長峰山・光城山 展望の山と歴史の山

 八剣山と北ドブ湿原へ行った翌日、天気もそれほど良くないため、帰るだけのつもりで休憩しながら車の運転をしていて、でも曇で雨は降っていなかったので、どこか寄れるところはないかと、車に積んでおいた『分県登山ガイド15 長野県の山』(山と溪谷社)を見て、長峰山・光城山を見つけました。
【山 名】長峰山(ながみねやま) 933m
      二等三角点 点名:光(ひかる) 933.32m 所在地:長野県安曇野市大字中川手6805−91
      昭和35年5月11日選点 昭和61年8月25日改埋
     光城山(城山)(ひかるじょうやま) 913m
      三等三角点 点名:城山 911.67m
【山 域】中信
【水 系】信濃川支流犀川水系
【所在地】長野県安曇野市明科中川手・明科光(長峰山)、安曇野市豊科田沢・豊科光(光城山)
【山行日】2008年7月28日(月曜日)
【行  程】2山とも山頂付近に駐車してわずかな歩行
  メルパルク長野 ==(R19他、60.0km)== でいだらぼっち池 ==(3.1km)== 長峰山駐車場 ---- 長峰山 --
           8:19                         10:03-10:10                10:20-10:21      10:24-
  -- 長峰山駐車場 ==(2.5km)== 光城山入口 ---- 小ピーク ---- 光城山 ---- 光城山入口 == 
     10:56-10:59             11:05-11:07       11:10        11:18-      11:36-11:39
  ==(県57・R143・県63・R20)== 道の駅小坂田公園 ==(R153・広域農道・R151)== 道の駅信濃路下条 == 
                              12:37 - 13:12                               15:35 - 15:47
  ==(R151)==(新野峠)==(R151・県21)== 豊川(自宅出発からの合計走行距離:737.3km)
              16:25                  18:26
【所要時間】35分(長峰山)、29分(光城山)
【標高差】約30m(光城山)
【人数】1人(単独)
【天  候】曇
     18℃(でいだらぼっち池、長峰山歩行開始前)、19℃(光城山歩行開始前)、
     19.1℃(光城山)、21℃(道の駅小坂田公園)、22℃(道の駅信濃路下条)、24℃(帰宅時)
    7月28日11時松本の気象庁データ:気温21.3℃、湿度84%、天気:曇、風速1.5m/s、風向:南東、視程:49.5km
【地形図】1:25,000 豊科(所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、薄手ショートソックス、眼鏡、
 綿98%ポリウレタン2%中国製ジーンズパンツ、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、綿100%トランクス(日本製)、
 ウェストバッグ(光城山のみ)、LACOSTE綿85%麻15%半袖ポロシャツ(日本製)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)、KONICAMINOLTA αSweet DIGITAL(光城山のみ首に下げて歩く)
【所持飲料】なし
◆長野市から◆
 メルパルク長野で朝食バイキングを食べてからチェックアウト。今日の予定は帰宅以外、特にない状態です。前夜、『信州 花の湿原を歩く』(信濃毎日新聞社)を見て、どこか寄れそうな湿原はないか、と検討したのですが、近くで簡単に行けそうな場所は見つかりませんでした。天気もあまり良くなさそうだし、のんびりと下道で帰るか、と考えていました。

 そして、国道19号線を南下していきます。道の駅で休憩しながらの運転です。運転中に見かける道標ではたまに観光地の案内もありますが、なんとなく通り過ぎてしまいます。確か何とか渓谷とかいう名前を見たりしますが、国道からかなりありそうだし、曇天の中、暗そうな渓谷に行くのもあまり気が進みません。それでも、そういう道標を見かけると、どこかに寄りたくもなってきます。

 途中の道の駅で道路地図を開きます。カーナビがあっても道路地図はこんなときにはまだカーナビよりも見やすく便利だと思います。しかしそれでも寄りたくなるようなところは見つかりません。こんなこともあろうかと一応持参してきた『分県登山ガイド15 長野県の山』(山と溪谷社)を見ると、明科・豊科あたりの国道19号沿いに長峰山・光城山が載っていました。そして、そのページを開くと、2山とも道路で山頂付近まで行けそうです。これはいい。立寄るには絶好の山です。ただ、前日の豪雨の影響がどれだけあるのか、それが心配です。崖下を通るような山道なら落石や崖崩れの可能性もあり引き返すことになるでしょう。まあ、だめならあきらめるだけ。ほとんど帰路にあたるので、ロスも少なそうです。

◆長峰山◆
 そして、国道をそれて、わずかに進み、右折して山に上がる道路に入ります。雨後で若干、枝などが落ちていますが、走行するにはほとんど問題ありません。他に先行する車も見かけました。

 途中で池が目に入りました。ちょっと寄ってみます。帰ってから調べてみると、「でいだらぼっち池」というようです。



でいだらぼっち池

 さらに車で進むと、長峰山への分岐がありました。そこを左折し、登っていくと山頂下の駐車場に着きました。車も何台かとまっています。そしてジーンズのまま、空身でカメラだけ持って登っていきます。

 すると、山頂には展望塔の他、前方はモニュメントと、その前に広がる広大な展望がありました。とても気持ちのいいピークです。ここに来て大正解です。北アルプスも目の前です。雲がまとわりついていますが、そこそこ見えます。その展望場所まで行く前に、三角点を見つけました。まわりに石が配置されています。標高は933.32mで、長野県なのに1,000mにも満たない山なのですが、展望は紛れもない一級品です。



長峰山の「光(ひかる)」二等三角点

 そしてモニュメントのある展望場所へ。家族連れやアベックもいます。地元では有名で人気のある場所なのでしょう。今日は雨上がりの月曜ですが、天気のいい休日ならもっと人が多いのでしょう。



まるで地球が天から吊り下げられているよう



長峰山からの眺望



長峰山から安曇野と常念山脈を見る

 さらに素晴らしいのは展望だけではありません。目の前の斜面には花が咲き乱れています。特にユウスゲが目立ちます。遊歩道ほど立派に整備されていませんが、踏み跡はあります。ただ、雨露がジーンズの裾やウォーキングシューズを濡らします。花の写真をたくさん撮りながら歩き回ります。斜面の下にはパラグライダーが飛び立つ場所もあります。



こんなところから飛び立ったら気持ち良さそう

 山頂に戻り、展望塔に上がると、反対側にもガスの合間に山並みが見えます。大満足して車に戻ります。もう光城山はパスしてもいいのですが、道路が延びていますので、一応向かいます。



モニュメント



展望塔



展望塔からの眺望



展望塔からの安曇野

◆光城山◆
 少し先には「天平の森」という施設があり、温泉まであるようですが、素通りします。そして光城山への分岐があります。「城山山頂 徒歩5分」の表示があります。車でも入っていけそうですが、狭いし、脇に駐車スペースがあるので、ここに駐車し歩くことにします。



ここから歩いた

 舗装された道を進むと、その道は大きく右へヘアピンカーブします。その先が車道の終点のようです。正面にも道が続いています。光城山はどちらでしょうか。カーナビでは正面の方に名前がありましたが、そこまで信用していいのかわかりません。右に行く方に、「光城山登山口」への表示があります。踏み跡は登っているので、まずはこちらに行ってみます。すると途中で、また分岐があり、「光城山登山口」は左下を指しています。どうやら「登山口」とは、山麓の登山口を指しているようです。でも先にピークがあるようなので、とりあえずそちらに向かいます。小ピークには小屋がありましたが、どうも光城山ではないようです。



小ピーク方面にはこんな分岐が

 引き返し、正面に延びる道の方へ進みます。しばらく行くとピークらしきものが見えました。そこに上がると、神社があり、「光城址」の表示や、三角点もありました。最高地点は神社の裏側のようで、三角点よりも1〜1.5mほど高そうです。三角点の標高は、911.67mなので、光城山の高さは913mぐらいになるかと思います。長峰山よりは20mほど低くなります。



途中、樹間から常念方面を見る



光城山への道



山頂の神社が見えた



古峯神社を見上げる



「古峰神社」



古峯神社



「城山」三等三角点

 山頂付近は、山城があった場所らしく、いくつかの平坦地があります。光城は、名前を聞いたことがあります。『武田信玄』(文春文庫)などで見かけたのでしょう。武田氏の侵攻に対して、1553年に落城したとのことです。古峯神社はノロシ台のあったこの場所に火の守り神として建てられたそうです。展望は、長峰山ほどではありませんが、樹間から常念岳などが見えます。そして安曇野も見渡せます。



安曇野と北アルプス



安曇野

◆帰路◆
 車に戻り、南へ下っていきます。木が脇の斜面から倒れこんでいる場所がありましたが、車でくぐれました。R19をそのまま走るのはつまらないし、松本市、塩尻市の中心部をできるだけ避けようと県道を左折し、国道143号方面へ行き、松本市街へ。正午頃、信州大学付近のコスモ石油でガソリン補給し、塩尻の道の駅小坂田公園へ。ここのレストラン「茜里」で昼食とします。\1,000のセットで、天丼、ざるそばに蕎麦湯と冷奴もついていました。

 国道153号に入り、伊那では広域農道を通ります。途中のセブンイレブン駒ヶ根塩木店では、ダイドーD-1ステージゼロ(\120)という糖類0gをうたう缶コーヒーと、スウィーチャ(\147)という蜂蜜入り緑茶を見かけたので購入します(14:24)。残念ながら缶コーヒーの味は、今ひとつでした。

 飯田からは国道151号を選択します。道の駅信濃路下条に寄り、あとは休憩なしで、新野峠でようやく長野県から愛知県に入り、帰宅しました。

 見かけた動物
 ツバメ

 見かけた植物
 ユウスゲ、カセンソウ、ノアザミ、コバギボウシ、マツムシソウ、キンミズヒキ、ウツボグサ、コマツナギ、クサギ、オカトラノオ?、アカツメクサ、


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【長峰山・光城山が紹介されている書籍】

『分県登山ガイド15 長野県の山』(山と溪谷社)1998年11月30日第2刷
  長峰山と光城山が2ページにわたって紹介されていて、4枚のカラー写真もあります。
  楽天ブックス『長野県の山改訂第3版分県登山ガイド』

『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース(章文館)平成18年8月20日初版発行
  長峰山が2ページ、光城山が1ページ、これらとは別に2山の縦走地図が1ページに紹介されています。
  amazon.co.jp『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース』
  楽天ブックス『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース』

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  光城山が載っていて、塔原氏の砦が築かれていた、との記述があります。


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