ナガハシスミレ(テングスミレ) 長嘴菫(天狗菫)
Viola rostrata Pursh
スミレ科 スミレ属 タチツボスミレ類
 





左に写っている葉はミヤマカタバミ




 葉は長さ2〜5cmで先の尖った心形で濃い緑色。光沢があります。ただ、テリハタチツボスミレとの雑種でテリハナガハシスミレというものもあるようです。また、オオタチツボスミレとナガハシスミレとの交配種はイワフネタチツボスミレと呼ぶようです。越冬した根生葉は黒みを帯びるということで、写真の葉も根生葉だろうと思います。


花・葉 野坂山地 野坂岳 2009.5.2

 『日本のスミレ』(山と溪谷社)によると、北米大陸北東部と日本とに隔離分布し、日本では、北海道南部〜鳥取県までの主に日本海側に分布、太平洋側にもところどころ飛んで分布する、とあります。四国にも分布しています。写真の野坂岳は、敦賀湾が見渡せる日本海にほど近い山です。

 『日本のスミレ』(山と溪谷社)によると、花はタチツボスミレに比べ、色が濃く赤みの強いものが典型だが、淡紫色のものもある、とあります。写真の個体は後者のもののようです。ちなみに、『日本の野生植物 草本』II(平凡社)では、花は淡紫色となっています。

 また、距は単に長いだけでなく、さまざまな方向に曲がっているものが多い、という記述がありますが、写真の個体はほとんど真っ直ぐ延びている感じです。花弁の開き方は正面から押しつぶされたような感じに展開する、という記述に対しては、その通りのようです。『日本の野生植物 草本』II(平凡社)でも、「平たくつぶされたような形に咲く」とあります。

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