山中ではなく、道端などに生えているのを見ます。花穂が湾曲し、花が片側についている様子から、「薙刀」の名がついています。2枚目の写真では、その反り方が、まるで毛虫のようにも見えます。 ナギナタコウジュ Elsholtzia ciliata (Thunb.) Hyl. シソ科 オドリコソウ亜科 ナギナタコウジュ属
花 東濃 屏風山 2010.10.11
1年草。葉は対生で鋸歯があります。花冠の外面には毛が多く生えています。
シロバナナギナタコウジュというナギナタコウジュの品種もあります。写真の個体は、白っぽいものから多少色がついているものまでありますが、完全に白というように見えるものはありませんでした。また、濃い赤紫色の花をつけるものを、ニシキコウジュ(ニシキナギナタコウジュ)といい、長野県に産するそうです。
苞の背面には、毛がほとんど生えていませんが、フトボナギナタコウジュという種には、毛が生えています。
『日本の野生植物 草本』III(平凡社)によると、分布は、北海道〜九州、アジアの温帯一般、となっています。
写真を撮ったとき、近くには、ヒメジソなども咲いていました。
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