宮路山 コアブラツツジ紅葉

 コアブラツツジの紅葉で音羽町商工会主催の第16回もみじまつりが開催される中、NPO法人東三河自然観察会主催の自然観察会に参加しました。
【山 名】宮路山(みやじさん)(宮道山・宮地山)西峰 361m
【山 域】東三河 三河湾国定公園
【所在地】愛知県宝飯(ほい)郡音羽町・御津(みと)町
【山行日】2006年11月26日(日曜日)
【行 程】宮道天神社里の宮から
  自宅 ==== 宮道天神社里の宮奥登山口 ---- 展望の丘(ここから自然観察会参加) --(ドウダン展望コース)-- 
  8:38                         8:44
  -- 宮路山西峰 --(ドウダントンネルコース)-- 町道宮路線宮路山第一駐車場(もみじまつり)-- 
      11:06-
【標高差】約280m
【天 候】晴のち曇一時小雨 11℃(自宅出発時)
 11月26日11時蒲郡の気象庁データ:気温15.2℃、風向:西南西、風速1m/s
【地形図】1:25,000 御油(ごゆ)(持参せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、薄手ショートソックス、デイパック、眼鏡、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、綿100%Tシャツ(Fabric Made In USA、Assembled In Honduras)、
 綿100%長袖シャツ(中国製)、ウェストバッグ、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(途中まで首に下げて歩く)、
         KONICAMINOLTA αSweet DIGITAL(途中から首に下げて歩く)
 この日は町道にある登山口の第一駐車場がもみじまつり会場になり、混雑が予想されるので宮道天神社里の宮の奥に駐車して登って行くことにしました。朝、目が覚めると外は曇り空。目覚めが悪いのは、気圧が低いせいか、暗さのせいか。天気が悪いなんて気にもしていなかったので、慌てて朝刊を見ると、9時以降5mm未満の雨予想になっていました。雨の中、登ることになる可能性が高そうだ、と頭をよぎったのですが、混雑は変わらないと思い、雨でも麓から登ろうと決断する。

 出発する頃はなぜか晴。これなら雨も降らない雰囲気。登山口に着くと他に車は1台のみ。さすがに上が混むからここから登ろうと思う人はあまりいないようだ。集合場所までは30分前後と予想。慌てる必要はない。でも花も咲いていないので、のんびり歩く理由もない。途中から踏み跡が左右にあるのを何箇所か確認できたのが収穫と言える程度。いつかそれらの踏み跡に踏み込んでみたい。

 集合場所の展望の丘には余裕をもって到着。一般参加者が少ないのは、集合場所のわかりにくさもあるのかもしれないが、悪天予報のせいが大きいのだろう。ヤマハゼの紅葉が綺麗。しばらく待ってから出発。まずは林道からコアブラツツジの群落を遠望。右側斜面は純林のようになっているが、これは、他の木を伐ったり、コアブラツツジを追加で植えたりしたのだそうで、左側斜面のまばらにある姿が自然の姿に近いのだそうだ。



展望の丘付近の林道からコアブラツツジ群落を遠望

 林道を戻るときには、ハナノキ、ヌルデ、オオバヤシャブシなどを見る。ノコンギクの説明もあった。第一駐車場方面へ進むと、分岐から先はかなり混雑してくる。たぶん1年で一番混む日なのでしょう。大きなカメラを持った人が少ないのは、はやり天気が悪いせいでしょうか。朝は晴れていて綺麗だったなどという話も聞いた。

 ドウダン展望コースに入ると、いきなりコアブラツツジの紅葉でまぶしいほど。展望台からの紅葉の展望を十分楽しむ。そして山頂へ。ここも当然のように混雑している。曇天とはいえ、渥美半島の先端付近まで見える。



賑わうドウダン展望コース

 下りは、ドウダントンネルコース。下の分岐付近のオオモミジは黄色く、イロハカエデは紅い。

 第一駐車場で無料の甘酒をいただき、車に乗せてもらい下山。

 見かけた植物
 ユキヤナギ(花)メリケンカルカヤ、ヤブコウジ(実)、コアブラツツジ(黄紅葉)、ヒノキ、ヤマハゼ(紅葉)、ヌルデ(紅葉)オオバヤシャブシ、オオモミジ(黄葉)、イロハカエデ(紅葉)、ハナノキ(黄葉)、モチツツジ(花)


【宮路山が紹介されている主な書籍等】

『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行
  名電赤坂駅からのコースが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  五井山とセットで紹介されています。

『三遠信の山歩き 三河・遠州・南信州の55コース(風媒社)1998年7月5日第1刷
  宮路山脈(宮路山・五井山・御堂山・砥神山)縦走として紹介されています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  五井山・御堂山・砥神山とセットで紹介されています。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  宮地山の紅葉を記した更級日記の一節が紹介されています。

『愛知県三河国宝飯郡地誌略』明治16年1月
  晩秋紅葉時に賑わうことが書かれています。

『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行
  ハイキングコース、山岳、植物群落の項で紹介されています。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  五井山の項で紹介されていて、コアブラツツジも紹介されています。

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