宮路山周辺 湿潤な藪

 花を目当てに湿潤な森を彷徨しました。
【山 名】宮路山(宮道山・宮地山)周辺 姥山190m?、一の谷山190m
【山 域】東三河 三河湾国定公園
【所在地】愛知県豊川市・宝飯郡御津町
【山行日】2005年7月2日(土曜日)
【行 程】御油神社から
  自宅 ==== 御油神社付近 ---- 190mピーク ---- 鉄塔 ---- 190mピーク --
  10:35     10:36-10:38        11:02          11:04      11:07
  ---- 鉄塔 ---- 灰野坂峠 ---- 御油神社付近 ==== 自宅(合計走行距離:0.9km)
       11:15      11:22        12:07-12:08      12:09
【所要時間】1時間29分
【標高差】約140m
【天 候】曇 25℃(自宅出発時)、27℃(帰宅時)
     (7月2日11時 蒲郡の気象庁データ:気温24.9℃、風速2m/s、風向:東)
【地形図】1:25,000 御油(ごゆ)(持参せず)
【スタイル】ジャージズボン、綿100%Tシャツ、ミズノ運動靴、黒色軽量ザック(RIPEN プチ クロワール J-02100)、タオル
      デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)
 2日前まではもっと遠出しようと思っていましたが、雨が少ないとはいえ梅雨の真最中。前日の新聞の天気予報は豊橋で土曜の降水確率70%、日曜も60%となっていた。こんなんじゃ遠出する気も失せる。ちょうど会の仲間から花の情報があり、それじゃ、花目的で宮路山にしようと決めた。

 じつは宮路山には一週間前にも行こうと考えていた。でも、あまりの暑さに行く気もなくしていた。そんな状態だったので、この日も行く気になるかどうか、自信はなかった。しかし当日は幸い曇で気温もそれほど高くない。クモの巣まみれになるのは覚悟してなんとか出発できた。

 歩いてもいいほどの距離だが、車で御油神社付近まで行く。そこから歩きはじめる。神社の石段を横切るところで一人の男性に会った以外は誰にも会わない。もっともここを通るときにはいつも人には会わない。しかし踏み跡は無くなりそうで無くならない。

 早速竹の枝を拾ってクモの巣避けとして右手に持つ。この日は途中から今まで気づかなかった踏み跡に入る。この季節で見つけるぐらいだから人がそれなりに歩いているのだろう。

 枝道があり、そこに入ってやはり道が悪いので戻り、他の踏み跡へ。ヤマモモの実があちこちにたくさん落ちている。稜線らしきところになり、左へ。地形図は持参していないので現在地はわからない。帰宅後、確認してみると、以前一度通った稜線であったが、季節が違うと雰囲気も違ってわからない。

 しばらく行くと小ピークになり、分岐となっている。「姥山」と呼ばれるのはこのピークだろうか。右上方に高い尾根らしきものが見えるので一旦右に下る。そしてその先には送電線鉄塔があり、そこまで行くと踏み跡はその先には見当たらなかった。どうやら送電線鉄塔だけのための踏み跡といってもいいものらしかった。分岐まで戻る。

 もう一方に進み、しばらく行くと左の藪の中に小屋が見えた。でも藪の中なので近づきもしなかった。さらに進むと送電線の切り開きに出た。以前ここを横切って宮路山方面に登っているが、それに気づいたのは帰宅してからである。このときはとりあえず切り開きの草の生い茂る場所は避けて、その横の樹林帯の歩きやすいところを鉄塔に向かって進んだ。鉄塔のある小ピークは「一の谷山」と言うのだろうか。御油の松並木の奥にある谷を一の谷と呼ぶとしたら、その奥の山だから、一の谷山と呼ぶのはごく自然のことである。

 鉄塔に着くと踏み跡は左右についていた。この鉄塔は灰野坂峠から登ってくるとある鉄塔ではないかと思ったが、過去何度か来たときの雰囲気とはまるで違う。まず右に行ってみるが現在地がわからないので引き返すことにした。そして左へ下る。左へ下れば知っている踏み跡に出るはずである。そう決めたときにはもう宮路山まで登るのはよそうと考えていた。

 多少急な坂を下っていくと、やはり灰野坂の峠であった。「界一三 御津村大字金野」と彫られた境界を示す石柱もある。御油神社方面へ下る。



湿潤な感じの踏み跡

 目的の花も咲いていたが、暗がりでもあり、残念ながらまともな写真は撮れなかった。せっかく防虫スプレーしてそれでも顔や腕に十数ヶ所も蚊に刺されて撮ったのに。でも他にもいくつかの花を見ることができた。雨上がりの翌日で蚊もいつもより多かったのかもしれない。でもこの湿潤な気候は日本の宝である。ハナミョウガの葉も瑞々しい。帰ってからシャワーを浴びてさっぱりした。15時前には雨も降ってきた。

 見かけた花
 ハナミョウガ(実)、ヤマモモ(実)、ムラサキニガナ、ミツバ、ドクダミ、ヤブミョウガ 他

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