宮路山 初日の出 去年は遠見山(記録)で初日の出を拝みました。今年はもう少し標高のある宮路山からの初日の出を期待して出かけました。宮路山から初日の出を拝むことができるかどうか、天気の不安と視界の不安を抱いていました。
【山 名】宮路山(みやじさん)(宮道山・宮地山)西峰 361m・東峰 【山 域】宝飯(ほい)山地(東三河) 三河湾国定公園 【水 系】音羽川水系、御津川水系 【所在地】愛知県豊川市赤坂町宮路・御津町(みとちょう)金野(かねの)藤久保(ふじくぼ) 【山行日】2009年1月1日(木曜日・元旦) 【行 程】第2駐車場から 自宅 ==== 第2駐車場 --(ドウダン展望コース)-- 宮路山西峰 ---- 宮路山東峰 ---- 宮路山西峰 -- 6:13 6:26-6:27 6:44-7:10 -7:16 -7:27 --(ドウダントンネルコース)-- 第2駐車場 ==(5.3km)== 自宅 7:52-7:54 8:06 【所要時間】1時間25分 【標高差】約135m 【人数】1人(単独) 【天 候】快晴 1℃(自宅出発時)、0℃(登山開始時)、2℃(帰宅時) 1月1日7時蒲郡の気象庁データ:気温1.8℃、風向:北北西、風速1.8m/s 【地形図】1:25,000 御油(ごゆ) (所持せず) 【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、眼鏡、ウェストバッグ、 紺色デイパック、TARAS BOULBA ズボン(ポリエステル60%、綿35%、ポリウレタン5%)、 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、綿100%トランクス(中国製)、綿100%水色半袖Tシャツ(MADE IN AUSTRALIA)、 アクリル70% 毛25% カシミヤ5%長袖チェックシャツ(日本製)、 TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース、 綿100%中国製黒色ウィンドブレーカー、緑色軍手(登りのみ着用)、 デジタルカメラ:KONICAMINOLTA αSweet DIGITAL(登り途中から首に下げて歩く)、 MINOLTA DiMAGE7(東峰から首に下げて歩く)、 【所持飲料】AQUARIUS ZERO 500ml(飲まず)宮路山から初日の出が見られるかどうかも知らないのですが、去年と同じ場所ではつまらないと思い、出かけてみることにしました。前日までの天気予報は変化し、晴予報だったり曇予報だったり。大晦日の朝刊では曇。これは期待できないかとも思いましたが、その後のテレビの天気予報では、太平洋側は晴の予報。最終的には朝、起きてから空を見るしかないか、と思って、0時過ぎに就寝しました。目覚まし代わりのテレビが5時半につき、お笑い番組らしき音声が聞こえますが、鬱陶しくてなかなか起きられません。こんな時間に起きるのは久々で、それに睡眠不足で目覚めがよくありません。それでもうるさいので起きて、チャンネルをかえます。するとNHK総合では、「日本の名峰」で羅臼岳を放映していました。これで少しは出かけようという気になります。窓外はまだほとんど真っ暗ですが、空を見るとちゃんと星も出ていました。出かけない理由はありません。
目を覚ますために、敷島製パン「静岡茶クリーム」という菓子パンをかじります。フリースとアウターを着込んで出発します。宮路山へ向かう道路の入口付近では早くも歩いて登っている人がいます。その後も車道沿いに歩いている人をちらほら見かけます。ひょっとして他に誰もいないのではないか、樹木が邪魔して初日の出は見られないのではないか、という不安は早くも消えました。
ところで、初日の出を拝めるのは、「宮路山聖跡」の碑のある西峰か、それとも宮道天神社奥之院があり富士山も見える東峰か。太陽は東から昇るから東峰だろうかとも思いますが、去年の経験から初日の出が昇るのは弓張山脈の上からです。それが見えるのはたぶん西峰でしょう。
第1駐車場は満車です。路肩に駐車している車もあります。第2駐車場に行ってみます。そこにも駐車車両はありましたが、まだ余裕がありました。ヘッドランプも一応用意していましたが、去年の遠見山でも使用する必要性を感じませんでした。今回は暗い道もあるだろうからと用意だけはしていましたが、足元に注意すれば使用しなくても何とか歩けます。ただ軍手をして歩き出します。
ドウダン展望コースを登ります。振り返り岡崎方面を見ると、高速道路でしょうか、明かりが点いて明るく見えます。山頂(西峰)に着くと、すでに多くの人で賑わっていました。この数は去年の遠見山と比べても劣らないかもしれません。若い人も多くいます。どこかの学生でしょうか、お揃いのジャージを着ている人たちもいます。
三河湾を隔てて初日の出前の南側の雲を見る遠見山ほど広くはないので、あまりいい位置取りはできませんが、去年の経験からどのあたりから昇るのかはわかっています。あまり左に寄り過ぎると樹木で見えないので、そこそこ見えそうな場所に立って待ちます。日の出時刻は、名古屋標準で、7:01です。
そしていきなり誰かの声で昇ったのがわかりました。あまりに突然でした。そして去年よりは弓張山脈のスカイライン上で左寄りから出ました。これは宮路山が遠見山よりも日の出位置基準で左寄りに位置しているからでしょう。そしてみるみる昇っていきます。去年は雲があって、その輪郭が光ったりして、本当の太陽が昇るまで、じれったいぐらい待たされましたが、今年は雲一つないようで、前触れも何もありませんでした。
弓張山脈からの初日の出
初日の出ズーム
初日の出を受けて
空の色光った瞬間にまばらに拍手がありましたが、みんなそれよりケータイなどで写真を撮るのに一生懸命です。私もカメラを構えています。そして昇りきると、多くの人はすぐに去っていきました。私はしばらくして、東峰に向かいます。そこには、宮道天神社奥之院があり、初詣ができます。賽銭箱は見当たりませんが、扉の窓から中へ100円を投げ入れます。他にも100円玉が見えました。そして東峰には富士山もちゃんと顔を出していました。
賑わう山頂
本宮山(左)と富士山(右)西峰に戻り、朝日に照らされた豊橋平野の写真も撮っておきます。そして霜の降りた草などの写真も撮ります。下りは、ドウダントンネルコースをとります。下部は小さな水流沿いに下ります。気温は0℃ほどで、そこそこ低いのですが、昼間はまだ暖かい日が続いていたためか、凍っている箇所は少ししかありませんでした。
駐車場に戻る車道脇の林では、リスが木登りをしていました。
見かけた動物
スズメ、リス見かけた植物
シシガシラ、ベニシダ、ウラジロ、フユイチゴ、ススキ、ヤマノイモ、コアブラツツジ、イロハモミジ、オオモミジ、テイカカズラ、アオキ、アセビ、シキミ、イヌツゲ、モチツツジ、コアジサイ、ムベ、ヤブコウジ、ヒノキ、スギ
←意見・感想等もこちらからどうぞ!【宮路山が紹介されている主な書籍等】 『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行 名電赤坂駅からのコースが紹介されています。 『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷 五井山とセットで紹介されています。 『三遠信の山歩き 三河・遠州・南信州の55コース』(風媒社)1998年7月5日第1刷 宮路山脈(宮路山・五井山・御堂山・砥神山)縦走として紹介されています。 『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行 五井山・御堂山・砥神山とセットで紹介されています。 『愛知県三河国宝飯郡地誌略』明治16年1月 晩秋紅葉時に賑わうことが書かれています。 『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行 五井山の項で紹介されていて、コアブラツツジも紹介されています。
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