ミカワオサムシ(ナゴヤオサムシ) 三河歩行虫(三河筬虫、名古屋歩行虫、名古屋筬虫)
Carabus arrowianus (Breuning)
甲虫目 オサムシ科 オサムシ亜科


東三河 観音山 2006.6.17


 

渥美 衣笠山 2006.7.27

 オサムシの仲間の見分け方をあまり知らないのですが、地域的なものと、色からミカワオサムシと判断しました。ただ、衣笠山のものは色からしてミカワオサムシで間違いないだろうと思っていますが、観音山のものはひょっとしたらオオオサムシかもしれないと思っています。『新編 豊川市史 第十巻 自然』(平成10年3月31日豊川市発行)によると、この地域のオサムシ亜科には、ミカワオサムシの他に、オオオサムシ、クロナガオサムシ、マイマイカブリが確認されているそうです。

 ただ、ミカワオサムシとオオオサムシでは、上翅の鎖状の間室の本数が違うらしく、ミカワオサムシが3本、オオオサムシは4本だと、「昆虫!おたずね掲示板」(http://oosumihigenaga.hp.infoseek.co.jp/)で教えていただきました。観音山のものは4本あるようには見えませんので、ミカワオサムシとしておきます。

 オサムシの多くの種は後翅が退化しているために飛ぶことができません。ミカワオサムシも飛べません。飛べないために、地域毎に違った進化をし、多種が認められているようです。

 衣笠山のときはとてもたくさんの数を見ました。座って足元を見ると、そこだけでも数匹いました。また少し離れた場所でももっと大きなミミズと格闘しているのを見たりもしました。

 オサムシと言えば、漫画家の手塚治虫です。このペンネームは彼がオサムシ好きだったからなのだそうです。

Wander!動物観音山衣笠山

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