、仏炎苞が褐色を帯びたマムシグサの仲間を初めて見ました。


 

 

花 東三河 2007年4月上旬

 東三河ではスルガテンナンショウをよく見かけますが、マムシグサはあまり見かけません。ところが写真を撮った場所ではスルガテンナンショウも多く見かけましたが、マムシグサも多く見かけました。場所によっては、スルガテンナンショウとマムシグサが並んで咲いていたりもしていました。

 この2種は仏炎苞の色が違うのと付属体の膨らみが明らかに違い、はっきりと区別できます。スルガテンナンショウの仏炎苞は基本的に淡緑色で、マムシグサは褐色をしていることが多いようです。また、付属体の先端は、スルガテンナンショウが大きく膨らんで丸くなっているのに対し、マムシグサはそれほど膨らんでいません。

 2007年4月の東三河で撮った写真の3枚目は仏炎苞の中から覗く付属体の先端が見えます。同じく4枚目は、仏炎苞の上面が緑色を帯びています。

 『日本の野生植物 草本』(平凡社)では、オオマムシグサやヤマトテンナンショウなどを同種としています。

 テンナンショウ属には、他にウラシマソウなどがあります。

 サトイモ科には、他に、ミズバショウザゼンソウなどがあります。

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