満観峰 花沢の里から往復

 花沢の里から鞍掛峠経由で往復しました。残念ながら富士山は姿を隠したままでした。



花沢の里

【山 名】満観峰 470m
【山 域】駿河
【水 系】瀬戸川水系・安倍川支流丸子川水系・小坂川水系
【所在地】静岡県焼津市(やいづし)吉津(よしづ)・野秋(のあき)・花沢(はなざわ)・
        静岡市駿河区(するがく)丸子(まりこ)・小坂(おさか)
【山行日】2011年12月31日(土曜日・赤口・大晦日)
【行  程】花沢の里から往復
  豊川 ==(R1)== 豊橋(待ち合わせ場所)==(県69・県31・R362・県85)== 三ケ日IC ==== 浜名湖SA ==== 焼津IC ==
  8:00          8:21-
  ==(県81・R150)== 花沢の里臨時観光駐車場 ---- 道路横断 ---- 道路横断 ---- 鞍掛峠 ---- つたの細道分岐 --
                      10:30 - 10:37            11:06         11:20        11:26           11:54
  -- 満観峰 ---- 鞍掛峠 ---- 道路横断 ---- 登山口 ---- 法華寺 ---- 花沢の里臨時観光駐車場 ==
   12:04-12:40    13:23       13:31        13:56                        14:30 - 14:43
  ==(R150・県81)== 焼津さかなセンター == 焼津IC == 牧之原SA ==== 相良牧之原IC ==(R473・R1)==== 袋井IC ==
  == 三ケ日IC ==(浜名湖レイクサイドウェイ・R301・県4・R1)== 豊橋 ==(R1)== 豊川(合計走行距離:250.9km)
                                                                      18:48
【山行時間】3時間53分(休憩を含む) (登り:1時間27分、下り:1時間50分)
【標高差】約440m
【人  数】2人
【天  候】曇一時小雨
  気温:1℃(自宅出発時)、4℃(豊橋待ち合わせ時)、8℃(登山開始時)、3℃(満観峰)、
     6℃(帰宅時)
     12月31日静岡の気象庁データ:平均気温6.7℃、最高気温10.2℃、最低気温3.7℃、平均風速1.2m/s、
                 最大瞬間風速4.1m/s、最大瞬間風速の風向:東、日照時間3.9h、平均湿度58%
【地形図】1:25,000 静岡西部・焼津 所持せず
【スタイル】ハイドロテック スポーツシューズ HDRT-013 ダークブラウン(\7,245) 2010.04.10購入、
 綿100%トランクス(中国製)、PHENIX化繊ズボン(中国製)、眼鏡、黒色ウェストバッグ、
 グレーショートソックス、中国製半袖Tシャツ(綿72%・ナイロン28%)、MILLETアタックザック、
 アクリル70% 毛25% カシミヤ5%長袖チェックシャツ(日本製)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース(下りのみ使用)、
 デジタルカメラ:SONY α350、MINOLTA DiMAGE7(いずれも首に提げて歩く)
【所持飲料】お湯(テルモス470ml)、アクエリアス カロリーオフ500ml(飲まず)、
      ジャテックス 本茶 ウス茶糖 甘さひかえめ グリーンティー(\200) 330ml(約150ml飲む)
 12月に入ってから、渥美の笠山・蔵王山、豊川市の遠見山と宮路山、弓張山地の座談山と登っているので、2011年最後は、静岡の山に登ることにしました。そして考えたのが、まだ登っていない満観峰です。近くの高草山も考えましたが、まずは名の通った満観峰を選択しました。

 豊橋でYさんと待ち合わせします。座談山のときと同じ場所に8時半の待ち合わせですが、10分近く早く、またしてもほぼ同時に到着しました。そして私の車で出発します。

 高速を使って行くか、それとも国道1号バイパスを使うか、時間的には高速が早いでしょうが、インターが近くにはありません。カーナビで行き先をセットすると、本坂峠経由で三ケ日インターから高速に乗るルートが示されました。ならば往路はそれに従いましょう。

 浜名湖サービスエリアに寄り、京都加悦の柿の葉寿司(\1,100)、サラダ巻(\350)、ウス茶糖(\200)を買います。そして焼津インターで下ります。温かいものもほしいところです。サークルK焼津八楠店で小ぶりのカップ麺も買います。私は「ミニまるコク醤油ワンタン麺」(\105、217kcal)、Yさんは「エースコック ミニもやしみそラーメン」(\108、192kcal)を買います。

 自宅から持ってきた缶コーヒー「伊藤園 TULLY'S COFFEE ESPRESSO」を飲みます。さて、駐車場はどこになるでしょうか。『名古屋周辺の山200』(山と溪谷社)を見ると、法華寺のあたりに駐車場マークがあります。まずはそこを目指します。ところが、道は狭くすれ違い可能な場所は限られています。しかも、問題なく駐車できそうな場所は見当たりません。来る途中に「花沢の里臨時駐車場」を見ましたので、そこにとめることにします。そこで登山者らしき人も見かけました。花沢の里を歩くのもいいでしょう。戻ります。



「花沢の里 臨時観光駐車場」

 駐車し、道路を挟んで真ん前にあるトイレで小用を済ませてから出発します。道路脇にはモミジも見られ、まだ紅葉が残っています。さすが温暖な静岡だけのことはあります。



臨時観光駐車場の横にある吉津観光トイレ



トイレの貼り紙



臨時観光駐車場の他にも駐車できそうな場所はありますが「駐車は堅くご遠慮ください」とあります



沢沿いに花沢の里を登る



道路脇にはこんな場所も。大きな岩は「オシャモッツァン」とよばれているそうです。



花沢の里の紅葉



花沢の里

 法華寺から登山道は2ルートあるようです。道標は日本坂峠経由ではなく、鞍掛峠経由になっていたので、まずはそのルートを行くことにします。お寺の入口を過ぎてわずかで右に折れて登りだします。



法華寺から日本坂方面は台風の影響により、「禁止して下さい!」?との表示がありました



ハイキングコース案内図



満観峰への登山口

 この先、傾斜はほとんど同じほどで、緩くもなく、かといって無茶苦茶きつくもなく、ほどよい呼吸で登っていけます。ただ、途中、何度も道路を横断するのが興をそがれます。



振り返り法華寺を見下ろす



太平洋方面の展望



道路を横断し、登山道は右上へ登っていきます



鞍掛峠・満観峰への道標



大きなタンク?



登山道



また道路を横断

 鞍掛峠も道路が横断している地点ですが、ここには駐車車両も複数見られました。そして、高草山との分岐でもあります。小雨も降っていますが、大したことはないでしょう。それでもYさんは、カッパを着ます。しかし、すぐに雨はやみ、Yさんは、着ていて暑くもなってきたようで、また脱ぎます。



鞍掛峠は高草山との分岐点でもあります



茶畑の脇を登ります



「つたの細道」への分岐点

 茶畑の脇を過ぎ、少し登るといきなり満観峰に到着しました。日本坂峠からの尾根に合流してから山頂に出ると思い込んでいたので、ちょっとびっくりです。ただ、山頂はガイドブックの地図からイメージした通りの広さです。残念なのは、富士山が雲に隠れてほとんど見えないことです。以前、浜石岳に登ったときも、富士山が見えなかったのですが、せっかく富士山の展望を売りにしているような山なので、富士山の展望がない、というのはかなりがっかりなのですが、まあ、天気が悪いからと登山をあきらめてどこにも行かないよりはよっぽどマシだと思えば、残念さも薄れます。



茶畑の上辺を通過します



駿河湾方面遠望



満観峰に到着



満観峰 山頂



満観峰山頂にある祠



満観峰山頂にある祠

 テーブルつきのベンチが空いていたので、そこに座り、ラーメン、柿の葉寿司(国産鯖とチリ産サーモントラウト)、ゆで卵(タマゴロウ)を食べます。コーヒー(Blendy カフェオレ)も飲みます。登っているときは気になりませんでしたが、座ると寒さを感じたので、すぐにフリースを着ました。フリースを着たら、寒さはほとんど感じません。ただ、手袋をしていない指が冷たい程度です。

 下りは日本坂峠経由にしようか迷いました。そちらから登ってきた人もいて、通れたと言っていました。ただ、看板に、通行止めと書かれています。迷いますが、登りならまだしも、下りで苦労するのは何かあったときに危険なので、ここは安全に来た道を戻ることにします。



日本坂方面へは下らないよう促す看板がありました



駿河湾方面を見る



鞍掛峠の看板



高草山方面への登山道にはモノレールも



鞍掛峠の道標



鞍掛峠からの下り口



道路横断地点へ下る

 登山口を通過し、左にある法華寺に寄ります。墓参りに訪れている人もいます。仁王門と仁王像もあります。イチョウは葉を落として丸裸でした。



1703年建立の法華寺仁王門(焼津市指定有形文化財)



法華寺仁王像



高草山法華寺



法華寺



絵馬

 花沢の里では、1袋100円のみかんを買ったり、地元の人と話をしたりします。駐車場からはなぜかナビが来た道とは違って高崎方面を指示するので、それに従います。狭い道を一旦登りますが、下りになり、幹線道路に出ます。



朝は無かった看板

 焼津インター近くにある焼津さかなセンターに寄ります。警備員の指示に従い、少し離れた駐車場に入りますが、スペースが1台もありません。バックし、正面に回ります。駐車場には素直に入れ、混んでいますが、すぐ横の車が出たので、そこに駐車します。

 市場の中は、すごい混雑です。なかなか先に進めない場所もあります。実家に持っていくために、数の子(\1,000)とすじこ(\1,500から値引きで\1,400)を買います。

 焼津インターから高速に乗りますが、事故渋滞があるようです。牧の原サービスエリアに寄ってから、牧の原インターで一旦下ります。そして袋井まで下道で行きます。信号が多く、高速より遅いかもしれませんが、高速の渋滞具合がわからないので、下りたのでした。そして、袋井インターから再び高速に入りますが、渋滞しています。渋滞区間が前に移動したのでしょうか。事故渋滞ではなく自然渋滞になっているようです。それでも渋滞は終わり、スムーズに走れるようになりました。天竜川を渡る頃には、既に日は沈み、茜色の空が川面に映っていました。

 三ケ日インターを下りて、そのまま有料だったルートを通り、多米トンネルで愛知県に入ります。たぶん、これが最短時間で戻れるルートでしょう。以前にも通ったことがあります。

 豊橋でYさんを降ろし、セルフのコスモ石油で満タンにしてから帰宅しました。

 携帯電話の歩数計によると、1日で歩いた歩数は12,255歩。距離は7.35km、時間は2:24:10、消費カロリーは349kcal、脂肪燃焼49gでした。

 見かけた植物
 キヅタ(果実)、テイカカズラ、ビナンカズラ(果実)、フウトウカズラ、ヤツデ(果実)、ヤブコウジ(果実)、イズセンリョウ(果実・冬芽)、ナンテン(果実)、シキミ(花)、ヤブツバキ(冬芽)、チャ(花)、センダン(果実)、ダンコウバイ、コアジサイ(黄葉)、イヌビワ、イロハモミジ(黄葉)、アリドオシ、タラノキ、カラスザンショウ(果実)、シロダモ、スギ、ハナミョウガ(果実)、フユイチゴ(果実)、チヂミザサ、ススキ、イヌビワ、イヌマキ、サルトリイバラ、ネズミモチ、ゴンズイ、アカメガシワ、ヒサカキ、アラカシ、タブノキ、アオキ(果実)、ジャノヒゲ(果実)、ハキダメギク(花)、ホトケノザ(花)、ナズナ(花)、スイセン(花)、ヒガンバナ、シャガ、キジョラン、コクラン、オオバコ、マメヅタ、オオバノイノモトソウ、ホシダ


【満観峰が紹介されている主な書籍など】

『名古屋周辺の山200』(山と溪谷社)2002年3月1日初版第1刷
  花沢山とセットで紹介されています。

『静岡県・高草山 低山の四季博物誌』(静岡新聞社)2005年6月1日初版発行
  6月のコースとして、花沢コースが紹介されています。

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